ふじけん目次

2019年12月31日 快晴
布団干し・敷布洗濯を午前中。昼前に弟が来る。次男は運転だけで明日来るという。長男がお節を用意してくれた。弟が雑草刈りの間、中央に行く。プリンタインクを買う。ついでに干柿・水も。カフェで日記を手書き、今年最後の歌を詠む。どうも家ではアイデアが浮かばない。TPOで作業が違う。癖になっているのか解らないが物事を考えるときは自宅より雑踏の中の孤独を好む。
 
列島も 寒波吹雪の 国もある 季節外れの 陽気とまどい
 雨降らぬ 住めば都と 思いしが 伝えきれない 我が谷戸の暮れ
 大晦日 除夜のサイレン はばかるも 鳴るは小さく 賀詞は大きく
 人混みも 今がピークぞ 大晦日 カニエビ数の子 シャケ弁はなし
 幸せは ポケット一杯 あればいい 中身問わない 生きる糧なり
 雑草を 気にする甥も 追いにけり 気にする若さ 昔の己
 花見えぬ 庭の雑草 オアシスや 緑豊かに 森林浴か

 気にならぬ 気のおけない 兄弟も 琴線触れぬ 気遣いはある
二人で鍋をつつく。弟はノンアル、私は3ヶ月ぶりの酒。おっかなびっくりで進まない。チビチビと1合くらいで結構くる。まだ7時。紅白をラジオで聴きながらのんびりする。途中私はHPのアップをする。今年最後で「糠味噌が腐らないように手を入れた。」材料は五目寿司か八宝菜か。11時に弟がラーメン作ってくれたので、一口食した。兄弟で年越しそばはいいもんだ。その後初詣に行った。行きにYさんと会う。ようやく祭りの精算が晦日に終わったと聞き、労いと同時に安堵した。お参りは2番目、御神酒を頂き破魔矢を求めた。Y夫妻と新年の挨拶。食事の約束は今年こそ。Sさん一家とは道で会うのは4・5年続いき、「おめでとうございます。」「早いですね。」と声を掛けられる。
皆様良いお年をお迎えください。

2019年12月30日 曇りのち晴れ
少し湿っぽかったので、洗濯物は室内。布団は明日。片付けは佳境で台所をピカッ位にはした。トイレは明日。いよいよテーブルの山を取りかかる。ここが難題なのだ。片付けると明けてから必要な紙情報が思い出せない。いつものことでそれをクリアすると本当の正月明けになり普段が戻る。昨日も自宅にいたので、夕飯はIで寿司。近所のご夫婦が来られていた。年末は外食が多い。奥さんが大変だからだ。
紙情報と云えば、昨日今日と新聞が薄い。情報も少ない。特に昨日は日曜版が楽しみなのにない。記者が休むとその影響が紙面に現れるのか。時には読者も休めるので有り難い。あると強迫観念のように拾い読みしてしまう。
途中で疲れ大事をとり、休む。片付けは明日に延ばし、見た目だけきれいにする。予報では明日は20℃くらいになりそうなので、洗濯日和である。

2019年12月29日 晴れ
いつも年末3日間が私の大掃除だ。テーブルの上にモノが何もない状態にすること。普段は新聞読んだり、食事したり情報整理で書類や作品作りのモノが置いてある。それぞれを専用の部屋で作業するように考えて分けているのだが、どうしても集中してしまう。旧宅が作業部屋として機能しないのは外に出たがらないからだ。その割に外出は毎日する。日記も自宅で飽きると気分転換にカフェにいく。
先生の状況をKさんには伝えていたので、Sさん、Nさんに連絡する。Sさんには他の4人の方への連絡・説明をお願いした。他の方への連絡は明日以降。

横須賀の年末はここ20年晴れているのでパターンは変わらない。疲れたので日記の一部を入力する。今4時を知らせる音楽がなだれている。あと30分で布団を仕舞い明日も干す。

2019年12月28日 晴れ
日ノ出町へ。G1の時だけ行く。ホープフルステークスがG1になって初めて買う。いつもは有馬で馬券収めになる。駐車場・売り場ともに閑散としている。喧噪・雑然とした雰囲気からどこか殺気が消え失せた気がする。最後に勝負と意気込んでも迫力がない。祝勝会を約して自宅まで送ってもらう。片付けをしている時、弟から電話。予定が変更されて、大晦日に来て泊るという。
 
兄弟で 酌み交わすこと なかりけり 大人になりて 半世紀経る
二人きりで飲み話すことは多々あったが、自宅で二人きりで飲んだことはあるかと聞かれると、思い出さない。無い気がする。互いに齢を重ね終幕が見え隠れする頃に語り合うのも「また楽しからずや」
鍋でもと言ったが、電器鍋は廃棄した。土鍋を探してみるが、その前にとりあえず中央に行くので適当に買い出しだけはしておく。美味いモノは適わないし比べられないが二人で突ける材料くらいは用意した。自宅で鍋なんて会社にいた頃以来で記憶の彼方のことだ。整理・整頓に精を出す。

2019年12月27日 快晴
久しぶりに朝寝。といっても9時だが。ゴミを出さないのは楽だし、外に出ないのが良い。朝は起きていてものんびり食事をしたい。10mでも外歩きは他人の目を気にする。
 
いつまでも サイレン聞こゆ 年の瀬に 悲しみ漂う 明け方のカラス
部屋の整理。カメの歩みに、休憩はウサギより多い。であるから遅々として進まない。
年末は荒れる予報だ。一方、横須賀はいつもの顔を見せている。
 
