ふじけん目次

2020年4月30日 快晴
1年入院した小学校1年以来の籠の鳥状態の生活だ。60年以上前で子供だったので美化しているが、実際は、痛い重苦しいそして辛いもどかしいベット生活だった。それから比べると高々1ヶ月なのに長く感じる。自由に動ける状態にあるのに精神的に我慢して自粛するという自由な人間の尊厳を無視するような自己管理を強いられているからではあるまいか。あのときの両親・弟の気持ちになるともっと辛かったのでは無いかとも考える。自宅との二重生活・入院にかかる費用、退院後のことなど。私はそこまで気を使うことは無かったが、今思えばその両親の忍耐を組入れて、DNAが変化したかもしれない。「大した我慢じゃ無いよ。」と草葉の陰で囁いていると考えることにして、自粛を継続する。宣言がなくても、5月も自己管理する。畑は2回は行くかな。今まで使用しなかった最強マスクをついにする。今なら恥ずかしさがないし、ジロジロ見られても耐えられそうだ。

 阪神で トイレ掃除の ボランティア 防塵マスク 蘇る夢
 粉塵と 匂いに負けず 流す便 シャワー浴びるも 染みつく香り
 匂い無く 粒子も見えず 忍び寄る コロナ対策 過剰な用心
 もう一度 散歩の準備 確認す マスク携帯 杖カメラ持つ
 毎日の 歩くコースは 右左 気分次第で クローバー占い

散歩の時、カメラで歩道の草花を撮る。毎日見ているが時折初めて見る花もある。そして似た花の違いを図鑑やネットで検索して調べるのが日課になっている。更にクローバーの群生地で普通の葉(3枚)以外の、4枚・5枚や2枚葉を探す。あるいは無地の斑入りではない葉を探している。こちらは同じく探している女性と何組かお会いするが、私が良く見つけるので関心を寄せてくれる。コツは無い。見てると葉の動きが違う。「私を見つけて!」と願っているように動きが不自然なのですぐ判る。だが、毎日見つけると云うことは、昨日は何故見つけられなかったのかと不思議な気もする。ギネス記録は56枚葉(日本の岩手県花巻市で後輩を重ねて作った)という。自然では何枚だろう。この群生地では5枚が最多である。押葉にして知合いに差し上げる。そうすることで、私にも幸福(4枚目)・財運(5枚目)が訪れることを、多少は心の片隅に残している。
庭桜の枯枝を切った。ノコギリを使うほどの太さで去年までは花を付けていた。同時にマイマイガを目視で駆除した。

2020年4月29日 快晴
生活に必要な食品のみ近所のコンビニと町のスーパーに毎日買いに行く。まるで世捨て人のような生活だ。クスリを10月から自己判断で止めたので、半年以上医者にもいってない。マスクして遠回りして買いに行く。往復で4000歩くらい歩く。自宅で柔軟体操やら筋トレをしている。
 
外出は 買い出しのみの 生活は 傍から見れば 世捨て人なり
 万歩計 目標達成 自己満や 畑もジムも 自粛せざりし
 坪庭に 咲き乱れ花 鮮やかに いつにも増して 厚化粧かな

毎日庭を眺めている。箱庭のような狭さだが雑草と云う名で無視されていた花を愛でる。その花々は可憐で抱きしめたいほど美しい。唯あまりに小さく見過ごされている。足下に目がないと見逃す草花が多い。夕方には花や葉を閉じて陽が昇り昆虫が活動する時間に開いて昆虫を吸引する。生息領域と生き残り戦略が逞しい。今自粛している業種の生き残りを掛けた知恵比べが始まっている。嘆いていても助けてくれないし手を差し伸べるのを待っていたとしても何時になるか判らない。年金生活者が意見できることではないかも知れないが、草魂を忘れないで欲しい。
 
生き残る がむしゃらにでも 生き抜いて コロナ後の世界 新しき道
 新しき 秩序生まれる そのときは 人も世界も パンデミック後

2020年4月28日 快晴
「江分利満氏の優雅な生活」1963年と「毎日が日曜日」1976年は私の中でダブる。前者は山口瞳、後者は城山三郎の小説だが。前者の頃は中高生で読んでない。後者の時に前後して読んだと思うが定かではない。もう50年前で詳細は忘れた。今、毎日が日曜日の状態だが、会社辞めたときから同じ状態なのに何故か急に日曜日になりだした。江分利満氏は母と同じ年なので世代が違う。同じサラリーマンを書いた小説だと源氏鶏太の「三等重役」が懐かしい。TVドラマになった「7人の孫」は毎週観ていた。このころ家がTVを買い楽しみに見ていた。近所に女優の卵みたいなきれいな女性がいた。2つくらい下の背の高いY学院の娘で憧れの高嶺の花だった。「だいこんの花」かどちらかに出ていたので夢中で観た。そして時々見かけるポニーテールの彼女に見とれていた。最近昼過ぎに横になる。寝るわけではないが目を閉じぼんやり脳裏に浮かんだことや妄想にふける。何故そんなことを急に思い浮かべるのだろうと不思議になる。半世紀の時を隔てているので全てが美しい儚い包み紙に覆われている。オブラートなら日記書く前に溶けてしまうがそこまで脆くないようだ。無論、優雅ではなく日曜日でもないが、金を使わず脳内議論は政治に批判を浴びせている。今日も谷戸の山あいを散歩してクローバーの群生地を確認してた。なんとその一角で2つ葉が多数見つかった。初めて見つけた。三つ葉から一枚取れば二つ葉だがそうではない。人為的な葉とは思えないし、人が訪れる場所でもない。写真をアップするが専門的に研究している人に情報を伝えたい。何かの役に立って欲しいとは思うが・・・
 
