ふじけん目次

2020年1月31日 晴れ
今日で1月も終わる。冬で寒いと感じるが体感では暖かい。昔から畑をやってみたくて20年前に戻ったときに近所で誘われたが、遊休地を無断(大手のデベロッパーが開発に着手しないので暗黙の了解事項)で開墾しているのと、急な階段が無理な気がしたので見学して遊んでいた。今回は別の案件で遊休地だが取得後に土地が低層階指定になり行政と相談して、15㎡・25㎡で貸出すことにしたのだ。相棒をみつけやってみるつもりになっている。明後日ベンチの見学に誘ってみる。別件で米国株を勉強する。今は株高がピークで下がる相場だ。そこで、まずは様子見から始める。株主還元の良さそうな物件があれば少し手は出してみる。とりあえず登録だけする。
午後はYB展を観た。知合いが会員でこのあと白日や国画会に作品をだすのだが、前哨戦なのか違う作品かを考えるのも面白いし、手直しをするのも興味がある。今日届いた『図書』を読んでいて、驚いた話は明日にする。

2020年1月30日 快晴
時々感じる暖冬が続くと温暖化と短絡的に思い込む。このサイクルが短くなると。その兆候が現れ歴史では変わり目というかも知れないが宇宙時間では瞬きする間かもしれない。いやもっと短いというか短いという概念がない気もする。昨日観た美術展の「見えてくる光景ーコレクションの現在地」は秀悦であった。石橋美術館など関連する館の美術品も多くかつ西洋と日本という垣根を越えた目線の展示で日本人目線かつグローバルな視点を意識してもいた。新収蔵品の選択も的確で収斂する先が見えてくる。スマホ時代が来ていることを実感せざるを得ない状況を確認した。周りの公立美術館を始め刺激を与えるのに充分すぎる美術館に生まれ変わった。インバウンドの観光客に日本の美術品のレベルと対応力を感じてもらえると思う。スマホ世代には予約システムを不便と感じることは無いのではないか。一部を写真風景に掲載した。私は美術館の項に掲載出来ていない現状を恥じ入る。

2020年1月29日 快晴
快晴温暖な4月の陽気だ。この18日に新装開館したアーティゾン美術館に行った。5年間ビルの新築やらで閉館していた。ブリジストン美術館が名称も新たに素晴らしい空間に変貌していた。そこまでの道中は、JRでのんびり乗車していたが、横浜・武蔵小杉あたりからマスクが目立って多くなってきた。世間では中国の新型コロナウイルスが騒がれている。ここ横須賀も話題になる。が酒の肴程度なのだ。1時間電車に揺られるとそこには別世界があった。
 
マスクマン 都心近づく 合図かな 人種のるつぼ 武漢の脅威
 水際で 押さえられない 人移動 グルーバル化の インバウンドなり
 ウイルスに 負けぬ体力 あるうちは 気力伴い 東京通い
 いつまでも あると思うな 体力を 見た目の若さ 空しき中身
 バンデミック 無縁の谷戸の 昼下がり 都心の騒ぎ 遠き国かな

歌会始への応募を決めたので、1・2首は毎月掲載しないで温める。締切り後の10月に残りは掲載したい。趣味のIさんから会員への連絡要請明日朝にメール予定。自殺予防キャンペーンは3月7日久里浜。
肝心の美術館の感想と記念展については明日以降掲載。

2020年1月28日 雨
「雨の日は 言葉遊びの 面白さ」(憲)を実践している。水歩行かず紙の整理も適当に日がなのたりのたり過ごす。
 
ぐびぐびと おっとっとっとと 入れチョビレ ぷかぷかぷかと おれっちごほごほ
 ピカピカな ペンシャーあまり ブルブルと わなわな震え ミミズのたうつ
 ごしごしも ギュッギュッと漉す レバトンラ クラッカ破裂 ミズミズ死ぬわ

時には遊ぶ心の歌も楽し。
自宅では発想が出ないので、中央の酒場でメモ帳片手に詠む。

2020年1月27日 曇り、夜雨
水歩に行く。いつも2時間が目安。受付して、5分で25mプールに入る。そこから120分だ。概ね100分が水中ウオーキング(1.2m)で10分が多目的プール(1.1m)そして10分が通称お風呂の各種ジャグジーになる。シャワールームにサウナがあるが利用しない。代わりにプール脇のミストルームがサウナ代りで利用している。水歩・ミストのコンビネーションで体を整える。その日の体調で100分で切り上げたりする。今日は丁度100分だが、体重が2.6㌔も減量した。今までは凡そ1.0㌔が普通だが水抜きの出来る減量しやすい体質に変わりつつあると言うことかも知れない。
 