快晴の 行く年早く 暮れにけり 雪降る町の たより届きぬ
 愛犬を 抱いて散歩の 谷戸の暮れ えりまき代り 相包相暖

仏壇の花を正月用にした。今年は松に金泥の雲龍柳を供えた。

2019年12月26日 曇り
部屋の片付け。鏡台の鏡をどうするか。姿見で残したいが、方法と場所に悩む。
 
捨てたいが 捨てられぬモノ 捨てるべき 捨てずに何時か 捨てぬ不便さ
 コキコキと 体の軋み 音立てる 住まいの埃 落とせる家に
 いつまでも 使うと思う そのうちに 先行き考え 処分すべきか
旧家は借地で地代半年分を収める。安いのでみんな負担に思わないので維持しているが払わない人もいるようだ。周辺含めどうするか。生きてる間になんとかしたい旨伝える。SMさんも同じ考えなんだが、権利者が連絡とれなくなっている。今年は自宅周辺の土地の境界をはっきりさせた。測量・登記で大変だったという。
 あたたかさ 笑いと涙 ある家に 思い出だけで 生きる道あり
 幼き日 夢見し泣いた 母の胸 ぬくもり今も 想い出すなり

バスのフリーパスを継続購入した。2ヶ月で元を取るほど乗る。電車より高いが半年乗り放題なので充分である。一区間は歩いたが健康にはマイナスに作用しているかな。
 
若い日は 乗らずに一駅 歩きしが 老いには勝てぬ バス乗りまくる
 谷戸の町 車乗り入れ 不便なり 子供世代は 歩くの苦手

本物とはなにか。本当とはなにか。ネットに飛び交う情報は真偽や出所が定かではないし、それほどの正確さを求めていない一過性の情報が多い。中にはその情報に踊らされる人がいる。自己責任で判断する事が肝要だ。一方その情報に迷惑を被る人も少なからずいる。今後増え続けることだろう。
 
ネット辞書 出典不明 信頼は 鑑にあらず 時代の鏡
 紙ネット 情報精査 自己責任 問題かかえ 今日も飛び交う
昔、広辞苑を引くのが当たり前の時代、応募して辞書引き「十段」の称号を授与された。今もその帯を巻いて鎮座している。今や手に取って引くより電子の恩恵に浴している。
 編んだ辞書 読んだ十段 半世紀 今役立つや 長期記憶が
 蘇る 脳が出番を 待っていた 手書きするなり 入力前に

今日から街は正月に衣替え。門松が企業の店先にお目見えしだした。写真風景に今年はリドレのそれを掲載する。やはり正月らしい落ち着きを感じる。X'masの華やかさとは違うに迎合せず廃れないで欲しい。BGMは半世紀前の歌は聴かない。正月が「A Happy New Year!」に取って代わったことと無縁ではない。

2019年12月25日 晴れ時々小雨
墓参りと掃除。落ち葉や土が墓地の背後に溜まる。歴代住職の墓が背後にあり、景観は良いが掃除は大変だ。こまめにすれば良いのだが・・・ 毎日掃除する方がおられる。その方は歴代住職の墓も掃除しお参りする。私にはとてもできない。
HMさんからメール。2時に支払いする。その後ホームズに行き、正月飾りを買う。
昨日はイブで燭火礼拝だったが、出先からの帰りが遅く疲れていたので参会しなかった。今日寺に詣でたので気持ちは落ち着く。毎年、キリスト教・禅宗・神道と1週間の内に反省と来る年の家内安全をお願いしている。去年もイブは参会できなかった。大過ない1年を過ごしているのは神仏のお陰と思う面と関係ないとも考える両面がある。といっても死ぬまで三兎を追うだろうと思っている。
日記を書いている時、先生からメールが届いた。心配していた内容で残念だが仕方ない。それでも話しは出来るし、伺いたい旨を伝えた。父が旅立った年齢になられているのだ。私の哲学の父だ。

弟から電話、正月に来られないという。家族の顔を見ない新年は20年ぶりだ。寂しいがこれからは毎年そうなる。今までが順調すぎたのだ。みんな成長し独立していく。「一人来てひとり帰るも定めなり」

2019年12月24日 晴れ
ベランダの作業確認と掃除。サンダル履かず靴下・素足でくつろげる。水拭き出来るようにしたい。メゾネットタイプは境界部分の管理が難しい。親しい親戚づきあいのような家族が意気投合して建てたのは良いが代替わりすると付き合いが希薄になり独立して空家になると更に維持が大変になる。5軒メゾネットに住人1人ではどうしようもない。住んでいない私以外は誰も台風被害も知らないだろう。雨漏りを確認しているのだろうか。
 永遠に つづくことなき 人の生 朽ちはてるのは 住まいが先か
 親の代 近所付き合い 戦友と 味噌の貸し借り 子の面倒まで
 付き合いは 義理人情に 米・味噌や 金の貸し借り 無きが肝心

午後、横浜に。銀行が近場にない。年に2・3回なので、横浜・銀座・渋谷のどこかに行く。ついでに東急ハンズに寄りトイレタンク内のゴム玉を探した。移転して近くなり便利になった反面、売り場が一新されトイレタリー商品が少なくなった。他メーカーで代用可能か確認してからにした。今2階は用のあと、手で水を流している。阪神大震災を思えば大した問題ではない。(と思う)
 
震災時 トイレ問題 騒がれた 喉元過ぎれば 話題にならず
 電器ガス 水のインフラ なかりせば 生活暗く 心も曇る
 飲み水は 買うこと出来るが 洗い物 衣服・体は 難儀なりしや
 年の瀬や X'masあり 正月と ノンイベント派 ひとり静かに
 カフェの奥 読書する人 マイペース 己がエリアを 守りたがり屋
 長時間 利用ことわる 喫茶店 無視して座る 厚化粧かな

