ふじけん目次

2019年9月30日 曇り空に晴れ間が少しは見える
ようやく、初秋の朝だ。例年より若干遅い気もするが心地よい朝。ゴミ出しして隣家の奥さんと立ち話。塗装工事は明日くらいで終わりのようだ。休み入れて1週間だ。YMさんに連絡を頼んだが、「いくつまで生きるつもり?」と聞かれた。あと10年というと「それなら金かけなくても、いんじゃない?」ともいわれた。余命は解らない。
水歩に行く。5年前は2時間やると2kg減だったが、今は1kgが精一杯だ。それだけ筋肉が付いたということだと思うが、まだまだ。
帰宅して、青虫30㎜を駆除。9月は26個体を駆除した。
明日、先生から連絡ないときは、こちらからしないといけない。

2019年9月29日 晴
青虫20㎜駆除。まだいた。日ノ出町にいった。3ヶ月ぶりだ。YMさんと往復の何気ない世間話が心地よい。禁煙したのでさらに快適だ。酒は週一だという。静岡に仲間といったときの紙のお土産をもらう。行きは横須賀への高速の延伸際を通り、帰りは横横で鎌倉への高速の現場をみた。車と縁のない身としては実感がないが、生きてるうちには便利になった高速で横浜や鎌倉に行きたい。
 
日々通る 何気ない道 ふと気づく 変化の兆し 空気ただよう
 百年の 計画実現 高速道 生きてるうちに 通りありしか
 いつまでも 思い出残る すみかなり 日々老いてゆく おのが命も
 ふと気づく 蝉の声なき 朝迎え 秋のおわりを 気づかざりけり
 何もない いつもの風景 通り道 延伸途中 何かが違う
 テキパキと 動き無駄ない 動線や 指示待ち人に 注意するなり
 ポケモンが 普通にありし 休日は 目新しさも 注目もなし

黙々と酒を飲み食事して、働く人の動きを見ていると動線の見事さが見える。
今日も横須賀は汐入・中央周辺にポケモンが現れたらしい。門外漢には甚だ解らない。

2019年9月28日 晴
青虫30㎜駆除。40㎤位の盆栽なのに、この4ヶ月で200匹近く駆除した。蜘蛛・蟷螂なども手伝ってくれているので実数は把握できていない。こまめに下に落ちた糞を調べて隅々の葉を触り調べるが抜け漏れがあるのだ。
ホームズで時計電池を買う。今まで東京行ったときに和光や地元のさいか屋で交換してもらっていたが、結構高いので、ネットで見たら400円+程度だった。まずは自分で交換した。売っていない型もあったのでそれは通販にする。純正とかいてあるので大丈夫とは思うが、本体に影響は与えないだろう。

2019年9月27日 晴
今日明日は水歩のすこやかんが休みで、午前中は自宅でのんびりした。ツクツクボウシが鳴いていた。近所では赤トンボが多数飛んでいた。もう秋だ。昼は暑くて半袖だが、冷房の効いたカフェは退散した。昨日TVでマンホールの蓋作りの職人に密着取材していた。
 マンホール ミリ単位の 丸い蓋 オスとメスとの 相性なり
万葉の講座で聞いた秋田・遠野周辺に伝わる供養絵額をネット検索して調べてみた。「家族の宴」など生前の様子を絵にして奉納したものらしい。多少豪勢な様になっているようだが、死後家族が奉納したものと生前に本人が奉納したものがあるようだが、実に精緻な細密画で江戸後期から大正初め頃まであったらしい。また秋田以外にはないようで、勉強になった。食卓が出てくるので拡大してみたが、粗くて細部まで確認できない。
 弔いの 見える形は それぞれで 理想の姿 心の有りよう
散髪にいった。いつものNさんが9㎜カットにしてくれた。ここは5席あるが番号は1番から6番で、4番が抜けている。縁起を担いでいるのだろう。帰宅したとき隣家の外装工事の職人に自宅の屋根の様子など聞いた。100万位かかりそうだという。さて、どうするか。