筋肉と 脂肪身につく 水歩なり 適度に増加 数値だけかな
 つけたいと 願う部分の 筋肉を  望み叶える 水歩と散歩
 ミズ抜きが 得意なりしは プロボクサー 負けじと隔月 ミストルーム
 アクアビック 雨と寒気に 正比例 今日は寒々 利休鼠や
 昼食を 持参する人 多けれど 出るに出られぬ 健康の宿

終日、ジムとプールで過ごす人たちが結構いるという。確かに昼時弁当持参で食べている方を見かける。チケットを買うと外に出ることが禁止事項になっている。中には飲み物の自販機はある。食べ物は持参するしか無い。
これを書いてる8時に雨が降り出してきた。明日にかけて雪の予報もある。YB展にいくか。アーティゾン美術館に行くか。朝の予報次第か。

2020年1月26日 雨のち曇り
今日から雨マークの日が続く模様だ。寒いが暖冬だという。確かに例年よりは穏やかな気もする。こんな日は終日家にいるので片付けられると考えるが、出来ない。どうにも性格が歪んでいるのだろう。出かけたくてしょうが無い。紙くず整理は午前中で止め、午後雨止んだので出かける。
 
紙くずは 捨てるカミあり 拾う神 広告ほどの 目ジカラ有りし
 アイキャッチ 買うとき心 奪われる 中身大事に 外箱忘るる
 箸袋 包みし箸の 守り神 食の前には ゴミ扱い也

2020年1月25日 晴れ
午前中は紙類の整理。箸袋は少しで後は積ん読だけだった文書中心。これも結構あるのでバッサリと廃棄したいが中を見出すと手が鈍る。40年前営業で”決断の時”とお尻と文字を大きく書いたアプローチブックを持っていたことを思い出してしまった。脳に刻み込まれたことは忘れようがないから困るのだが仕方ないで諦める。Iで食事。Sさん夫妻と良く会う。ご主人がハワイ出身の方で夫婦仲が良い。だから話していても気持ちが穏やかになる。
今年の歌会始の歌を勉強している。それぞれ素晴らしい。私の歌もまんざらと思っていたが浅いし言葉のチョイスが和歌の風情に欠けている気がしている。奥は深い。とにかく勉強、考えて数こなす。冬は生物は動かない。暖冬の評価だが蕗の薹は芽吹かない。

2020年1月24日 晴れ
今日は終日箸袋の整理。とはいっても山のような箸袋の中の一部の山から欲しい名前の箸袋を探すというシンプルな作業なのだが難しい。体力気力がないと続かない。見たはず・在ったはずと思っているが勘違いも多い。見続けると目が疲れるので適当なところで終えた。気分転換に外出。隣町まで歩いて寿司屋に行くつもりが丁度下り線のバスが来たので逆方向に乗って中央のCで夕食。久しぶりに肉ばかり食した。オリンピックの招待券を申込む。これから人気・会場の大きさなどで満席になっていない席を埋めるため企業経由のチケットが抽選で出回るだろうと思っていたら案の定だ。せっせと申込むことにした。五輪期間中の外出順位は最上位だ。

2020年1月23日 雨から小雨
午前中雨、自宅で紙くず趣味の整理。半年箸袋例会に出席していない。よって作品もだしていないので3月に向けて準備。そして4月全国大会の出品作を一気に作り込む。アイデアは2・3あるので箸袋の山から探すだけである。ないときはどこかで妥協しないといけなくなるが仕方ない。せめて入賞はしたい。無論狙うは金メダル。今月は毎日整理で紙の選択。中々目指す物が集まらないので午後は小雨になり中央カフェに気晴らしに行く。

2020年1月22日 曇り後晴れ
水歩に行こうとしたときYMさんから電話。自宅に来た。小説の原稿を返却し感想など暫く話す。花壇の手直しを依頼する。暖かくなったら。もうじき寸法測りに来るという。中央まで車で送って貰い別れる。
 