年の瀬の伊勢佐木町に足を伸ばし、ドン・キホーテを覗く。横須賀のピカソと比べ品数が多い。値段は横須賀の方が若干安い気がする。”ゆたぽん”を買う。湯たんぽと併用して試しているが両足を入れると使い勝手が良くなりそうだ。と早速今日から両足ゆたぽんを試してみる。本格的な寒さへの備えだ。電車での帰り、うっかり乗り換え忘れ終点逗子まで行く。途中戻らず急ぐ旅じゃないのでこんな道草ができる。バスの逗子始発が遅れる要因が何となく理解できた。寒空に待つのは辛い。手が凍る。

2019年12月23日 曇りのち、徐々に晴れ
午前中、山の上ギャラリ-を初めて訪れた。小雀の山手にある。谷戸地形の山頂に近い浄水場の側だ。この浄水場から田浦まで直線的な水道道路が引かれている。
 水道路 命をつなぐ 一本道 はるか海軍 歴史のあゆみ
 蝶めでる 子年男を みる影は おのれ映せぬ 分身なりし

蝶を捕るネズミは私自身で、それを見つめる男も私だ。年男の最後かもしれない記念に買い物をした。この2点に私の生き様の一部が反映されている気がした。美術館の絵画に収蔵した。

ベランダの修復作業が終了した。HMさんの支払いをメールする。工賃が安いので気になるが、保険金額をそのまま手渡しするからだろう。

2019年12月22日 曇りのち雨
日ノ出町へ。いつもの駐車場が満車。一周回って3分ほどで空いた。皆目的は同じで30分かからずに、1回転する。有馬の日は人混みと雰囲気で年末を感じる。往復いつもの多事雑論が楽しい。相手を尊重して”争”はない。”ミラーの不思議”の話し。確認して掲載。歌だけは詠む。
帰宅して中央のカフェに。大滝町の自動車道路をカラスが悠然と歩いていた。車が遠慮しながら走る。TVで見るカルガモの絵に似ているので笑うしかない。明日からは陽が徐々に伸びる。
 
年一度 有馬の日だけ 馬券買う 宝くじより 話材つきせぬ
 乙女らも 今日は有馬ぞ 投資する 結果肴に 盛り上がる席
 鏡文字 左右対称 神代から 車社会の 七不思議なり
 ダビンチの 鏡文字には 今知識 ミラーは上か 左右どちらか
 冷雨中 はぐれ烏は 凜として 飛ぶことはせず 歩きけるなり
 冬至の日 右肩上がりに 陽はのびて やがて彼岸に 春のおとずれ

2019年12月21日 曇り
KMさんが年賀状印刷のお礼と行って高級フルーツくれた。毎年だ。カレンダーを頂くのでいらないと言っているが義理堅い。HMさん来て、ベランダ床を今日からかかるという。今年中に旧宅部分の修理は支払い終えたい旨を伝えた。職人を使っているし、年越さない方が良いと思っている。中央まで車で送ってもらう。
いつものカフェで読書。来年から読書日記を始める。有言実行を宣言しておく。今までは読後感をメモするだけ。記録として残す。Yギャラリーから電話。問い合わせていた作品が届いたのでメール添付にしてもらう。確認して想像より完成度高いので予約した。出来れば月曜日に行き、支払い済ませて置きたい。帰りのバスで宝くじ売り場に長蛇の列。今日で年末ジャンボ締切りなのだ。買わなかったが、明日「有馬記念」で、穴を狙いたい。X'masプレゼントになるか。これから検討する。

2019年12月20日 晴れ
午前中、今年最後の不燃ゴミ出す。KMさんに頼まれた年賀状印刷。写真を読ませカットを考え、3通りで選んで貰った。20枚で30分もかからない。電器屋だがデジタルに関心がない。メカには強いが、帳簿も手書きで税理士に全て任せているという。近所の良き先輩である。ここのペットの犬が番犬としては優秀だが何度行っても吠える。嫌いモード全開だからか。「これバカ犬だから」と店員が慰めてくれる。散歩の時は吠えないし、親しい人には愛想を振りまいているらしい。猫対策は犬を飼うと良いと言われるが外出が出来なくなる。
午後はカフェでくつろぐ。夕食は寿司やのIへ。「飲まなくて良く我慢できますね。」と今日も言われた。今年中は禁酒。年明けの元旦に喉を潤したい。減量が要因か。両肩が冷えると痛い。肩こりなんて無縁と思っていたが。風呂に肩までつかり寝る。
 
番犬も 散歩の時は おとなしい いつもの人に 尾ふり愛嬌
 古希古希と 肩こり痛く 筋肉の 腿につけたや ハム・ヒラメなり
 デジタル化 関心示さぬ 電器屋の ガラケーのみで 帳簿は手書き

2019年12月19日 雨
保険金が降り込まれた。思わぬ援助だ。保険契約書を読まないといけない。額はたいしたことないので調査に来ない。困ることはないが、対応しないといけないので時間がもったいない。水道代の件で確認の調査員に聞きたいことあると伝えていたが、来ずに帰った。請求書見たら低いので確認もない。拍子抜けだ。部屋の模様替え。常にこれが最後と考えて変えているが、PCをWin10の最新機にして使い勝手を考えて全面的に変える。そのため大きな書棚の配置を1F/2Fで変更したが思いのほか重労働で中身は明日以降にする。一息つきカフェに行く。小雨になり傘は必要ない。
 