毎日が 日曜日なら 楽しいと 思いし頃は 夢の又夢
 働いて また働いて 寝るだけの 半世紀前の 爆睡懐かし
 半世紀 人も世界も 繋がりし 梯子外すな 急に殺生

2020年4月27日 曇り夕方から雨
横須賀市役所に爆弾騒ぎ。ネットの1面に大きく掲載された。上地市長を殺すという物騒な内容がネットに書き込まれたが、不審物は発見されなかったようだ。横須賀は昨日までに42人で、40万の人口に対しては少ない方だが・・・。なので住民も緩い人がいる。その分逆にストレスが溜まるのだろう。パチンコも飲み屋もやってないので遊び場所がない。自主的な自宅軟禁に近い。自宅とコンビニか地元スーパーのどちらかに行くだけ。我慢出来ない人が騒動を起こさないことを願う。いい大人に対策は見当たらない。

2020年4月26日 快晴
YMさんへ健康診断書を渡す。診断書書式は同じでも、かかった所で字体や紙質など微妙に異なる。真似するのは結構難儀。最近絵画展に全く行かない。開催をしていない。そこだけで売れるわけではないが画家も苦しいと思う。KYさんのように自前でネット販売に活路を見いだしたのは正解だ。これからビジネスがどういう方向に向かうか。断定的にいえないが、実物を観て購入するのと並行して多少はテレワーク的な方法も取入れる気がする。テレワークで画家と直接話ながら距離を縮めて動機など納得しながら購入する人は増えると思う。今までは実物を観ないと買わない人は多かった。かく言う私もそうだった。そんな時に、今日二重に面白いネットニュースを見た。
「ルーブル美術館の来館情報」がそれで、事前に入場券を購入した鑑賞者に返金するが、何もアクションを取らなくても振り込みの逆の手続きで戻す事が明記された情報がHPの最初に明記されていた。そしてルーブルは2012年4月11日より、ニンテンドー3DSに内蔵された専用のオーディオガイドを提供利用し、年間900万人の利用者が望めば画像付きのガイドを提供している。実物プラス画像情報だ。これはネット美術館だ。居ながらにして世界中の美術館めぐりが出来る。コロナのような有事の俊敏な対応と3D画像ガイドなど、伝統を重んじるトップランナーは違う。だから生き残れて繁盛するのだと考える。椋鳥(何度も言うが)といい、先人の教えも忘れた頃に効いてくる。

2020年4月25日 晴れ
終日自宅。YMさんが健康診断書の件で来た。かなり前に処理してあげた案件と同じだが、2人分あった。形式が依然と違うこととPCのスキャナー機能が変更されていることで、手間取ったがなんとか期待には応えられたかな。スキャンの読み取り精度が良くないのが難点で今後の課題というか、機種のグレードアップしないと難しい。
12日間の連休で自粛解除されるか。横須賀で推移をみるとピーク過ぎた気もするが、コースカとか外出の機会が多くなりそうなので不安はある。全ては個人の自覚の問題になってくる。コルフ練習場・パチンコ屋に人出が多いというニュースを聞くと、我慢できない・自分は大丈夫という「ムクドリ」型人間が多いと言うことか。とにかく自宅に籠もる。食の確保はできている。体のリハビリをどうするか。今が重要な時なのでなんとか考えてアイデアを出す。

2020年4月24日 晴れ
兼山の言葉の重みを噛みしめたい。400年前に藩政改革が厳しく罷免された後も子孫繁栄を拒まれ家系が絶えた。他方教えは血ではなく不滅だ。何処かで誰かに受け継がれていると思いたい。それが学問であり歴史である。
 コロナには 万人に一人の 感染者 千人ならぬと 用心せざる
 いつの世も 俺だけは別 思いたい その自惚れが 災いのもと
 400年 教えはいずこ 椋鳥は 今朝も仲間と 庭先遊ぶ

朝起きてパソコンに向かい、ここまでは昨日の続きで、この後汐入経由で畑に行く。途中コースカベイサイドを遠目に見て開店1時間前を確認した。2組4人が並んでいた。会館1時間前。2mの感覚は空けていたが早いなぁ。何買うんだろう。バスはとにかく国際村まで2/3人しか乗ってない。帰りは逗子経由にした。YYさんに追浜であった。会話は同じ「早くなんとかならないか」。夫婦で家にいるという。何とか働きたいと言っていた。