神話にて 遙か昔を 振り返る 私に付きし 移動する神
 いつまでも 時代時間を 超越し 吾守る神 仏壇に居わす
 厠神 毎日祈る 下の世話 他人(ひと)に頼らず 感謝するなり
 日本的 行事宗教 便利なり 常に守られ 安全祈願
 ビッグバン 果たして無から 生まれたか 時空を超えて 理論超えたか

哲学で議論をよくする。”無”という概念が西洋にはないと先生が言われる。日本に仏教はある。中世のヨーロッパの成熟した学問とは比較にならないが、当時は禅宗が広く流布してもいた。思うに、ー1から+1の間に0(ゼロ)がある。ゼロと無は一緒なのか。ゼロは有なのか。ウーン??? 書くのは置いとく。
 
ゼロと無は 概念同じか 議論して たがいの立場 主張するのみ
 論破とは 仮説を反証 己が理論 生まれる前の ブラックホール

2020年1月21日 快晴
中央カフェで、YMさんのSF原稿を読む。手書きでクセがあるのと登場人物が多いので慣れるのに時間がかかったが、面白く読めた。物語は数億年後の宇宙が舞台でワープや光速+の宇宙船が飛び交い、かつ知能をもつ生命体が植物・昆虫・は虫類から進化し、ロボットが跋扈する魑魅魍魎とした世界が出現している。漫画に出てきそうな設定で拡がりが半端ない。どう収束するのかまだまだ序章に過ぎないと思う。半分どころではない。これから新聞小説のように毎日急かして完成を早めてやらないといけない。唯入力は相当に手間がかかるので引き受け手があるのだろうかと心配するほどだ。

 Oで久しぶりに食事。バイトが変わっていた。時々来ると変化があり観察するのに丁度良い。

2020年1月20日 快晴
水歩に行く。帰りに中央カフェへ。YMさんのSF小説を半分位読む。なにせ長編で登場人物も多い。人物とは超未来なので、感情のあるロボットが社会を担い、食物起源・昆虫起源のヒトが覇権争いをする。実に壮大で面白いのだが、まだ序章で関係性を理解するのに手間取っている。
 
手書き文字 ぬくもり感が 心地よき ムードで読むも 説明難し
 星間を 自由に往来 出来るとき 一秒一年 時間のデノミ
 いずれ来る 地球去る日 人類は 姿形を 如何に変えらむ

冬の夜空に燦然と輝くペテルギウス(オリオン座の星)が消滅するという。650光年先にあるので、実際はもう超新星爆発は起きているかも知れないという。宇宙の時間はヒトの時間と異なる。しかも輪廻転生が起きているのでややこしい。それを巧く話に盛り込んでいるので興味は湧く。私のようなSF好きには。如何せん命有る時には見ることが適わない現象と割り切っているので現実的な期待感がないのが妄想できて楽しい。今読んでいる書きかけが半分もないと言うから先は長い。

2020年1月20日 晴れ
体調戻り、水歩に行く。その前に郵便局による。郵便物の預かりとお年玉切手だ。不思議と記念切手だけは当たる。来年は年賀状がないだろうから最後かもしれない。物心ついたときから切手収集していたので60年以上になる。KS君を思い出す。小学校の良き切手趣味の仲間だが心臓に病気があり中学を卒業できなかった。今その頃の切手帳があるが懐かしいより子供っぽいが良くセロハン紙に一枚一枚包み込んでいたことに感心する。その苦労を思い出さない。苦労ではなかったのだ。

2020年1月19日 曇り
昨日から下痢。胃の体調が良くない。終日休養で本を読んで過ごす。夕食はカレーライスを無性に食べたくなり、追浜のCoCoイチに行ってお茶してきた。本読み日記を書き帰宅した。今日はこれで風呂入って寝る。昼間風呂カビ除けを使った。

2020年1月18日 雨
神保町で趣味の会の新年会。生憎の雨。JRのつもりが出掛けにトラブルで京急にした。「東京からは近からず遠からず」の省線と湘線の間の住民には便利な土地で今も変わらない。統合した駅舎が出来ると信じている住民はもういない。そこが発展もしないし静かな谷戸の町の良さでもある。お茶の水から歩いた。お茶の水にエスカレーターが出来ていた。医科歯科大・順天堂・杏雲堂病院など大病院がある乗車口なのに急階段で狭く不便をかこい利用者の不満が多い駅だった。五輪の恩恵ではないがこれは楽になり嬉しい。会は11名参加で2時間ほど近況やら家族の病気以外は浮世・世俗に影響を与えない趣味の話。気の置けない仲間との趣味の話はストレスもなく楽しい。久しぶりで酔わないように少し食べ過ぎた。時間にとらわれない自由に見える日常にもストレスはある。4月の全国大会も奈良だが、安くするためにツインの二人部屋を用意してあるというが、誰と一緒になるか分らない状態では泊りにくい。私は別途予約した。55年ぶりにいろはに泊る。東寺の方は宿泊はしていないし当時あったかまでは調べていないが名前だけ懐かしい。