ふと気づく 使い勝手が 不便だと PC変えると 全てに波及す
 溜まる本 資源ゴミにぞ 出す準備 何故か捨てるに 躊躇するのは
 もう読まぬ 判っているのに 捨てきれぬ 判断迷う 意志の弱さや

散髪した。ほぼ月に一回。耳に髪がかかると鬱陶しくなりストレスが溜まるし、妙に気分が滅入る。帰宅して再度洗髪してすっきりと布団に入れる。

2019年12月18日 晴れ
クロガネモチの枝を切り落とした。伐採して幹は葉枯らしにする。YMさんに電鋸を頼んだ。HMさんが作業で来た。立ち話。ベランダの床塗ることの確認。色は目立たないならシルバーが良いというので任せた。丁度作業終えた頃出かけるので中央まで送ってもらう。もうここに住み百年が過ぎているのだ。向かいの旧々家はその名残を残しているが、ここは5軒長屋を相談して総二階のメゾネットタイプにした。半世紀以上前には5世帯20人が暮らしていたが、今は一人若者が住んでいる。これが谷戸の現実なのだ。
 
産み落ちて 家族の匂い 染みついた やすらぎの宿 常にいたわり
 鳥運び 高木育ち 15年 クロガネモチの 店じまいかな
 箱庭も 賑わい過ぎて 猫の宿 トイレ使用に 挨拶もなし
 匂うとき どこかにあると 探しける 隣の庭に ババが二つや

 
野良猫に 餌やり注意 我が友の 「かわいそうだ」と 聞く耳もたぬ
HMさんが匂うので踏まないか注意したといっていた。小学校の同級生の主婦が餌をやっている。いってくれたら糞の始末するという。そうじゃないといっても聞かない。20年前は去勢し面倒見ていたが、今は犬を飼い猫は野良に餌やるだけで、春に子猫が産まれる。困ったもんだ。
中央までHMさんに送ってもらい、カフェでのんびり。帰宅してメールチェック。五輪が当選していた。前回と同じ競技。払込みは来年10日まで。それ以後、再々募集なりチケット譲渡のルールが発表される気がする。そこに期待したい。

2019年12月17日 小雨のち晴れ間の薄曇り
昨夜はよく寝られた。夢も見ずトイレにも起きなかった。確かに疲れがあったのだ。肉体的な疲労よりも脳には心地よい疲れになったのだろう。何かリフレッシュできた気がする。時には他者との真剣な関わりが重要で、ゲートキーパーの役割は半端な気持ちではできない。気楽に他者と向き合えない。アンテナを張り巡らし一挙手一投足を観察してサインを感じ気づかないといけない。Tさんが自死する直前の言動はそれが足りなかったかもしれない。酒飲んでいる席であったが、気づけないことに不満はある。YMさんは俺以上に後悔をしただろう。「気づいて何が出来る。」彼の場合に何がと考えると思い浮かばない。死以外の選択肢は必ずあると信じないと次のステップには進めない。思い留まらせることが重要なのだ。本人が道を探すのを支援すればいい。
 
道半ば 頂上見えねど 途中だと 思い思われ 皆手探りや
 悩みすぎ 道を塞ぐも 己なり 開く先にも 迷える道ぞ
 来た道を 戻りつ探す 忘れもの 諦めきれぬ つかぬ整理が
 まだ足りぬ 心と葛藤 精神が 肉体思い 晴れぬ雲間に

今から50年以上昔、高校の頃父方の墓がある寺で法事があった。その時に住職が説法した記憶がいまでも残っている。図解の文字での説話なので余計に心に残っていたと思う。
 
気は長く、心は丸く、腹立てず、人は大きく、己は小さく 尾関宗園(大徳寺大仙院住職)
随分若いときに残していたんだと改めて感心する。丁度大仙院の住職になった頃で、瞬く間に臨済宗の門徒には伝わったのだろう。翌年修学旅行で大仙院に行き、書院庭園の舟石を鑑賞した。あの枯山水の庭がいまも同じ状態で残っていることに喜びを感じる。(ネットで検索し想い出している)
会社勤めを始めると、名言や名句が綺羅星のごとく出てくる。出典が不明な歌も多く、通称ロビンフット(常に大きな帽子を被っていた)の保険のおばさんが名刺の裏に手書きの達筆な字で書いていた。
「感謝の心」で、
よろこべば よろこびごとが よろこんで よろこびあつめ よろこびにくる 
反対に「醜いい心」だと、 
腹立てば 腹立ち事が 腹立てて 腹立ち集め 腹立てにくる
英訳すると、 
If you are joy, joyness feels joy, and takes joyness to enjoy joyness.
応用は、JoyをHappyに変えてもよい。日本語でも下記のように変換できる。
 
楽しめば 楽しみごとが 楽しんで 楽しみつれて 楽しみにくる 前向き
 悲しめば 悲しみごとが 悲しんで 悲しみつれて 悲しみにくる  
(後ろ向き) 
営業の時代と、マネージャーになってからは、折りに触れて話したが、全て受売りの自分の言葉ではなかった。だから余程ガキでない限り心までは届かなかったろうと反省している。遅すぎるが。

午後カフェに。途中Bさんが足場を組んでいた。立ち話。ベランダの波板被害を修理の為だという。
カフェで空を見ていて、地球が回転するのか、雲が流れるのか。その日その時の心の有りよう・自分に対して雲の動きの東西南北・太陽の位置などで変わる。今日は動かない。
 