 花求め 飛び交う虫も 日々戦 ライバル多く そこに天敵
 男爵の 花美しく 見とれたり 葉芽などに 毒含みけり
 初めての 収穫なりし セリを摘む 食べ残し足る 根菜なれど
 青い空 緑の山波 つつじ咲く 虫たち群れて 春風そよぐ

親子は手を繋ぐのは当たり前だと思う。カップルじゃないんだから。
 
ペコちゃんも マスクしている 守ろうね うがい手洗い ママとは手繋ぎ
帰宅したらメール。畑の管理者から作業自粛のお願いが来た。青い空のもと畑で野菜作りリフレッシュするのは良いことなんだと思うけど、個人の思いより共有する精神かな。

2020年4月23日 晴れ
少し肌寒い春の季節。ようやく集配業務が再開された。建屋を消毒して社員の健康を確認しての再開だ。丁度1週間休んだ。まだ郵便物が滞って遅配のご迷惑掛けますと言っている。配達員が生き生きと動いているのが感じられた。気のせいかも知れないが。旧田浦地区の要だ。宅急便が浸透したと云っても地域社会に根ざしているので、都会のようにおいそれと金融・郵便を切り離しては考えられない。歩いて10分圏内に都市銀はない。郵政と信金が命綱だ。
 
むくどりが 到来するも つがいかな 早朝仲良く 庭で食事
「椋鳥には千羽に一羽の毒がある」とは野中兼山の言葉で、万羽では気にせず食すが百羽では被害者がいるはずでウソがばれる。千羽だと怖いので誰も食べないという深謀遠慮の策だ。実際効果があったかは定かではないが、今のコロナの状況と似ている。自分は大丈夫という自身がどこから来るか判らないし、何故思うのかも理解できない。確率を自分勝手に解釈しているのだろう。横須賀では1万人に1人だ。これが千人になると本当に怖い。身に置き換えるとよく分る。
そんな中、明日「コースカベイサイド」が一部オープンする。イオンなど食料品中心の生活必需品で、映画館などアミューズメントは5月中旬以降という。企業の論理優先で開業する。無くてもなんとかなっていたのだから無理にしなくてもと思う。多分明日は混むだろうな。横須賀は少なかったのだがクラスターが起きないことを願うばかりだ。

2020年4月22日 晴れのち曇り
郵便物が止まっている。局留めらしい。考えられる急ぎの受取り予定は、マスクと10万円だろう。他には個展・企画展と行政からか。それと金融機関からはあるな。こんな時だけど締切りの連絡のあるものは思い浮ばない。
1週間振りに畑に行く。
汐入でマスクをして手つなぐカップルを見た。(写真風景に明日掲載)何考えてんだろう。バカップル!? こんな時に。一方、八景のエスカレーターで皆間隔を開けて乗る。やれば出来るじゃんと思いつつ、めちゃ空いているからだとは思う。混雑時でも、このゆとりが皆持てれば良いのだ。「ソーシャルディスタンス」は、コロナを別格として流行語大賞にノミネートされる言葉だ。一方喫茶店では椅子を抜いてしまわないといけない。単に貼紙だけでは客の判断に任せるほかない。私は両隣の真ん中三つある席の真ん中に座った。目の前に貼紙が「この席は空けてください。」でも一つあいた隣の人が二人いるので難しい。
 
優しさは 自分の為でも あるけれど 他人は安心 互いにウイン
 手をつなぎ 愛を確かめ カップルは マスクするなり そこじゃないよと
 いつの世も 勘違いする 人多し だからこうだと 頭で説教

畑では管理人と話した。どうしたら畑情報を掲載するか二人で話していた。ジャガイモの花が咲き、小松菜の黄色い可憐な花が目を引く。初めて花を見た。アブラナ科で菜の花と同じだ。セリが元気に育っているが、背丈は40cmにほど遠い。

2020年4月21日 晴れ後曇り
郵便局が閉鎖され、ほぼ毎日来る郵便物がポストにない。ネット時代とは云えアナログの繋がりも心が通うようでぬくもりを感じる。昨日のパソコンのトラブルとか時には生活の特異点になり人間味を感じる。
 
トリアージ してもされても 仕方なく コロナパソコン 混同すまじ
 毎日が 休みなれども 早急に 修復したし 急がぬけれど
 落ち着いて 対処してるも 警報音 焦らず慌てず 当てにせず
 自分だけ 頼れるスキル 元SE プライド邪魔な 古き技術や
 毎日が スキル向上 磨いてた 若さ頼りの 馬力がむしゃら
 まだできる 老いてもあると 思いたい 俺は先駆者 残り香なのに
 普段着の つもりでいても 看板を 外せぬ色気 死ぬまでもつや