2020年1月17日 曇り後晴れ後雨
25年前、新大阪のマンションで被災した。上層階で揺れの大きさに死を覚悟した。起こされたが起き上がれなかった。本能か何か違うと直感した。その日は直ぐ実家に電話し、8時50分頃に会社に電話した後は亀裂が壁を貫いたが倒壊を免れた部屋の片付けで終わった。自宅に電話したときはまだ伝わっていなくてさほど驚いた様子もなかった。会社はTさんが出たが、一人だという。近鉄沿線の女性だ。このあと10時に会社から電話があり今日は全員の安否確認で掛け直しているという。5人しか出社していない。全員が近鉄線だと言う。結果として会社関係の家族含めては被害は人的被害はなかったのだが、仕事は後遺症が残ることになった。そして私は故郷に戻る決断をするきっかけになった。あれからボランティアなどで何回も神戸の現場には行った。歩いて止めどない涙をどうすることも出来なかった。倒壊した建物の下の人がいるのだろう。坊さんが経を上げていた。写真で見る戦場などとは比較にならない悲しみがこみあげてきた。そんな古都を思い出しながら水歩に行く。午後は中央のカフェで明日会う予定の女性の書いた本2冊を再度読み直した。感想に目を通した。雨にはならないように祈りながら寝る。

2020年1月16日 晴れ
腹の調子がだいぶ戻った。快食快眠快便だ。午前中は音楽聴きながらのんびり。少し台所仕事して午後に備える。今年初めての万葉集がある。今日で目次の歌をかえる。1月春の訪れに相応しい歌を探した。来月は田浦最大の行事「梅林まつり」が始まる。今年は登る予定だ。いままで2回、小学校の時、故郷に戻ってきた20年前。とにかく階段が急できつい。最後になるかもしれないが錫杖もっていきたい。今日は歌会始の儀が宮中である。知っていたが今日なのだ。昨年は思わなかったが、一つの目標として”応募”することにした。9月30日までに一首詠む。今日から意識してこの日記にも掲載する。ほとんど話題にもならないが未発表なので気をつけたい。
Iで食事。NKさんと会い、話しが盛り上がった。些細な会話が生活に潤いをもたらしてくれて楽しい。

2020年1月15日 曇り
昨夜もトイレに2回起きた。こんなにと言うくらい出る。炭水化物を多く摂るからだろう。午前中は休養にあてた。時間は有限だと感じるからこそ終活なんてやっている。それでも年賀状頂いた方には「終活(蒐活・醜活・習活)に精出す・・・日々のんびり過ごしている」と書いたがこれだけ趣味あればのんびりなんてしていられないのだ。一方他人に時間を捕らわれないので自由にできる。その都度義理・人情を無視して予定を変更している。ましてや私がいないと困ることなどほとんどないので気楽なものである。「毎日水歩に行っている。」「酒は飲まない。」「体重はBMI21を維持している。」なんてのは額面通りではない。そこまで杓子定規に四角四面には生きてない。今週も新年会で神保町まで行く。こんな時に観たい個展・企画展を予定に入れる。その回数が減ってはいるが・・・
午後は中央で、YMさんのSFを読んだ。手書き原稿でくせ字かつ用法が独特で送り仮名も多少九州弁あり、暫くは難儀すると思ったがその通りである。
 コスモスは ガスあつめし 星屑や 知識のままに 生物進化
 始まりは 塵か無なのか 神のみぞ 知るビッグバン 膨張無限か
 太陽系 あと50億の 命なり 解き明かしての その先見えず

コンビニでTさんに会う。1歳の子供を抱いていた。久しぶりだが子供は見ていて飽きない。この子は永遠に未来を見つめて生き続ける橋渡しをしている。何百何千いや何億代先に続く人類の一人なのだ。日本では出生数が90万人を切ったと言うが地球いや宇宙の歴史からみると実に些末な出来事なのかもしれない。