天動く 地が動くのか 営みは 回りめぐりし 輪廻転生
 懐かしき 風景みたり いつの日か DNAの 遙か太古に
 その記憶 生まれ変わりの 証しなり 隕石落ちて 大地轟く

2019年12月16日 快晴
終日「ゲートキーパー・スキル・ワークショップ」に参加した。自殺危機初期介入スキルを身につけることが狙いである。5人のメンバー毎にセッションの討議内容を発表する。更に先生2人が交互に対象者を演じ、ロールプレイを全員の前でやり、演者からサーベイ・誘導する。なりきっている演者に私たちもなりきりたいが中々巧く聞き出せない。どうしてもネガティブなQをだしてしまう。染みついているのだ。
 
懐かしい 魚の骨に ラベル貼り 昔も今も 声だけは出す
 どうしても 仕切ってしまう 性格は 作業ベースで 傾聴の前
 性格は 変えたいけれど 直らない 半世紀経るも 早メシ早クチ
 いつまでも 素直な気持ち ある限り 千代に八千代に 隣の芝生

昼休み図書館に来ていたSさんと美術館のよもやま話。興亜火災から、台風被害の保険が下りることの確認があった。見積もり以外に金が出ることを知らなかった。
ワークショップの最後に先生から、今日は疲れていると思いますの車の方は無理をなさらず、皆さん自分のケアを一つ決めて実行してくださいと挨拶があった。帰宅途中交通違反の車とパトに遭遇。妙にタイミング良いのでびっくりした。

2019年12月15日 曇りのち晴れ
今日は年に一度の”お餅つき”。早朝から準備しているのが自宅から見える。自治会メンバーが寒空で忙しく立働きしている。今年から商品が「きなこ・あんこ」になり「からみ」がなくなった。5・6年前に奥向きの手伝いで30本の大根を擂下ろした。ビニール手袋をし何度かビニールが切れ慣れない作業に手が動かなくなった。その大変さ故にカットしたのか、はたまた衛生上の理由かはしらない。辛みには大根の個体差があり、当れば大人にも独特の辛さがある。一方甘みだけではもの足りなく寂しい。「からみ」の代わりに「白餅」だという。
 からみ餅 適度な辛みが 上手さなり 擂るほど辛み 増して満足
 1あんこ 2きなこ餅と 双璧で からみ酒飲み おじん人気

旧宅修理を今日からHMさんがやってくれる。しばし雑談。YMさんと日ノ出町へ。帰宅してモチ買いに。滑り込みセーフだった。A・S・Bさん達と立ち話。Aさんが、豚汁の持ち帰りを内緒で許可してくれた。
 
寒風に テーブル囲み 立ち食いの 豚汁美味し 西町の味
 つきたての やわらかモチぞ 生ものや つき手返し手 かけ声いのち
 年一度 瞬きする間に 売り切れる 人気の秘密 安さと笑顔

自宅で、豚汁と「白餅」に醤油と海苔を巻いて昼食。中央へ行く。NKさんと「お餅美味しかったですね。」の立ち話。Hさんと会うも挨拶のみ。
 
きれい好き やわらかやわらか きれい好き 他人(ひと)の手になる おにぎりダメよ
私も子供の頃、潔癖症で母親の手になる以外は口にしなかった。サラリーマンになり徐々に解消され何でも食べられる様になった。
 
好き嫌い 母の愛情 裏返し ぬくぬく親の 傘の下なり
 自立せぬ 内弁慶も 二十歳まで 社会に出ての 親離れなり 
(上句の返歌)

2019年12月14日 晴れ
暖かな日、物干し竿を7本(4mx4本、3mx3本)の一番新しい(それでも20年)が折れた。ステンレス製だが、雨露と日差しで中の鉄パイプが腐食していた。2週間前に折れた。残る竿の3本のカバーを取替えた。重い布団はベランダに直接干し、竿は軽い毛布にする。6本も使わないがいざというとき困るので、1・2階と旧宅に置く。1本竹製があるが、これが一番丈夫で長持ちだ。隣家では障子の張替えをやっている。もう時期なのだが大掃除なんて死後になっている。
 
新年は 身ぎれいにして 迎えたい 掃除日和に 暮れの風景
 あきもせず 何かと物入り 年の暮れ 気持ち新たに 捨てる紙あり

HMさんからメール。明日から旧宅の修理入るとのこと。年内には終了すると云うことか。
明日は修理代を稼ぎに行く予定。出来たら次週の資金も調達したい。

2019年12月13日 曇り
時折太陽が見え隠れする曇り空、水歩にいく。 いつも聞こえるベビー水泳の声がない。チュンチュンキャッキャッの喧噪がないと寂しい。帰りにバス待つ間枯れ葉を踏みしめる。
 
冬至前 緑まばらに 花咲かぬ 雲間に日差し 気持ち温もる
 雲間から 差す陽うれしや 寒空に まばたきするも 冬日変わらず
 落ち葉踏む さくさくさくと 年の暮れ 押し詰まる世に 忙しきさ映る

 
幼児の 笑顔泣き声 響きけり 君らに託す 明日の夜明けを
 いつまでも こだま聞こえる プール内 親と触れ合う 思い出落ち葉

中央へ行くも街はジングルベルや正月の歌が流れない。TVない、仕事辞めて20年。中台韓に追いつかれている実感がない。折れ線グラフで見て時代が20年ですっかり変わったことを思い知る。スマホの時代に乗り遅れているのは私だけではない。団塊の世代はジャパンアズNO1!の栄華(映画)をみた繁栄(反映)を引きずっている。
 