夕方、鶯が2羽庭に下りてきた。急いでカメラを手にしたが部屋の動きを察知したのか逃げ去った。
 チャッチャッ鳴く 地声煩し 鶯は 藪に隠れて ホーホケキョ
昔も大昔、SEをやっていた。PCの前の時代WSというデスクトップタイプで社内ネットを利用し、米国の関連会社とメール・情報のやりとりをしていた。その頃は最先端の技術に触れていたという自負があった、「ユビキュタス社会の到来」がそこまできているという気負いが20世紀までだった。その後は会社を辞し、すっかりアナログ人間に戻った。その頃、技術部門の若手が隣同士でも朝の挨拶「おはよう!」をWSで交換しているのを新人類と思っていたが、今は当たり前になった。当時は自宅勤務の検証なども結構やっていたが、全く上手くいかなかった。早すぎたのかも知れない。家にいると女房には邪険にされ昼は外食を強要され、外でやたらベタベタしないでなどと言われていたらしい。現在の惨状をどうみているのだろうか。同じように邪険にされても逃げ場はどこにもない。

2020年4月20日 雨のち午後3時頃から曇り
昨日、PCがウイルスに感染したので修復。PCは企業用PC(2011年製Win7)を業者が買い受け、Win10にアップして安売りしている代物なので、富士通では対処しない。販売業者に電話しようと思ったが、できることをやらねばと電源を切ったが、バッテリーを外さないと電源が切れていないと思い、一旦外した。再び入れなおしたら何事もなかったように動作し始めた。怪しげなSWがインストールされてないか確認したが無い。何だったんだろうか。自宅で自粛している気持ちをあざ笑うような顛末には違いない。それにしても寒い。エアコンを入れた。
 いつの日か 実はウイルス 罹ってた なんてホントは パソコンなんだ
 洒落ならん ウイルスなんて 冗談も 言えない空気 じっと我慢す
 なんでまた こんな時こそ ネット観る その気なくても 疑い消えず
 雨降って ドットCOMのが ネットなり 何れは晴れて くれるかしらん
 何時までも 何事もない 日常の 偶々起きる 特異点なり

2020年4月19日 晴れ
PCを5台持っている。Win10x3、Win7x2で使い分けている。そのうちのWin10ノートタイプがウイルスに感染という情報が表示され音声で何やら至急電話しろという。直接マイクロソフトのセンターという。全く画面をリスタート出来ない状況になっている。知合いのURLを入力したときに、「CO.JP」を「COM」と入力ミスした事が原因と考えているが変なアドレスではない。しかし「COM」が当りのサイトの可能性は否定できない。明日ゆっくり対処を考える。にしても反省!!!こっちの方に感染するなんて。電源落として、いつもの散歩して汗をかいたら少し落ち着いた。

2020年4月18日 強い雨、後午後3時頃から快晴
終日自宅でBGM聴きながらのんびりしたが雨がやみコンビニへ。自宅前でYさんと会い立ち話。郵便局の配達員がコロナに感染したので、窓口もATMも昨日から閉鎖という。「困っちゃう。」と嘆いている。隣町まで行かないと現金を引き出せない。年金受給者は引き出しに行ったのだろうか。配達と集配は?今脳裏を過ぎる配達される郵便物は思い至らない。局留めされるのかな。集配をする本局なので困る。東京の中央郵便局はどうしているのだろう。急に気になり出す。自粛といっても配達がないと干上がる人は結構いる。この辺りにも「ふれあい弁当」という助け合いの会が歩行困難な独り住まいの家に弁当を配達している。宅急便だって行交っている。外出の代わりに配達がなければ必需品さえ手に入らない。買いだめはしないが、日々配達で生活しているのが狭い谷戸暮らしの老人だ。私だって歩けるから毎日コンビニに会に行く。せめて往復400歩くらいでも運動になる。横道に逸れたが、郵便物は多い。私は配達局員に言われたし、近所の郵便物が間違えて混じっていることが年に数回ある。その位多いのだが、この金・土の配達はなかった。局留めになっているのか。とりあえず不要不急の郵便物なら仕方ない。急ぎや書留はどうなるのか。それも含めて初めての経験を見守る事が肝要だし寛容の精神で暮らす。自分が感染しないように注意を払いながら自炊するしかない。

2020年4月17日 晴れ
畑に行く。下仁田ネギを50本植え付ける。なんだかんだで2時間くらいかかった。初めて種ではなく苗にした。ガイド通りには出来ていないが、どの程度のネギが収穫できるか楽しみである。2・3ヶ月掛かるようだ。往復ともバスは貸し切り状態で人が移動していない。自分でも外出していることが後ろめたく感じる。隣のテニスコートに誰もいない。市営だからと思うが3月までは賑わっていた。やはりな・・・と思う。畑に関してはそれぞれの借り手が来て手入れはしているのが感じられる。人との濃厚接触はないからOKだと考えているのかも知れない。私もそう納得させている。
トイレまで一直線で行かれるように子供が無理矢理崖に獣道を作ってしまった。私もマネして上り下りしたが、雑草を踏み滑るので刈り取ってしまった。公園の管理者が入らせないようにトラロープをするかもしれない。こういう道は密かに作り利用するから存在するのに、余計な事をしたかもしれない。老人に坂の獣道は危険だ。だったら、正規の道を行けばよいのだ。時間掛かるが。今日は童心に返って楽しかった。塞がれたら子供は別の方法を考えるか。
昨日、近所の郵便局勤務の男性がコロナ陽性の判定を受けた。14日まで勤務というが、最近は全く行かないようにしていた。暫く近づけない。いよいよ身近に迫ってきた。