2020年1月14日 晴れ
夜中トイレに起きてから体調が良くない。終日トイレを意識した。年に2~3回ある。正月・夏などの疲れもあるのだろう。とにかく中央にいっても意識するので不便を託った。我が家にはPCが5台ある。うち3台がWin10でメールの整理していたら動きがおかしくなり修復にも手間取り、水歩を中止した。水歩で体調を戻すのは明日に変更する。今日でWin7の保守が無くなるというので騒がしい。2台あるが使い分けている。1台は音楽映像専門。1台はWord/Excel/PP専門にした。共有サーバーがイマイチなのが玉にきずだが、いずれ解消したい。中央で食事、東京と違い禁煙の居酒屋はない。棲み分けもない。大型店も改装せず乗り切るつもりだ。
 ぶり照りも 出世したから 付加価値を 口に入れられ 褒めそやされし
 牡蠣フライ 牡蠣鍋蠣酢 かき尽くし 柿食いながら かきすらのペン
 ざわざわす ぺちゃくちゃ話し 落ち着くも 煙りたなびく 空気の流れ

は好きだった。一度きりでなく2度3度立ちたい場所、観たい景観は一杯ある。奈良もその一つだ。
 
懐かしき 奈良の都の 石舞台 ロマン忘れし 青春戻る
 ぞろぞろと ゆるりゆるりの 高校生 早く早くと 教師は急かす
 あらたのし あらたに年々 あらたまる あすの雲行き あてのない旅
趣味の会の年会費を振り込み、4月の全国大会の宿泊を予約した。何度か奈良博には観にいっているが、平城京など歴史の舞台は高校2年の修学旅行以来で65年ぶりだ。前の東京五輪で開通した新幹線に初めて乗車した思い出もある。今から楽しみにしているが、果たして65年が戻ろうか。

2020年1月13日 晴れ
連休最後に晴れて毛布と室内干しできない敷布や掛布を洗濯して干せた。YMさんの小説を読み始める。舞台が宇宙で古代の神々の名前が30人くらい出てくるし、手書き原稿のくせ字で慣れるまでは時間かかるし疲れる。久しぶりに手書きの長文を読むのは新鮮でもある。今週いっぱいはかかりそうだし、土曜日の新年会で会うWさんの短編2冊も読んで感想を述べないといけない。こちらは文字が大きく読みやすいので疲れず一気に読めそうだ。
絵画だと比較的適切な形容詞などが浮かぶが文章は難しい。昨日自宅裏手の土地測量をしますので宜しくと業者が来た。多分地主のSさんがついに手をつけたのだ。昨年は別の土地の測量をして禍根を残さないようにしたと言っていた。今度は残る最後の土地を整理し始めたのだ。どうなるか。誰も住まない空家ばかりで困っているのだ。
 
遺産分け 生前決めるも 争いが 起きぬ様にと 決めるものなり
 地主ゆえ 悩み多しが 世の常よ 生きとしいける 日常楽し
 測量と 計画道路 板挟み 知らぬ存ぜぬ 今は昔ぞ
 ゆらゆらと 谷戸の朝に ぞろぞろと 資源にならぬ 紙ゴミを出す
 トントンと 大工仕事の 朝の音 どこかで今日も 古き家なり

2020年1月12日 曇り
YMさんんが書き上げた小説原稿のコピーを手伝って欲しいと電話が来た。以前から約束していたので、一緒にホームズへ行く。この2階に5円/A4のコピー機がある。利用客が少ないので大量コピーに向いている。作業スペースも広く、無料の駐車場もある。なんせA3(A4x2)コピーで130枚を2部ずつだから、作業が一人では難しい。コピー後、休憩スペースで手折・仕分けして即席の本2冊が完成した。彼は現役の鉄筋という鋼の仕事、私は過去のSWという軟の仕事だ。普段世話になっているが、自分の得意分野で充分彼の役にたったと自負している。20年前までの現場能力は体から離れてはいなかった。原稿とあわせ3冊を仲間で回し読みすることにしているという。原稿は私が読むことになった。まだ完成作の半分ほどらしい。ついでにかさ張る日用品(トイレットペーパー・ティッシュなど)を買込むのを手伝って貰う。
帰宅して日曜のクロスワード解きながら昼食。洗濯・布団干しなど結構やることが溜まっている。小説はこれから読むことにする。横美のアップは明日の延期。