20年 グローバルに浮く 世界かな 眼前過ぎるも 留まることなし
 年一度 広報誌さえ 斜め読み 知ったつもりの 経済情報

2019年12月12日 快晴
旧宅から物干し竿3本を持ってきた。ビニールを新しくすれば使用できそうだ。4mは長く扱いづらいが強度は伸縮棒より良さそうなので、とりあえずやってみる。またベランダの片付けと一部整理。マムシ酒は中身の焼酎は廃棄した。もう飲まない。そしてマムシは一両日中に決める。今年最後の不燃ゴミは20日まで。昨日ホームズでカラヤンのCDが198円/枚売られていた。もう50年経ち著作権が切れたのかもしれない。作品は古典ばかりで誰もが聴いた曲だ。合唱を聴きながら作業した。
午後は万葉集の10回目今年最後。高市皇子を柿本人麻呂が詠んだ最長の挽歌を初めて学んだ。57調で最後は77で韻を踏んでいる。歴史を万葉の歌から学び直してもいる。歌に時の為政者の本音が覗けるという臨場感が歌にはある。

帰宅してSさんから哲学の問い合わせ。Tさんからも留守電が入っていた。返答に困る。快晴の日に曇る話題は気が重くなる。

2019年12月11日 晴れ後曇り、夜雷を伴う雨
朝小林裕児展の作品予約をした。「子年」ドローイング作品だ。11時から受付だがフライイングを認めて貰った。2点申込んだ。年内に届けられるように決めますとのこと。個展は来年15日まで。本当は飾っておきたいはずだが、商売しないと餅代は出ない。水歩に行く。先週5日にレジオネラ属菌が検出されたリラクゼーションプールは閉鎖され、20日位までという。アクアビックプールはOKなのだが、ベビー水泳はジェットバスで温もって帰るので休校になっていた。その為、ミストルームが盛況だ。最後に仕上げにどちらかに入って帰る人が多い。サウナ派は関係なくシャワー室に直行する。私は苦手なのでサウナは利用しない。室外では何故か「ドーン、ドーン」と祭りの合図音が再三聞こえる。季節外れのなにかイベントをやっているのだろうか。
 
うながすも 注意わすれる 水浴び 汗が原因 判らぬ用心
 40度 菌も人にも 優しけり 寒さ暑さも しのげ快適
 あたたかな 洗濯日和 水歩き 打ち上げ花火 何の祭りか

と、次のホームズに行って詠んでたが、雷と判明した。今入力している18時に強い雨に変わった。昨日、天気予報で放送されていた。
その歌は修正せず記載し、新たに4首追加する。
 
花火かな 勘違いする 間隔で 切れることなく 雷叫ぶ
 早々と 帰宅したのは 偶然か いつにもまして 呼ぶ声聞こえし
 信じてた 雷とへそ 民話かな 子供ら帰る 方便たのし
 プレゼント あると信じた クリスマス 今も期待す イブのおとずれ

2019年12月10日 曇り時々晴れ間
保険金請求に必要な書類を郵送した。台風15号の被害から3ヶ月、ようやく業者の手が空いたらしい。空家なので急がなくてもいいとは伝えていたが、ベランダも天井がない対応をしていないと困る。今朝良く見ると雨樋のネジ止め破損と網戸も直したくなった。
 
書き入れや 不謹慎で 声高に 喜べないが 特需なりしか
3.11の時16号線沿いの居酒屋が、今日は特需やといい深夜まで延長して対応した。葬儀屋の商売繁盛も仲間内で使うらしいと聞く。そういうビジネスもないと社会は廻らない。
 
ニッチでも 無いと動かぬ 社会なり 仕事に貴賤 なかりけるらん
 汚れ役 かってでもやれ 先輩の 助言実行 今があるのは
 AIが 世の中変える 時代にも 隙間産業 残る生活
 いつの日か 機械が子産み 育てける 脳内対決 一手で決着

棋士は数十・数百手先を読み、投了も素人には判らない。何故終わり?が多い。AI同士は数手で勝敗が付いてしまうものだろうか? ”新手一生”を目指すのもAIがやるのだろうか。
 
AI車 互いの助手が 話し合い 現場検分 AIポリスか
 猫の糞 4箇所見つけ うんざりも それだけ平和な 宿の箱庭
 子年でも 鼠のいない 塒かな 寝ながら思う 猫もいらずと

来年は子年。猫に捕られず一年頑張ってといいたいが、見かけることがない。

2019年12月9日 晴れ
ベッドのシーツやら洗濯。結構な量になる。晴れとはいうが曇が多い。7・8割雲でも晴れというらしい。限りなく曇りに近い晴れの日。まぁ気温は数日ぶりに戻ってきた。ゴミの出し方が来年から一部変わる。燃やせるモノが多くなった。従来から云われていたことを施策に取り入れたのだ。家庭の負担が軽減され良いことだ。
中央からの帰りのバスで後部座席の女性の話し声。年齢が何となく判る。一人は60位、もう一人は40前かな。と不思議だ内容じゃない。声そのものが違う。声も歳をとるのか。自分の声を録音した留守電を消去しているので、昔のデータは無い。比較してみたかった。喉・声帯を大事にしたいが、遅すぎるか。

2019年12月8日 晴れ
新聞を出しに行ったら、自治会の役員が総出で片付けていた。ルールを守らない違法な廃棄が多い。布団など丸々出す。面倒だが守って欲しい。電動自転車に時間を掛けて分解する。暇があるからできるのではなく。後工程で誰かが分解する。時間は同じで、それはジコチュウという。知らないなら聞く。私も引き取り業者に電話して確認した。一家に一冊ある処理方法。必ず配布されている。自治会に入らなくても配布はする。法律違反の張り紙をすると深夜こっそり廃棄する人がいる。それも隣の町内から来るし、反対に捨てに行くらしい。片付ける役員に感謝。
 