2019年9月26日 晴
昨日三十一文字のことを書いたが、決まり事はあっても、題詞・左注がないと言葉を解せない点は万葉の時代からあったようだ。今日、万葉集の講座をきいてつくづく納得した。研究者とはいえ正解ではなかろうが、納得させられるだけの論拠はある。
 
安積山 影さへ見ゆる 山の井の 浅き心を わが思はなくに (柿本人麻呂)
の解釈は学者ならではだと思った。この世界では新進気鋭だが、本人が公言するように「私皆さんお気付きのように、おしゃべりなんです。」「銀座のママには向かないけど、スナックのママにはなれる。」と言われていますという通り、質問する間を与える時間を惜しむように話をする。前説を入れ、途中10分の休憩後頭に再度の枕話をいれ2時間しゃべりっぱなしだ。まだ某大学の講師だが、いずれ教授になり、TVなどで話を聴く気がする。
 
青海とは 黒と白との 間なり 万葉の頃 色は異なり
 古き世も 古き人をも 置きざりし 今の世にては 若き人なり

食事をしていたら、TVで小1女子の不明事件を報じていた。無事山中で生き抜いていてほしい。

2019年9月25日 晴
青虫15㎜駆除。ツクツクボウシが鳴いていた。7月寒かった日が多かったことで、地上に出てくるのか遅れたのであろう。雌が見つかると良いが、今日は暑い。今月も70句を詠んでいるが、短歌と自分では称している。が、俳句と川柳のように、同じ5・7・5でも芸術性や季語など高尚な俳句と、戯れ歌のような川柳の違いが、短歌にはないようである。今、万葉集を詠んでいるが、男女の恋歌が多い。メールで交換日記をしているようだ。私のは川柳短歌のような感じで、体裁こそ5・7・5・7・7の31文字にしているが内容は掛詞とか深い意味を持たせていないので説明つきでないと分からないのが多い。と読み返していると感じる。それでも数だけは100句/月を目標にしている。

2019年9月24日 晴
朝、青虫2匹(15㎜、10㎜)駆除、隣家の屋根外装工事が始まった。我家も西側の網戸がボロボロだ。そろそろ考えないとだめかもしれない。隣は屋根が傷んだ箇所があり必然だろうが、足場を組まないとできない作業になる。100万単位の金がかかるだろうな。

哲学のNさんから問い合わせ。10月からの話と、学習センターの利用方法だ。別に主催している会で利用したいとのこと。

2019年9月23日 晴、雨、晴れ
最近、台風の影響もあるが強風が吹く。特に早朝起きたときに感じる。青虫20㎜4匹、5㎜2匹の6匹駆除。強風で下にシート引けないので必死に探すしかない。5㎜は葉脈のようで見付けにくいがまだいる気がする。8月よりいるということは気候か?調査してみる必要がある。
水歩している間に強い雨が降るのを見ながら考えた。
 
あと少し 焦る気持ちが 無理させる 時にあばれる 遊び楽しや
 限界は みずから決める 焦りなり 犠牲覚悟の 臨界探し

杖をつかないで歩く練習をしているが、ショルダーバッグが重いとき・疲れたときは弱い。この臨界点を見つけ突破しないとダラダラしそうな気がしてきた。年に2回は無茶して予想以上に動くことができている。ー6度から瞬間0度になり、ようやく90度まできた。先生は120度までいった人がいるといっていたので、そこまではいきたい。
 