2020年1月11日 曇り後晴れ
Sちゃんが母の命日と云うことで墓参に来た。自宅から歩いて5分に寺があるので親戚は皆寄る。有り難いが片づけているわけじゃないので困ることが多い。もう18年になる。はやいなぁ。月日の経つのは。父も15年だ。横須賀美術館に児童生徒造形作品展を観に行く。10回以上観ている。今年が72回目と云うから生まれた時に始まったことになる。写真風景に何枚かアップする。私立の幼稚園・小中高生の作品なので段階を追って成長する様が手に取るように判る。だから面白くて見続けている。

2020年1月10日 晴れ
岩波の広報誌『図書』の購読を更新した。もう40年近い気がする。もっとかな。当時は本体無料で送料年間100円だった気がする。表紙の絵画が一番のお気に入りで、積ん読のいまでもそこだけは見て読む。折れたアルミの物干し竿を資源ゴミに出す。湘南ダイレクトを申込んだ。里帰りした20年前から決済だけ利用していたが、一歩踏み込んで利用する。庭の片付けを始める。庭木伐採→地面の整地→長椅子作成→桜の剪定→盆栽棚の分割移動→縁側の設営まで気長に作業する。最終的には軽が2台駐車出来れば完成だ。
中央カフェに。「お金のことわざクイズ」がトレイの紙に掲載され、挑戦した。14問中10問は直ぐ正解。1問はケンカの漢字が出てこない。あと3問はうろ覚えで答えを書いたが帰宅して確認した。”一文”と”一銭”、”鬼”と”仏”に”江戸っ子”と”千両役者”と何となく似ていると自負するも、まぁ違っていたということだ。
 
クイズ解く 答え調べる ときめきは 合格発表 待たるる気持ち
 昔から 金は天下の 回り物 空にありても 掴むことなし
 早起きは 三文の得 思いしが 未だ御利益 身に起こらざり
 一円を 笑いはせぬが 振り向かず 葉書の一円 不徳の至り
 喧嘩せぬ 貧乏人の 気構えは 宵越しの銭 持ちて居酒屋
 親と金 大事に思うも 機会無く 突然の別れ 悔やみて遅し
 谷戸言葉 そうじゃん・いいじゃん おれ・おめえ  僕・君言うは 仲間外れや
 よそ者は 受け入れないが 谷戸の町 今は昔 標準語なり
 はや四十歳(よとせ) 積ん読だけの 図書なれど 表紙の絵をば 見て楽しけり

2020年1月9日 快晴
正月は洗濯していけないらしい。なんとなく守っているが子供が多い家庭ではそうはいかないと思う。今日快晴でもありシーツ・カーテン等を洗濯した。これから続々寝具など干したり、普段着で無いものから始める。その合間を縫って似顔絵をUPする。この1年の変化を的確に捉えている。自分では自覚していない変化に気づかされる。10年近く前に減量したときは貧相な気がしたが、今回は結構食して運動して減量しているので、そのことが漫画的でも表現されているので描き手の技量に感心した。無論前年の絵は見ていないが椅子の前に座ったことは覚えていた。「来年も続けていたいと思います。」ということで顔がアップデートされ続けるのが楽しみだし日々の積み重ねが肝心だと思う。顔には出ると改めて納得した。
HMさんが来て年末の修理代金にお年玉を気持ち入れたことの礼だった。屋根に関しては全く問題ないという。業者は見えないところなのでふっかけたりするという。屋根をOKしたら壁も一緒にというのは常套手段だという。持つべきは友人だ。それにしても生きてる内に一回は塗り直しすることになるだろう。彼が元気なことを願う。私より若いので心強い。Iで食事。NKさんと今年初めて一緒。食の話で盛り上がった。忘年状がMから。計7人。孫の出生は連絡など無いので減少ばかりで暗い。