2020年4月16日 快晴、夕方から曇り
カレーを10人前分と豚キャベツを一皿分作った。カレーは2種類(野菜:キャベツ・ジャガイモ・人参・タマネギ、肉:豚肉・鶏肉・人参・玉葱)でルーは既製品にコリアンダー・ターメリック・コショウ・を加えて具材の形がなくなるまで煮込む。豚キャベツは、鍋にキャベツの固い葉を敷きむね豚肉とキャベツを交互に重ねコショウをして茹でる。10cmの厚さが2cm未満になるくらいまで茹でる。冷えたら8等分に切り冷凍保存しておく。これで2週間の自粛生活はOKである。昔、博多に転勤したときに見よう見まねで料理した。それが、阪神淡路大震災の時に役立った。それ以来数年にうちに気が向くと作り置きしておくことがある。畑のジャガイモをやってみたい。ピーマン・トマト・下仁田ネギも作るので入れてみるか。
完成したので午後はその下仁田ネギを買いにホームズに行く。帰りに散髪する。やはりいつもより空いている。Nさんの知合いが畑を同じ場所でやっているということだ。自分は髪をお下げにして若作りが似合う。バス降りて仏花買い帰宅。自治会費の集金があった。年3600円である。

 自炊する 包丁持つ手 ぎこちなく ピューラー使い 薄く笹切り
 グツグツと 時間掛けて 煮込みつつ 焦げないように かき混ぜにけり
 散髪は 不要不急か 一人では 鏡見ながら 虎刈りの過去
 耳覆う 髪切りたいが 我慢する イライラするし ストレス溜まる
 長髪の オールバックの頃 懐かしく 何故に伸ばした 時代に憧れ
 お下げ髪 二つに分けて 似合う君 青春の時は 初恋の頃
 ポニーテール 快活な君 振り向けば 笑顔の瞳 時間よ止まれ

2020年4月15日 快晴
気温も20度になり、畑にいく。野菜の生長を確認しないと野放しにはできないが、人との極力接触は避けた。幸い往復バスは、いつも以上に人は少なく、多少外出に引け目を感じた。ジャガイモの芽かきをした。2週間いってないので伸び放題。やはり先週行くのが正解だった。一つのジャガイモから多くて2つの芽というが、6-7本の茎が出ていた種もある。抜いたら小指ほどのイモまで付いてきた。教科書は当てにならないというか毎日向き合ってその道のプロにならないと効率的で良い売り物に成る野菜は難しい。
バスの往路で、クシャミするときにマスク外すオジサン(俺と同年代)がいた。いつものクセなんだろうが逆だろうと突っ込みたくなる。居酒屋でも下向いたり、おしぼりなどで口を覆うのが礼儀で、コロナ騒ぎは関係ない。いつもの悪いクセが出たと云うことなのだろうか。

2020年4月14日 快晴
昨夜来の雨も上がり快晴のすがすがしい卯月の朝。昨日雨の中、土地測量の結果報告書を受領した。隣との境界線が2cm程ずれていることが判ったので境界標を一箇所打ち直した。今まであまり気にしていなかった境界確認図をみて改めて複雑に細かく線を引いていることに感心した。カーブを描いてはいても直線で刻んでいるので素人にも面積が容易に算出できる。地主も未来に禍根を残さないように境界をはっきりさせ相続を共有から分割して単独所有に切り替える話し合いをするのだろう。
 遺産ゆえ 棚ぼたなれど 諍いは 肉親同士 譲り合えず
 些細なり 境界線の 数センチ 行き違いから 手握り合えず
 土地所有 三代続き 手放すも 昔の名士 終生残る
 いつまでも あると思う 土地神話 借家住まいの 気楽な暮らし
 鶯の 声聞く里の 卯の花は 空しき調べ 春の終わりに

今の時期は、鶯のホーホケキョが心地よい、重なるように時鳥も鳴くが、煩くて耳従うことがない。もう10年前に還暦過ぎたのに。それと托卵で子育てせず、渡り鳥でヨソ者という中傷もあり好かれないのだ。大きさもあるかもしれない。
 