吾亦紅 かすみ草との 相性で 互いに目立ち 主役なりける
仏花に、菊やカーネーションばかりではと思い、久しぶりにかすみ草とワレモコウを挿した。

2019年9月22日 曇り
弟が泊まっていった。私が朝方人間になり、現役の弟とは活動時間が異なる。さして深く話すこともなく何となく過ごした。午後から雨になりそうなので早めに帰った。暫くPCなどイジっていたが、午後中央へ。バスの運転手が女性で、隣にベテランが付いていた。この10年で2人目だ。もっと多くても良さそうだが、タクシーも女性をあまり見かけない。
途中でYAさんと立ち話。以前は良く飲んだが今は疎遠になっている。魅力的で快活な女性で飲んでいて楽しい。1週間前にも偶然会った。近所でも偶然会うことが重なるのは珍しい。

『カメラを止めるな』がアメリカでも好評を博して、批評家が絶賛しているという。うれしいニュースだ。

2019年9月21日 晴
今日も朝刊とるとき、青虫20㎜を駆除。8月の駆除数と並んだ。先月までは蜘蛛・蟷螂もいたので見えないところで駆除されていたかもしれない。多分最後かもしれない。今日から3連休のお彼岸。暑さもこれで終わり、20度前後のつかの間の過ごしやすい秋がやってくる。
弟がお彼岸で墓参りに来て飲んだ。近所の亡くなった人の情報などを伝えた。共通の人に関する話は暗い。杖を使わずに歩いて転けた。多少は酒は入っていた。無理していけないが、這い這いからヨチヨチでも自力で歩きたい。顔・膝・肘にあざを作ったので隠しようがない。
 
秋風の 聞こえぬ地面に 青虫を 埋めてやりぬる おそらく最後か
 飲んだくれ 倒れてもなお 付きそうは 身内以外に 二人なりしか
 甥っ子に 後見人を 頼むとき 最後の自覚 残る時なり

いつ、認知症になり徘徊するかわからない。両親の血から判断しているが、案外近いかもしれない。この日記が残せなくなるときが精神的な終焉で、それで終わりたいが、肉体的に残ると困る。身内に迷惑かけないように極楽浄土の迎えを期待したいが、結構ささやかなルール違反はしているので許されないかもしれない。

2019年9月20日 晴
青虫20㎜を駆除。今日は終日自宅で静養。一昨日次第に行き、自分の病気のことを纏めてみたいと考えた。何の役に立つか考えずに記録として残したい。私のケースは学会で結構話題になっていると想像しているが、個人名は出ていないだろう。手術後リハビリの準教授から「何故手術したのか?」と責められているように素朴な質問を受けた。「生活の質の向上」と「日常での動作の改善」が目標だと応えた記憶がある。今ようやく実現しかかっている段階で最後のトレーニングをしている。昨日は無理をして転びあざをつくった。ゴールが見えて喜びと焦りが無理をさせている。それを諫める自戒を含めて、つらつら項目を書き出している。

ラグビーで日本が勝った。4年前の南ア戦の感動が蘇る。この勢いであと2勝てば8強入りも夢じゃない。

2019年9月19日 晴
午前中少し片づけた。 午後Kに行く。一人のはずが、急な客の注文でドタバタしていたが、籐作品のプロの方の話を聞き、飲む手が止まった。皆、「藤」と思っていたが「籐」の竹冠で、日本原産ではないという、千年以上昔から輸入され作られてた。竹籠の細かい部分は籐だという。異口同音に「古希過ぎて新たな知識を得た。けど、なんの役に立つ・遅すぎた。」という思いが強い。それにしても輸入に頼り良い材料を利用して、日本文化の礎を築いたことに敬意を表したい。

2019年9月18日 小雨
小雨の中、1年振りの市大だ。金沢八景と繋がったシーサイドラインも初めて乗った。外を歩かないといけないのが、無くなった。行きも帰りも混雑していたのは、それも要因かも知れない。1年に一回を5年続けているが、本当に人が多いのは想像以上だ。余りに会計に人が行列していたので、トイレの後、駅にいき電車に乗ろうとして気が付いた。払っていないことに。気が付くだけよかったが、来年というわけにはいかない。どうなるんだろう。保険証も会計の時提示する方式に変更されていた。担当のI先生が教授に昇進していた。実績主義で当然だろう。私の場合は、ギネスこそ知らないが近いレベルだと思う。
 