2020年1月8日 雨午後快晴
会計報告書を会館に預けKさんに連絡した。鍵を管理のOさんと立ち話。昨日鍵がなくて騒動があったが、以前大騒動になったこともあったという。無責任とは云えない責任感のなせる行動もあり一概に責められず自己判断を尊重するが話し合いをして決めないとルールを決められない。輪飾りなど飾り物をはずした。形の上で正月は明けた。天候は鬱陶しいし寒い冷たいので水歩は中止。午後晴れたので中央に行く。途中、預金通帳を会計のKMさんに預ける。留守なので事務員の方に。中央で1年ぶりに似顔絵を描いて貰う。HPに掲載するためと自分の成長(衰え)の確認である。以前絵描きのYさんに毎年描いて貰っていたが故郷に帰り暫く途絶えていた。が、中央に注目のマンションビルが出来てAさんが週数回似顔絵を描いている。少し観光客むけの感じはするが、漫画チックな感じも好きでこれからも店を出していたら継続したい。お披露目はこれから画像入力してサムネイルで掲載する。

2020年1月7日 曇り後小雨
七草粥を食し、私の正月が終了した。Kさんと祭りの最終会計報告の確認。ここまでずれ込んだのは初めてだがスローライフでは問題ない。生活の中では種々の問題が発生する。何故だ???が時にはあるから面白い。五輪のチケット代金支払いの後、祭りの残金を入金した。これでようやく昨年の借金を返済した気がする。
五輪はまだこれから見たいチケットを手に入れるか考える。
年賀状の返信に少し前のはがきを使用した。料金不足(1円)で返送されてきた。税が変わったことくらい知っていたが葉書までは行き届かなかった。
 
たかが1円 されど1円 負けてくれない 郵政に 経営トラブル 少し腹立つ
 洗濯屋 半年かける 手間どこに 仕上がり見ても 技術わからず
 会館に 顔をみせると 新年会 あちらこちらで あけおめの声

2020年1月6日 快晴
初水歩。室温31度というが、最初は空気が馴染んでいないのか冷たい。HMさんからメール。今日屋根の様子見るという。留守だが、確認OKと返信。ホームズへ行く。トイレタンクのゴムフロートを買う。旧宅含めトイレの修理は喫緊の課題だ。
 
動物は 生有る限り 糞をする ヒト忌み嫌うも 不浄にあらず
 快食 快眠それに 快便は 健康セット 時代変わらじ
 バスを待つ 女二人の 歌声は 周り気にせず 世界に入る
 恥じらいは 時代と共に 移りゆく 化粧立食 今の景色や
 車内での 携帯電話 過去ならぬ 今も鳴らす オバタリアンか

バス停で二人の女性が歌謡教室の延長で声を潜めて歌っていた。結構聞こえているが気にしていない。とても私には出来ない。恥じらいが無いのか、気にしないのか定かではないが。バスで携帯鳴らすのは決まって高齢の女性だ。今どき若い人はスマホで音など出さない。私はアナログだが、25年間音を出したことは無い。当たり前だが。

2020年1月5日 快晴
年賀状は昨年で止めたが、今年20通を超えた。元の会社関係は賀状の文面を読んでもアップデートしていないと思われる。趣味の会は理解した上かもしれない。とにかく返信は賀状では無い内容で投函した。午後中央に行くバスでAさんに会う。先生の件でどう伝えるか迷っている所に偶然とはいえ天の助けだ。
私の歌は和歌なんていうものではなく、杜撰な狂歌に近い。川柳的でもある。とにかく今は勉強期間だ。
 正月も 日付ではなく 曜日かな 週の終わりが 区切りなりけり
 9連休 長いようでも 短くて 年の初めの 計立てられず
 宿泊も インバウンドを 意識する カードスマホで 対面はなし
 東寺とは 最先端の 風俗か その名懐かし 団塊世代
 様変わり 古都の風情 いまむかし 残る往時を 維持するなり

京都のホテルを予約した。その昔“ノーパン喫茶”が流行った頃、京都の東寺付近は有名だった。超ミニスカで下着をはかないという。東寺付近は更に過激になり、2階の床をガラスにして、1階から見られるという。大阪にいた20代の頃でチャンスが無かった。京都は常に時代の先端をいっていたのだ。時には”故きを温ねて新しきを知る”。4月だがホテルの予約が中々思うような場所を取れない。明日は和歌の変更と日記・季節の衣替え。本物の5・7・5・7・7の中から、今年最初の和歌を選ぶ。

2020年1月4日 曇り
一点晴れ間の無い曇り。三が日好天に恵まれた正月だ。午前中YMさんが来て、庭木の伐採をしてくれた。一緒にテーブル・椅子などもお願いした。幹の直径が20cmを超えると根も直下に伸びていると切れないので枯れるのを待つ。
 