不如帰 托卵外様 耳障り 要領いいのが 嫉妬を招く
 小柄でも 他鳥の子育て 鶯は 苦労いとわぬ 健気さ可愛

2020年4月13日 強い雨の午後は弱い雨
朝から強い雨、昼には雷。1時くらいには上がり、雲間からは陽の光も差し始めた。昨年来のいやそれ以前からの被災地にはコロナ過と合わせ、被害が出てないことを祈るばかりだ。世界的な拡がりの中、中国では第2波の兆しが見えているらしい。100年前のスペイン風邪では、日本は第3波まで押し寄せ収束に3年掛かったという。定かではないがBCG接種の文化のあるところは罹りにくいし死に至る率が低いというデータがあるらしい。検証してもいるらしいが、クスリやワクチンの開発が待たれる。超法規的に投与も検討しているようだが、日本の医療制度下の限界も垣間見える。国家存亡の時、国家・軍隊が暴走した先の大戦を持ち出して反対する勢力もある。偏向とみないが、もう少し政府を信用しても良い気がする。政府も臆病風に罹患した言動をしている。一方目立つ発言や俺が俺がの大臣もいて困った国だ。選良を選んだのは私達なのだ。

 議員達 人命よりも 選挙なり 票を望みて クスリ求めず
 低気圧 自然の猛威 遠慮無い 非生物なる コロナ恨めし
 限界は いつまでなのか 自分でも 壊れたときに 判明するのか
 もう無理だ 自宅軟禁 自己管理 先の見えない 袋小路
 半年後 予定したいが 不安なり 無事に過ごすか 不安先立つ

2020年4月12日 曇り少し晴れ間、後雨
田舎暮らしはのんびりと時間が過ぎる。忙しく流れる都会は肌に合わなかった。喉を痛め、過呼吸に見舞われ、プレゼンの途中で深呼吸していても息が続かなくなり会社を諦めて故郷に戻った。以来20年今は花粉症もほとんど和らぎ、過呼吸も治りプレゼンするチャンスこそ無いが人前でも自信を取り戻しつつある。しかし、情報の量と質は東京程度には補えない。人脈ないのが要因でもあるが、昼寝していて周りからデータが入らない。ネットで入る情報は生活で24時間入る情報とは比較にならない。遮断して20年すっかり田舎の爺さんになったと思う。
 
田舎では 空気は澄みて 長閑なり 昼寝遮る 雑音も無し
 都会では 昼寝してても 喧噪が 人の気配の 途切れること無し
 刺激無き ぬるま湯のごと 心地よさ 天国近く 極楽浄土

2ヶ月前の予定では、京都駅前の都ホテルにいるはずで、明日は奈良の観光。休止は仕方ないが、延期なのか中止で来年は東京担当になるのか気になる。今も雨降り、明日も畑はいけそうもない。どのくらい芽が出て葉が伸びっぱなしになっているのか気になる。不要不急になるのかなぁ・・・

2020年4月11日 曇り時々晴れのちに雨
土曜日という感覚がない。朝刊のナンバーズを解きながら食事して感じる。すっかり自宅での生活が馴染んできた。毎日散歩する。子供の頃に遊んだ水道トンネルを見て新興住宅地を抜けて町のスーパーとコンビニで買い物する。知合いと会っても会釈するだけ。同じような毎日だが違う発見がある。クローバーの群生地があり、三つ葉以外を毎日見つけ、かつ住宅地の庭先を飾る花々ではない雑草と言われる野草あるいは雑草化した草花の写真を撮り名前を調べている。2年前に昆虫の名前を調べる教室の3ヶ月通い勉強してから自力で調べるクセが付いた。間違いが後になって気づく事もある。何度も図鑑を見てネット検索して確信を得たときは嬉しい。一日気持ち良く過ごせる。

夕方になり雨。明日は畑に行きたいと思ったが休むか。

2020年4月10日 曇りときどき晴れ間
庭の鉢植えの植え替えをした。1時間が限度で腰が痛くなる。立って出来るように専用の作業卓がないとキツい。畑は立ち仕事がほとんどだったので、これから座り作業は椅子を使う。
私は杉が要因の花粉症だが、今年は鼻水が垂れてこない。多少目が痒いくらいで寝るときに息苦しくないが、ひどいとマスクをして寝ている。そのためマスクは正月前に買っているが、今年は本来の目的でない使い方で役立っているから助かる。買い占めの影響を全く受けていないのは幸いだが、自宅で自粛しているのでほとんど使うことがない。

知人が歌に応じて返歌した。できばえには相当差があるも今の実力という所か。
 
コロナ禍も 世間の乱れも みな包む 何事もなき 春の夜の月【憂】
 
景石も 風情在りし 庭なれば 暗き浮世に 望月照らす
望月(ぼうげつ)をスーパームーンと捉え、望月新一さんをかけてみました。そんな未来からの人が現れることを願う。

2020年4月9日 晴れ
もう4日間自粛している。畑に行ってない。ジャガイモの芽摘みをしたいのだが、喫緊の用事ではない。歩いて5分のコンビニと町のスーパーに食の買い出しに行くのみ。時間を掛けて行く。そして花の名前の徹底的な調べ。BGMはクラシックからジャズ、そしてポップス・ニューミュージックと何でも聴く。庭を眺めるとイジりたくなる。かといって旧宅の片付けをする気が失せている。貸すとなったときには計画的に決めていたのだが、急に優先順位が下がった。