年一度の 医師と患者の 逢瀬なり モノクロ写真 恥部の骨也
 特殊とは 私のことか 学会で 話題になるも 自立への一歩
 整形で 人工骨の 事例では 例外なりけり 私のケース

八景から快特に乗ったら中央まで来てしまったので、昼食兼ねて飲んだ。その帰りにA医院により、処方箋をもらった。雨は止んでいた。
 
遅くとも 帰り中央 立ち寄りて 年増のおなごと 会話楽しみ

2019年9月17日 晴、残暑厳しい
昨夜、近所の40代の男が亡くなったことを聞いた。親は見知っていたが子供は顔が一致していない。長男も親より早く亡くなり、悲し過ぎる。 親は私より少し若い。私の同級生も男は町内で2人だけ。4人は60前に旅立った。女性は6人いる。立ち話やバスで会えば話しができ、アイコンタクトできる。 それが元気の源になっている気がする。
 
すれ違う その時だけの 顔と目で 互いの元気 安堵喜び
 幼き日 遊んだ記憶 懐かしく 今はヤア!と アイコンタクト

水歩に行く。その後昼食兼ねてCにいったら、TVに柚希礼音が出ていた。昨年舞台を観たときは、無論女性役だったがどこかぎこちない気がした。 目の前の彼女はおちょぼ口の日本的な女性だった。日本では背が高いので役柄が難しい。男勝りな役どころには不向きなほどの美しい女性だ。 年齢を感じさせない程若いしTVでも大成してほしい。
 
歳重ね 見た目の若さ 憧れは おのれのよわい 忘れざりけり
朝はミンミンゼミ、昼はツクツクボウシを聞いた。『八日目の蝉』とは違うが、何故か彼岸を前にすると、もの悲しい。 彼らも最後の終活をしているのだ。
 
あきらめぬ 最後の呼吸 止まるまで ジタバタしつつ もがくも美学
今日抽選発表の観艦式は外れた。

2019年9月16日 雨
TVのやらせ問題が騒がしい。「クレイジージャーニー」をYouTubeで見た。該当番組かどうかは別にして、偶然友人にあったり、希少生物に遭遇したりする。怪しんでみているが楽しい。そんな感覚で視聴者も観ているのだろう。昔「川口探検隊」が前人未到の洞窟を進んでいく映像が流れると、カメラマンが先に入ってるじゃん。と笑いながら話題にしていた。今の時代はコンプライアンスが問われるので難しい映像企画の時代になった。刺激を求める視聴者を満足させないとTVマンが生き残れないんだろうな。一斉に競争を止めるなんて資本主義下では出来ない。
小雨になったので中央まで散歩。。

2019年9月15日 晴、残暑厳しい
青虫20㎜位を駆除。朝、隣の屋根補修の音で起きた。写真風景で掲載した家の屋根の棟包の一部が飛ばされ、笠木と共に修理している。大正時代頃から急速に普及した屋根材だが、軽量で安く地震に強い反面、断熱・強風・雨漏りなど弱点も指摘されてきた。今は改善・改良されているから、自宅改装時には考えたい。
 
夏おしむ 暑さ戻りし 谷戸の秋 蝉も最後の 恋人探し
 最後まで 諦められぬ 遺伝子を 伝えし相手 求めるお願い
 連休も 夏の疲れか 閑散と 街のにぎわい 何処へ去りし

2019年9月14日 曇り
昨日、隣の奥さんと立ち話。台風では近所に被害も結構あったそうだ。千葉ほどではないのでメディアに載らないが、古い家が多いのでさもありなん。
 