守れない ゴミ出しルール 他人ごとと 思う気持ちに ジコチュウ宿る
 粗大ゴミ 小さく分解 不燃ゴミ 手間は誰かが 担う社会に
 自治会に 入らぬ人が 出すゴミを 役員整理し 施設持ち込む

庭掃除最後といったが、枯れ葉は別で見苦しくない程度にはやる。先日の毛虫も枯れ葉の下に越冬しているかもしれない。
 
枯れ葉ある 庭の景色も 一興と 歌える風情 箱庭になし
 幼虫で 越冬するは リスクあり 枯れ葉ふみつつ 気にかかりつつ

この歌を詠んで、巨泉のはっぱふみふみを思い出した。私のは完成度高くないが、その傾向にある。今日は日ノ出町の予定だったが相棒が仕事で取止め。結果は損しなかった。(情けない。)ポストに修理の見積もりがあった。ベランダを清掃するのでホースが必要だ。自宅の水遣り用ホースが古くトラブルで買換え時だった。

2019年12月7日 午前中は凍雨、午後2時には止む
久しぶりにのんびりした目覚め。カラスの声で起こされた。横須賀の「田浦は東京から近からず遠からず」と画家の朝井勘右衛門は称していた。夜早く朝も早い。小学生が登校する8時前には大抵が食事を済ませていると思う。今日は9時から11時くらいまで朝食にかけた。新聞のナンバーズ解きながらゆっくり食事。ネット・新聞の見出しと気になるニュースのチェック。Hさんから電話。梯子置かせてもらったことと、見積もりの件。
正午には小雨になり運動不足解消で、いつものカフェに。読書というか情報整理。寝付きの遅さ解消方法を勉強。これも遺伝なのか。父が寝付き悪いといって早寝しても朝は結構寝入って起きるのは遅かった。無論仕事を辞めた後の話で後期高齢者の頃だ。何とか先人の知恵を借りたいと資料を読み自分流の研究をしている。最もあっという間に寝入るのは慢性的な寝不測で病気かもしれないということが書いてあった。

2019年12月6日 晴れ、凍てつく寒さ
世を拗ねた「ジコチュウ」は誰のお陰で生きていると思っているのか。という論が朝刊の裏面に掲載されていた。遊び蟻と同じような「いざ鎌倉!」というときには立ち上がることを期待したい。
昨夜初めて「ゆたぽん」を使った。湯たんぽを使用してきたが、弟に聞いて購入した。一長一短がある。肌に密着するので効果が早い。一方、足の甲に載せると冷温火傷の感触がする。そこで足裏にゆたぽん、膝下に湯たんぽに行き着いた。今日もいろいろ工夫してみる。で、少し寝不足。早朝不燃ゴミを大量に出した。月2回なので逃すと、玄関や庭に山積み状態になる。
 
吹きつける かじかむ両手 ゴミ出しへ フラつく足取り 木枯らし舞う朝
 不燃ゴミ 玄関山積み 見るたびに 忘れぬように 暦に赤丸

体調維持のため、水歩に行かず休養。午後カフェに行き昼食・読書とのんびり過ごす。
 
凍つく日 行き交う人の 黒き手は ポケット入れて 暖をとるなり
 いよいよや マスク手袋 マフラーの 置き場忘れし 家探し始む
 汗をかく 時間かかるも 心地よい 健康維持の 冬の公道

16時に3週間前の特定健診の結果診断を聞く。医師曰く「何故こんなに数値が良くなったんでしょうね!」問題なしとのこと。薬・酒と7時以降の飲食禁止か。それと平行しての水歩。要因は自分では特定していないが、γ-GTP/悪性LDLが多少高いが、推奨数値のデータ裏付けがないので、許容値ということか。それにしても企業時代から40年、γ-GTPが100を切って2桁なんて自分でも信じられない。禁止3項目は40日での結果だ。今は60日なので全て正常値?それはそれでもっと危険な気がしている。長生きできないかもしれないので、これ以上の数値はいらない。体質改善は成功していると思うが、筋肉・筋力が不十分と自覚している。正に「カメの歩み」だ。頂上が見えているのに登り切れないもどかしさがある。
 
クスリ漬け なるもならぬも 自己責任 判断遅れは 認知加速す
 医院まで 歩くつもりが 凍風に 電車利用し 衰え感ず

2019年12月5日 晴れ
今年最後の庭掃除と一部剪定作業。剪定は自己流。植物の生命力を頼むのみ。それより水遣りが難しい。
「水遣り3年」と菊花祭りのとき、中途半端じゃできないと言われた。また猫の糞がどこかにある。匂いが微かにする。恒久対策を知りたい。
 
剪定す 勘と経験 素人の 幾度か枯らす 苦い思いも
 どこにある 匂いで気づく 猫の糞 近所迷惑 餌付けする友

旧宅前の玄関を修理していた。台風15号で旧式のガラス製引戸式で二つとも割れたままが、ようやく直した。ここも以前借りて住んでいた家で、心の故郷でもあり気になっていた。
 
半日で 玄関造る 仕事人 プロの早業 瞬きの間に
 波板を 直したいけど 時期未定 困るといいたい 頼むからには
 空き家でも 直しておきたい 自宅なり 傷み気になる 見栄もあるのだ