2020年4月8日 快晴
小中高と休校、自宅で我慢して勉強やスマホをしているんだろうか。聞けば近所の友達同士で遊びに行っても家の中に入れないという。介護の仕事している主婦が、休みはないという。皆デイサービスを利用したがっているそうだ。あと一月我慢するしかない。食料品と犬の散歩はいいらしい。近所のコンビニに行くのに5分掛からないのにかなり遠回りして1時間以上掛けて、山を散策して草花の写真を撮って行くことにしている。適度な運動になるのと日々新しい発見がある、途中の公園では外出禁止なのに子供達の遊び声が聞こえる。犬の散歩が目立つ。それでも人通りは少なく自粛しているのだ。K病院の理学療法士からジムの男性に移り、そこから拡がりといった情報がまことしやかに流布されている。役所の発表する年齢・性別・仕事場所・日時が符合するので信用してしまう。私が行きたい場所が全て閉鎖されているのでブラブラするなんてとても出来ない。これから連休で、昔会社勤めしたとき銀ブラをした覚えが蘇った。今の新社会人は会社毎に対応は違うだろうが、入社式もやらずに解雇なんて事にならないことを祈る。
 子供らは 公園で遊び はつらつと 犬の散歩で 親は井戸端
 式もせず 自宅待機で 倒産と 頭は真っ白 目の前真っ黒

2020年4月7日 快晴
静かすぎる朝には慣れた。ゴミ収集車の音楽が聞こえるときが子供達が学校に掛けだしていくときで、私が急いでゴミを出す。先日保険外交員の女性が二人勧誘に来た。今は在宅していると踏んで来ている。考えて欲しい。接触をしないようにといっているのに訪問するって、上司の命令かは聞いてない。仕事熱心とは云わない。「私頑張ってます!」とアピールしているだけのような気がした。
午前中は花の図鑑をネット検索で名前の確認。調べきれない花がある。一応休憩して後日にする。午後果物を買いに中央へ。三笠通り商店街はどこも開いている。マックとかあるが個人企業が多い。閉めたら即倒産するような気もする。
 今そこに 迫りて急に 危機感は パニック起こし 右往左往し
 神奈川の 末端田舎は 他人事と 思う気持ち 常に変わらじ
 都会では 若者次第と 喚起する ここは横須賀 ジジババ元気

カフェクリエは若者はいなかった。中高年ばかりで4割程度か。10日前は8割くらいで満席に戻るのはいつだろう。大阪・福岡の住民からは横浜・川崎は関東・首都圏だし上京の対象だが、横須賀は田舎という認識らしい。住んでみて実感した。もう20~30年前ではあるが。
 
首都圏と メディアにぎわす 宣言は 横須賀忘れて 商人願う 
 商店と 勤め人とは 極違う 忘れて欲しいか いや首都圏か

2020年4月6日 快晴
快晴の入学式。横須賀では小中の入学式が行われている。コロナを意識して簡素になっているようだが、新1年生にとっては晴れの日だ。保護者にとってもようやく子供が自立する。朝夕の送迎からも解放される日だ。今年は明日から通学自粛になるので保護者は難題を抱えることにもなっている。午後、近所の公園など歩いて草花を撮って歩いた。入学・始業式を終えた子供らの声を聞きながら子供の頃を思いだして懐かしの場所も歩いた。
 懐かしの トンネル今は 開かずかな 責任管理 難しき世は
 束の間の 歓声響く 公園を 花びらが舞う 風誘う春
 明日からは 自粛開始 学び舎は 自習始まる 嘆きの日々か
 家よりも 高き墓石の ある暮らし さすらう祖先 眠り静かに

 公園の 母子の空気 溶け込めず 怪しまれぬよう 脇目もふらず

2020年4月5日 曇り、強風
畑の日除け用のテントを括る鉄柱を作り直した。YMさんに頼んでいたが、引っ越し騒ぎが一段落して車でいった。作業は30分で終わり、より実用的になった。彼は電話で馬券を友人に頼んでいるが、私は電話・ネットではやらないことにしているので、コロナの自宅待機が終わるまで控えることにしている。「損しなくていいね!」という声に反論できないのが情けない。仕方ない実績が示している。感染者が、横須賀で14人三浦半島(鎌倉含む)で30人になる。東京は1000人を超えたという。収束の気配が見えない。いよいよ自宅にいるしかない。必要なモノを全て宅配にするか。自宅でできる筋力アップのトレーニングは限られる。近所のウオーキングを始める。
 アイコンが コロナなんて 思わぬが 今年の流行 これで決まりか
 永遠に 続くウイルス 戦いに 勝利できるか 人類の英知
 戦略が 変異する都度 あたふたと 笑われている 世界の対応
 収束が ウイルス任せ 情けない 医学の進歩 団結出来るか
 その日まで 戦い続ける 生物は 本能働き 相手に挑む