衣変え 彼岸まではと 思いつつ 下着一枚 半袖の下
 昨夜より タオルに変えて かけ布団 明け方近く 秋の兆しや

TVで巨人VS広島をやっていた。酒屋の隣客が「足短けえよ!」と叫んだ。巨人の選手が勝ち越しの外野フライ・タッチアップのホームアウトのスロー見て、確かにあと10cm長ければと思わずにいられない。
 
中酒では 5時過ぎれば 戦場や 阿吽の呼吸 野球に似たり
この喧騒の中で飲むのも楽しい。雑多な感じが生に会っているのかもしれない。

2019年9月13日 曇り
千葉では19万軒が停電中という。水歩をしながら、三度目を考えた。阪神淡路・東日本大震災と自然災害を経験したが、自分のことに置き換えなかった。固定電話・冷蔵庫・風呂・洗濯機・エアコン・PC以外にもTV・トイレなど通常生活が制限される。阪神淡路の時、会社帰りに「お父さんはお風呂に入れていいね。」と言われていた後輩がいた。横須賀は700か所の停電があったという。私の所は恵まれていたのだ。齢を重ね動きが鈍くなり災害時の対応を真剣に考えるときにきている。水道・ガスなどインフラは死活問題だ。
 
やさしさと 厳しき対応 なかばする 時代とともに 変わる生活
 現代は 匂い文化も タバコ並み 汗臭いのも 嫌われるかな
 いい香り 季節外れの 山梔子に 集まる天敵 長月異変
 秋風の 聞える季節 食すすみ 肥ゆることなく アート鑑賞

ザ・タワーのトイレで携帯片手に小用をしている若いビジネスマンをみて、目が点になった。

2019年9月12日 曇り
水歩は休み。青虫45㎜1匹、卵2個駆除。午前中は静養。YMさんに電話した。元気の確認だが、体調不良で入院したという。私と同じ病院の脳外科だ。禁酒・禁煙をようやくしている。歳をとるということは体に異変が出てくる。普通なら電話しないのに何故したのだろう。
 
友の声 無事のたよりと なつかしさ たった2か月 会話せぬかな
昨日水歩で、7月に見た小学生たちを再びみた。自分たちは中々気づ
きにくいが、泳ぎも上手くなり成長が判る。
 
夏過ぎて 大人びてみる 子供らも 見守る我は 衰え隠せず
 止まりしは 動く成長 理解する 同じ仲間は 互いにわからじ

相対性理論じゃないが、同じ歩調で歩いていたら分からない。
 
ベンチから 動く歩道の お互いは 理解しずらい 成長過程

2019年9月11日 晴
水歩に行ったが、どうにも疲れた。何故かは分からないが疲れて休みたいので、歌も途中で辞めた。

2019年9月10日 晴
「非常口はこちらでございます。! ピンポンピンポン」が鳴りやまない。午後1時のカフェだ。客は騒ぐでもなく逃げるでもなく、コーヒーを飲み、食事し、PC・スマホをしていた。横須賀で一番高いビルの1階のカフェ・13時だ。上階で何かあったら鳴るらしい。救急車・パトカーのサイレンと変わらないようだ。カフェは1階の入り口にあり何となく安心感はある。
 
気を付けた 注意の合図 いつまでも 無視した頃が 災害に会う
 店員は いつものことで 気にしない 説明もせず 猛暑なり

異常気象かもしれない。青虫が少ない。自然界の異変は小さいことが大きくなる。生鮮食品などボデーブローのように効いてくる。
 
重陽の 過ぎたる暑さ 虫達は とまどい迷い 姿みせぬか
 秋風を 彼方へ押しのけ 台風は 猛暑残して 記録残せし

TVでエンゼルスvsインディアンスをやっていたが、大谷が凡打したら切り替わっていた。
 
きぬかつぎ 名前の由来 聞き忘れ 衣をかつぐ とは何ぞやか
 ようやくに ひとりきりなる 居酒屋で 見ない相撲の 声が聞えし
 栃若の 時代なつかし 半世紀 取り組み知らぬ 若者スポーツ
 コバエども 酒にたかれし 邪魔者も 追い払えども 聞き入れはせじ
 ママネコは どこにいるのか 突き止めよ 楽しからずや 右往左往も 