陽を求め 木々は素直に 背伸びする 遺伝に逆らい ヒトは努力か
 踏まれても 踏まれても尚 花咲かす 生きづらき世に ヒト引きこもる
 相づちを 共感できる 心から 目をみて聴きし 望み待つ君

ゲートキーパーの準備研修は終えた。実践への不安と緊張と高ぶる思いが交錯する。そのときが明日でも出来る心構えはある。
 
世の中は 十人十色の 理(ことわり)や 生き物すべて 違う種持つ
 その昔 告白されし 君なれど 同性受け入れ 夢にもあらず
 幼き日 シスターボーイと からかった 昔に還りて 語り合いたい
 女装好き 興味ありつつ 勇気無く 断りつづけ 後悔立たず

2020年1月3日 快晴
酒を飲まない正月は朝の目覚が良く、一日の時間がゆったりと流れ体が自然に動き出す。
 
初詣 薬子浮かべ 屠蘇を干す 病祈りて 古偲びぬ
 あたらしき 年のはじめに かくことを 千年重ねて たのしきき宴
 ほの暗い とじまり開かぬ 戸惑いて 祇園精舎の 雀鳴く
 あたらしき 年のはじめに 思う友 語らうことが 嬉しさ積もる
 あたらしき 年の晴れ間に 雀鳴く 吉兆思わす 陽ざし豊かに

この二日間電話もない。訪れる人もない。自然と自分に向き合う。メディアに病気・入院・介護など無関心でいられない見出しが目に入る。一方五輪や今年の予定に一喜一憂しそうな行事をチェックする。トランプ再選・日韓問題・中国関係と日本を取り巻く環境に大きな変化が起きる可能性を否定できない。家内安全を祈ったが現実に目を背けることは出来ない。明日から日常に戻り、普通の生活が始まる。その”普通”に刺激を加えたい。
HPを開設して22ヶ月、BKUPする項目が2201個、ほぼ月に100個のペースで増加している。4月を目処に項目のスリム化も検討しないといけない。構築中の内容を本格的に着手する。
谷戸に119の音が鳴り響く。350世帯なので気になる。餅が詰まったりしたのだろうかとか。
 
気をつけた オレオレサギと 餅雑煮 それでもかかる 喉元過ぎぬ
今年の景気動向を読み解く。当てにならないが競馬と同じでギャンブルだ。不確定要素が常にある。紛争と自然災害に金融破綻だ。午後3時近くに正月風景を見に中央へ行く。国道はガラガラ。バスは時刻通り。生鮮食品の小売り店は明日まで休み。パチンコ屋も寂しい。街は始動していない。
 
街はまだ 眠りの中に つつまれて 行き交う人の 色気無き服
 バスの中 ニャーォニャーォも 気にならぬ ペット味わう 正月の街
 クロックス 常に晴れると 解ってる 今どき科学 子らを欺せず
下駄を投げて天気の占いなんて子供はやらないか?)

2020年1月2日 晴れ
良く寝た。新聞もなく駅伝を聴き、終日家でブラブラして過ごす。手帳とカレンダーに年間の予定を記入する。紅白・ガキ使・格付けなどのTVをピックアップしてYOUTUBEで見る。紅白は新鮮味に欠けて久しい。そこが良いと思いつつ、視聴率は厳しいだろう。格付けはGACKTが主役になっているが連勝には驚く。相方は気の毒だ。ガキ使は予想範囲を超えるサプライズ。私もサプライズを夢想するが、安定志向に落ち着いているのが無難と冒険はしないだろう。HPの日記以外のアップは明日。正月風景も明日外出して拾ってくる。
睦月表題の歌は七草粥の時に変更する。日記の歌は明日から。

2020年1月1日 快晴
終日兄弟で他愛ない話をしながら、別々に新聞読み朝昼食を適当にして、午後はサッカーを聴きながら終日過ごした。昨年年賀状の挨拶は失礼する旨を書いたが、20通を超える年賀を頂いた。来週に挨拶状を出すことにする。夕方弟一家が揃ったところでお節をつついていつもの正月を過ごした。何も変わらない時間の流れが心地よく嬉しい。いつまでを考えずに今を楽しむ。
昨日1合、今日3合の酒を飲み、3ヶ月ぶりで結構酔いが廻る。

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