2020年4月4日 晴れ
一昨日、日本はもとより世界を駆け巡った『ABC予想』が証明された。というニュースはびっくりした。数学は好きで今でも共通一次の数学の最初の問題を解いて俺もまだまだ脳は正常だと悦に入っている。それほどファンだが、8年前の論文の状況は知らないし、望月教授のHPも覗いていない。600頁の論文など読めない。それで昨日、加藤文元教授の90分の講演を視聴した。中学生に解るように解説するといっているので期待したが、途中までで後半はさっぱり理解が出来なかった。その反面全く新しい発想なのだということは漠然と理解した。世界中の学者のなかには、証明になっていないという評価もある。一部の学者の査読で学術誌に掲載されるが、世界中から認知されるには相当の時間がかかりそうだ。論文掲載まで8年近くかかった。証明に利用したIUT(未来からやってきた)理論を理解しないと、論文は理解できないようだ。私にはこの理論が全く理解できないので、唯々『ABC予想』なんてどうやって証明するんだろうと思っていた一般人からすると解けたとHPで宣言することに敬意を表し、生きてる内に世界の大勢の学者に認められることを祈る。久々の明るいニュースで最近の閉塞感が少し和らいだ。

 未来から 足し算かけ算 やってきた 違う人類 同じ生物
 縦横の 同じ拡がり 伝えるは 通信できる 手旗信号
 復元す 認証できる 立体を どこでもドアーの スマホで移動 

2020年4月3日 晴れ
畑周辺でスケッチ。かつ畑のボックスで色つけと日記。隣の親子4人が後から来てお弁当広げてピクニックだ。下の子は3歳という。おまんじゅうとカリントみたいなお菓子を貰った。口移しでくれようとするが流石に適当に流した。お母さんが困ったように注意していたが、あまりの懐き方に驚いた。これが2回目なのだ、遇うのは。余程教育が良いのだろう。心配なくらい。
 目に青葉 ウグイス鳴いて 桜咲く 山雪化粧 衣変えつつ
 雲流れ 地球の動き 普遍なり コロナ浴びつつ 下界忘れる
 ヘリの音 西から南へ 悠々と 静けさ破り 山の彼方へ
 谷戸の家 煙りたなびく 春霞 通りすがりに カメラ向けらむ
 山を切り 道路作りて 人・車 文明の里 コロナ忘るる
 こんにちは 兄弟の声 明るくて 畑に来た甲斐 この一言に
 顔向けて あげるという菓子 口移し 流石に言葉 とっさに出せず

YMさんが仕事帰りに来た。最初以来だが、引っ越しを中止したという。大家が家賃いらないから、土地売れるまで住んでくれという。買った人が出てってくれというまで住んで欲しいとのこと。今までの大家と店子の関係性が判る。

2020年4月2日 晴れ
暫くは雨マークがない。気温が上昇するなら金曜辺りには畑に行きたい。粘土質で降ってすぐは入れない。そろそろジャガイモの芽を摘まないといけない。見ないと判断できないが。これだけ自粛ムードが高いと出歩くのが犯罪行為に等しいと感じるし、感染すると特に後悔先に立たずだ。

 きゅうようと 不要不急の 判断は 自問自答の 常識のいき
 定刻の バス人影に マスクあり 皆うつむきて 音ない世界
 若者の 健康な声 ひびくマック ウイルス保菌 未確認なり
プリンタインクが1台切れた。代用は可能だが今月中には使用したい。他にも購入したいモノがありホームズに行く。帰りに電話で済むことだが、行かないことを知らせたい”見世”もある。顔出して見た。NKさんと遇い談笑。明日から巣ごもり。畑には行く。

2020年4月1日 雨、朝から降り続く
今月の歌は今年の花見の涙雨と外出できない状況を恋人に置き換えて詠んだと思うと妙味に得心がいく。
エイプリルフールのジョークは海外企業が昔から良く広告のように発表していた。気の利いた話は価値を高めた時代もあった。最近は企業にとってマイナスこそあれプラス面がないので中止している企業が多い。日本で災害が起きても海外は関係ないので何処かで誰かがつぶやいていた。今年は流石に無い。おそらく今年を境に無くなる風習で、昔流行った遊びになる。今日も有名人の感染者がニュースに流れる。100年前のスペイン風邪は3波押し寄せたという。今回も油断は禁物で五輪が開催できるか政府は甘い期待の賭けに出たのかもしれない。怖い賭けだ。神風信仰が残っている。自分だけはとか、日本は神の国だからという。日本は敗戦したという現実を直視することを忘れているのではないかな。
 
昔はね 4月馬鹿って 風習が あったというのは クイズに出るかも
 笑うにも 笑えぬときも 笑わして 笑い泣きする 笑いに生きる
 いつか死ぬ 誰でも死ぬが そのときは 一人で逝くのが 定め成りけり
 弥生去り 卯月の朝に 気分変え 迎える画賛 気分一新
 しとしとと 降り続く雨 春情の 花嵐さえ 涙流さん

やはり馬鹿な大人がいた。まさに4月馬鹿だ。コロナを使うとは。韓流の歌手だというが、常識を弁えてないな。そういえば、五輪チケットはそのまま使えるように検討中というメールが来た。当然だろうけど、会場は同じなのだろうか。事務局も大変だ。

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