209年9月9日 晴
台風一過、過ぎた後の始末が大変だった。これから北上するので同じ経験をする方々には自力という言葉しかない。朝9時頃に銀行に行き、帰りに水歩の予定にしていたが、開通している
はずのバスが来ない。確認しても埒が明かず、別路線のドライバーに乗り込んで聞いた。「今、滅茶苦茶で分からないんです。」、答えになってない。私の前に待っていた方は2時間も待っているという。別路線にのりJR迄行ったが、運行していない。そこで水歩の訓練と思い、逸見迄歩いた。結構歩行訓練になったと思い水歩を中止し、丁度運行がされたバスで中央まで行き、のんびりした。銀行を出たところで知り合いのAさんに会い昨夜の話をした。どうも今朝5時くらいに停電になったらしい。10時には復旧したようなので実害はないと思う。冷蔵庫の中身までは点検していない。電気がないとトイレも困る。阪神淡路大震災の時に形態を持つことにしたが、唯一の外部との連絡手段だ。スマホの考え時かもしれない。Win7サポート終了時に考えたい。
 
覚悟した 朝の混乱 に!しても 京急連絡 後手に回りし
 いつまでも 待つ人がいる 弱き人 バスも必死で 同じく辛い
 進む道 あなた任せの 気まぐれに 現代科学の 打つ手解説
 いつの日か 台風制御 意のままに 女ごころに まさる秋空

台風被害で、写真に掲載したが、生まれ育った家といっても100年経つ。今は空き家で住む人もいない家。その玄関の戸が内側に倒されていた。昔ながらの両引き戸の家だ。今日は重陽の節句。

2019年9月8日 晴、昼時に天気雨、その後晴れるも午後8時頃から降り始めた。
今日は、消防訓練の日だが、台風予想が早めに出ていたこともあり中止になった。結果は午前中は好天真夏日だった。かといって強行は出来ないのが行政のからんだ行事だ。朝刊を取りに起きたとき細やかだが道に朝顔が咲いている。毎年今時分で、掛け軸は菊に変わったのに忘れるなとでもいうように顔を向ける。
 朝顔に 道をふさがれ 脇歩く 地を這う質が 愛らしくもあり
 ポストまで 歩く間の 朝顔に 心表れ 一陣の風

昼に天気雨がパラついたが、終日真夏日で閉口した。早めに昼夜兼用で食事して帰宅した。
 常温の 日本酒旨し 呑み時は 時の流れで 酢が入りつつ
 台風が 来るとおもえば 身構える 人災ありて こころ惑わす

庭に一輪タマスダレが咲いていた。別名はレインリリー(雨ユリ)というが、このあとの台風を予感させる。

2019年9月7日 晴
青虫4個体駆除、40㎜3、10㎜1個体
幹の周りに白い紙を敷き、排泄物で個体がいることと場所を推定した。10㎜以下はフンも小さく見つけづらい。昆虫の写真風景に掲載した。メインは庭掃除で桜・クロガネモチの剪定だ。ついでに雑草も除いた。土曜は今唯一の休養日である。
Cに行く。時々経営者のお母さんがいる。従業員が緊張しているのが判る。お母さんがいるときだけのメニューもあるようだがしらない。隣席の客が帰るとすぐに片付ける支持を出す。みんな判っているのにと思いつつ、口に出さない。自分も管理者の時と置き換えて、反省したいが戻れないので、同情しかない。昨日は歯医者に行って定期的な歯石や歯槽膿漏のチェックをした。100%ではないが、自前の歯であることを、両親に感謝しないといけないと話した。