午後出掛けに玄関に毛虫がいた。帰宅した時にも、まだ近くを彷徨っていた。
 
小春日に 毛虫必死の 冬支度 行くあてあるか 走りさる先
中央のカフェで、のんびり窓越しの空を眺めていたら脳が吸込まれそうな気がしてきた。スターウォーズの音楽が入ってきた。悠久大地どころか地球の自転を実感するほどゆったりと頭の後ろを北北東に向かっている。
 
雲流れ BGM聴く 昼下がり ムービーシーンの 主役なりきる
 いつまでも 流れる雲間 晴れ上がり 宇宙の果ての その向こう側

2019年12月4日 快晴
気持ち良い日が続く。今日で今年の江戸古文字の勉強会は終了。飲み会は不参加にして、水歩。飲まない女性も多く元来が好きなので先生にお世話になっているお礼も言いたいが来年にする。今は自重しないといけない。自制心が働く限り飲まないし飲み会は参加しない。知人のKさんの店も2ヶ月顔を出していない。とりあえず今年は酒を抜く。来年検査するわけではないが、自分で体に聞いてみる。除夜のサイレンの後寝床で聞いてみる。中央のカフェで復習と読書。帰りにBOOKOFFへ寄った。通路の書棚が撤去されていた。万が一の時の備えか消防の指摘かは確認していない。壁の傷や汚れがさびれ感を漂わせている。文庫本程度の書棚でも無くなると階段など広く感じる。ポスターを貼るか、インテリアを工夫しないと購買意欲をそそられないと思う。追浜が閉店してここ一軒しか知らないので困ることもある。

2019年12月3日 快晴で暖かい
今週は盆栽の植替え終了。その合間のゴミ出し週間。プラゴミの点検、不燃ゴミ出し忘れ、電池等小物回収箱行きをまとめた。年越ししたくない性分で仕方ない。家の紙類も少しずつ始めている。
 
週二回 生ゴミ出すは ルールなり 時には出さず ストレス発散
 匂わぬと 放置しがちな 不燃ゴミ 年末二度の 機会のがせず
 寒い朝 準備体操 万全に 気力充実 終日さわやか
 動かぬと 気分も滅入る 一日や 家でも出来る 本の整理は

午後はカフェと買モノ。フルーツ(今はリンゴ・柿・ミカンと年中バナナ)を毎朝3種は食す。それと一杯の水が健康の本だ。と固く信じている。
 
何となく フルーツ神話 信じてる 古希過ぎてなお 改めるなし
21世紀は自宅でのんびり仕事したいと想って辞めてから20年。自分で起業したいと考えたが、ずるずる20年経った。大学は12年で除籍。ボランティアと勉強会は継続しているのでストレスの軽減には役立っていると思う。例えば、自殺防止キャンペーンで、Fさんの声かけには反応してパンフレット受取るのに私は無視される。気になって視線を向け盗み、工夫していると、格段に確率が高くなった。結構小さな頭脳を使うことがストレスを小さくもしているのではないか。
 
思秋期も 乗り切る準備 楽齢か 肉体動かし 感動受ける
 薬害を 解放しても 老害に ならぬ活動 休むことなく
 時々は 青春の歌 聴きながら 涙するのも 気持ち良きかな

昔の映画音楽を編集したCD、ジェットストリームなど心地よい音を聴くのは好きで、HPに音の風景を自分で録音して掲載したいとも思っている。昨日の日記には美術の批評のことを書いたが、この気の多さが自分の首を絞めるのだが止められない。日記以外はアップが遅れても、自身のルールにしない。

2019年12月2日 終日強い雨、夕方には止む
HPの月初めや多少の変更。美術の批評蘭を設けることにする。最初はメモ程度で準備期間をおいて書く。更に古典的な作品の感想などを掲載することにする。私的な想いを述べるだけである。無論過去に鑑賞してきた作品が中心であるが、なかにはポスターで見て、講義などからの情報を基にする。始めて2年でようやく目標に近づきつつある。

夕方止んだとき旧宅の風呂場の片付けをした。一度風呂の掃除もしないといけない。水道を止めているが本格的に利用することにした。

2019年12月1日 晴れ
月初めの行事を少し終え、日ノ出町へ。好い気分転換になる。嫌なこと忘れたいことなどストレスが多少とも和らぐ。帰りは「日産カップ(車椅子ハーフマラソン大会中)」なので16号を通る。この大会ではレーサーは公道で行われ、普通に使用する車椅子の競争が日産内のテストコースで開催される。会社からも500人のボランティアが3日間手伝う。地元とのコミュニケーションの一つの有り様だと感じる。帰宅して行事の続きと片付け。電動自転車の充電器を分解したら単1電池20個の数珠つなぎ状態になっていた。もう10年前にリサイクル(市が運営するセンター)だが、5、000円で買った。安い。ママチャリより安いので聞いたら保証書なしで電池に不具合が出たら、唯の重いだけの車になるから。と言われ納得した。有ると便利なので来週にもホームズに行く。今度は普通の自転車。
 
葷野菜 苦手ありしも 食すなり 老いた身には 健康のもと
ネギ・ショウガは好きだが、ニラ・ラッキョウは苦手で、ニンニクは程度次第。五葷・五辛は好き嫌いがはっきりしている。仏教では禁葷食に含まれ、秦野の鹿島神社の隣の寺に駐車したとき、酒と葷の臭気の者立ち入るべからずと石碑があった。いつからあるのか調べ忘れたが戒律の厳しい時代の産物だろう。
月初の決意表明。併せて歌が749首なので800首までは詠みたい。

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