2019年9月6日 晴
昨日の続き。曇りとか予想していたが晴れた。
 
人頼み ボタン押さずに 降りそこね 気分むくまま 見知らぬ駅へ
トンボがいやに多い。一匹の♀をめぐって争う。もう秋も終わる。♂は判っているのだ。
 
熾烈なり 子孫残すは 本能で 雌を求めて 雄は戦いつ
Oで傾け、Kで酔った。
 店づくり 人造り前に 床造り 百年続く 構えするかな
 居酒屋に 何故に 人集うのか 店の看板 店主の会話

2019年9月5日 晴水歩に行く。帰りに女性たちが離れたところでTVを食いいるように見ていた。一緒に見るのを止めて大事件ならTVのある店に行けば良いとビルを出た。昨日から減量開始で500g/日を目標にしている。10日で5㎏。快食・快眠・快便だが、カロリーが重要だ。そんな訳で計算できる店に入ったら、TVでやっていたのが、写真日記の京急事故だ。店の客がどうしたら帰れるか店員に聞いていた。中央から京急では横浜まで帰れない。JR横須賀からが無難ではないかと伝えたが、どうなったのだろう。バスは混雑していなかった。
 
片道は 行くも帰りも ままならず 歩く姿は 震災以来
 今日TV 伝える画像 明らかに 赤い京急 倒れし姿
 半島の 命をつなぐ 生活道 小さな事故で 物が止まりし
 韓半島 規模は違えど 民衆の 生活基盤 政治は無縁
 移動する 古きは歩き 今クルマ トラブル対策 自衛なりしか
 猪牙船は 古き江戸より 田浦でも 浦を巡りて 海の街道

019年9月4日 晴のち曇りそして小雨
今朝、青虫40㎜を1個体駆除、江戸小文字のあと水歩でみっちり2時間10分汗を掻いた。流石に疲れた。ショルダーがあると多少振られ杖が無いと不安だ。江戸古文字は今までかな文字と漢字にルビが振ってある庶民向けの文書だ。それでも読めないし、前後で判断して読んでいたが、漢字だけ、しかも草書、しかも、レ点など返り点がない。昔古典の授業でやったときにすら返り点があり現代漢字だから読めたし、「漢字」そのものが読めないことはなかった。講義の前に先生に聞いたら江戸前期の頃は、武士など教養のある位の人は苦も無く読んでいたようだ。300年で英語より難しくなっている。
Oでメニューに「ジャガイモとタコのアヒージャ風」は何か聞いたら、油で炒めたイタリア風料理といった。注文した人の料理を見たら冷製であった。「あったかくないんだ!」とは従業員の言葉だ。帰宅して調べたら、「アヒージヨ」とは「刻んだニンニク」をあらわすスペイン語で、日本的にはマリネ料理と思えば何となく理解できそうだ。マリネが解らない方もおられるが、グローバルな時代では時に生きにくいというか確認しながら生活しないといけない。今日は短歌なし。

2019年9月3日 晴のち夕方から強い雨
NYさんに8日暑気払い食事会の断りを入れた。年々行動範囲が狭くなる。東京と地元を天秤にかけてしまうと、地元になる。時には違う方との快話は不可欠だが、気持ちが乗らない遠出は。
横須賀中央のYデッキ横に大樹がある。メタセコイアという樹だ。
 若き日の 想いで深い 歴史の樹 見るたび胸に 熱さと苦さ
 君待や 大きな緑 樹下で ロックは彼方 ジャズが流れる

中学に入ったころのプレスリーが、すぐビートルズになった。希望と不安が交差した時代を感じる樹だ。中学の校舎横にあり、生物のM先生が熱く語っていたのを思い出す。
中央のシンボルだが、広場の演奏はジャズ・ポピュラーから沖縄音楽まで幅広い。太古の遺伝子を持つ。
 
大樹也 生い茂る大地 光風(ひかりかぜ) 隕石降りて 楽園なりしか
 移動する 手段覚えし 生命は 進化重ね 繁花極める

Cで早めに夕食、ドジョウを久しぶりに食す。鍋ではなく汁を初めて食べてみることにした。醤油から味噌味になる。
 
ドジョウ汁 初めて食す 楽しみと おっかなびっくり 味見したらん
私も人工股関節を入れて障害者扱いになった。第2種4級だ。果たして出られる競技があるのだろうか。
 パラリンと 騒ぎすぎてる TV局 本当の本音 語らず聞かず

久しぶりに大雨の中を傘さして家路に着く。結構歩けるようになったと実感した。

2019年9月2日 晴
朝、生ごみ出すときに、青虫20㎜を1個体駆除。子供は段々エスカレートする。最初アリから、蝉・カナブン・カエルに行く。昔読んだ星新一のショートショートの話を思い出した。題名もあらましも定かではないが、「子供が蝉を殺し、段々エスカレートして、カエル・猫・犬に行き、しばらくして結婚したというところで終わっていた。」ということで『ピンポンダッショ』を読んだ。さもありん。と思いつつ読後感を考えている。今の時代の自分の領分をわきまえた仕事に違いない。小説を書く人は怖い。何を考えているの解らない。彼女を見る目が変わる。猫の目の写真をMさんに渡す。
 
犯罪の 意識すらない アリ退治 徐々に対象 大きく残酷
 人命の 尊さ伝える 教育に カエルの解剖 役に立ちけり 

Cで初秋刀魚を食べた。刺身もいけたが、やはり焼きになる。今年は小ぶりで高いから余り良くないとは板さんの話だ。ニュースでも取り上げていた。猫の話だが、秋刀魚を加えて逃げる猫は都会にはもう絶滅したかもしれない。
 
初秋刀魚 秋風つげる 便りかな 刺身も旨いが 焼くのが目黒
猫の目の写真を手渡して、改めて印刷した猫をみていて感じた。
 
生きる目は 生きよと告げる 天の声 弱り衰え 迎え来るまで
 どこまでも 人に寄り添い 温もりを 与える姿 人の生きがい

2019年9月1日 晴
朝45㎜、夕方5時に15㎜の青虫を駆除した。2個体もいる。昨日で捕りつくしたと思うところが甘い。絶滅というのは余程の期間を置かないと宣言はできない。 青虫も11月になれば、その年の生まれは居なくなるが来年は5月にどこからか、葉の匂いに誘われて親がやってくる。駆除なんて本当に甘くない。
昨日今日は、中央でいーちゃイチャフェス(沖縄と横須賀をつなぐフェス、いーちゃ:酔っぱらい、イチャ:出会い)が開催され、名前の通り、沖縄一色といいたいとこだが、人通りは普段よりか増し程度だ。 そんなことを思いながら飲んでいたら、急に佐島を思い出した。もう10回以上はいっている。昼間だけで飲んでない。 天神島の入り口から食事ができるのは、U・K・Hの3件で、U・Hが結構有名店だった。2年半前にS先生にHPの内容で相談した時に、 二人きりで初めて食事した。場所の提案をした、Uは昔は行きましたが、「今は心が離れました。」と云われた時に、表現と気遣いにハッとさせられた。 嫌い・最近美味しくないとか思ったことがあったとしても言葉にしない。流石何十年も教授をされているだけあるなんて上から目線になるが、 生涯の座右の銘にして覚えておこうと思った、
 
先生に 伺いますと 言いし後 信用されたと 感じ入る心地
 言の葉は 生かすも殺すも 紙一重 その一言に 素養が滲み
 何故想う 我が師のことや まさかとは 思わなくとも 離れざるらん
 月変わり 菊になりしが 朝顔は 来年までの しばし別れや

ふと、自分の顎の無精髭に手があたり、おもわず詠んだ。
 
髭面に 煮ぬき卵や 泣く子供 母のやさしい 肌の温もり
帰りのバス停で、いやなオバサンを見てしまった。降りてNKさんとすれ違い挨拶して救われた。