2020年9月30日 晴れ、降水確率0%
畑に行く。周辺の整理とナス・ピーマンの収穫。そろそろ実りの秋だが毎日行かないと時期を逸する。しかし週に2回が限度なのと雨の日は休むのでいつも食べ頃のピークを外す。誰もいない畑で黙々と予定の作業をこなす。
昨日バスでよく見かける女性が降車時に「お金、60円しかないの!今度払うから。」といって降りた。運転手も乗客も何も言わず聞いていた。バスの中でも独り言を甲高い声で叫ぶ、何となく乗客も関わりたくないのか顔を向けない。まだ50歳くらいと思うが、これからどう生きていくのだろう。以前は父親が同伴している姿を目撃していた。もう高齢か、それとも・・・
間違いなく横須賀は高齢化社会の先頭を走っている。私も団塊の世代なので集団の一員ではある。

今月は歌を詠むのが小休止になった。来月から気を引き締めて詠む。

2020年9月29日 曇
昨日OGさんから頂いたインゲンを食した。自分で料理に使うのは初めて。茹でて冷凍保存し、一部を収穫したピーマンと一緒にカレー炒飯に入れた。結構美味い。市民大学の古文字と万葉集に申込みをした。ようやく行政が動き出してきた。第三波は来ないことを願う。すでに免疫は獲得されたという説を信じたい。
午後はクロッキー。一年に1回では上達しない。描いたものを後から見ると恥ずかしい。腕が落ちている。その合間にタブローを描かないといけないのだが、畑でのスケッチも夏場は暑くて止めていた。
 
裸見て ときめきなんて 座るまえ いかに素早く 描ききれるかな
 いつ見ても モデルの仕草 流れ出す 押しとどめざる 力技なり
 年一度 思い立つほど 腕鈍る 元々技の 身に付かざるや

2020年9月28日 快晴、雲一つ無い空
隣家の奥さんから先日の畳み下のカビなど湿気の後日談を聞いた。もう20年経つのだ。ほぼ同時期・同業者なのでほとんど老朽化は同じだ。我が家も湿気対策をしているようでも20年も維持するのは容易ではない。メンテナンスにいくら掛かるだろう。少しずつ直すしかないか。
青虫を駆除、最後と思ったが、まだいる気がしている。畑に行くと蝶(キアゲハ・モンシロ・モンキ・シジミ・キタテハ等々)が乱れ飛んでいた。まだまだ産卵をする気だ。ニンジンにいた幼虫を3匹駆除。今週はもう一回行く。
Oで夕食。スペオキの女性がいた。愛嬌はないが、仕事が早くて感じが良い。高3の娘がいるという。JK/JDのバイトよりは安心感がある。若くて可愛いだけではお気に入りにはならない。もうかなりの老人になったということか。

2020年9月27日 快晴
出掛けに、青虫3齢を発見。まだ1匹はいそうだ。今日は暖かく蝶が飛ぶのをかなり見た。あと一週間は気がぬけない。
午後中央へ。古文字を学習するようになって江戸時代の文学を理解すべく、入門として漫画を読み出した。剣客商売・鬼役・必殺仕掛人・鬼平犯科帳などだが、言葉の解釈には結構役立っている。小説も漫画も現代語訳なので齟齬はあるが、それ以外では説明できない用語はルビがあり何となく理解できる。その漫画だが読み出すと絶版になっているのはブックオフなどで購入する。受取りカフェで読んだ。主に用語や時代背景の感覚を確かめたいのだ。
 
鬼役の 苦しみ分る 紙の上 一度の失敗 昔切腹
 青虫は 悲しからずや 人の手に かかるも一生 残るは野たれ死
 クロスワード 解いても誰も 褒めないが 自己満足の 美味い朝食

日曜は新聞のクロスワードを解く。自分の知識だけで文字が埋まったことは無い。トリビアのような知識がないと難しい。今はウイキペディアがあるので検索するとおおよその答えが判る。大概は午前中で解けるが時々仕切り直しをする。

2020年9月26日 雨時折曇
土曜日は、朝刊のナンバーズと週刊誌のクロスワードを解きながら朝食。今日はフルーツ4種と味噌汁とミルクティ。至って健康的な食事だ。3年前γ-GTPが2000+で整形の医師からこのまま返せないと消化器内科に廻され精密検査を受けて、かなりキツく生活改善を言われた。元々この数値は最初から300+で近年は800から1000であった。体の異常は感じないが、沈黙の臓器だからだと言われ続けてきた。そこで70歳を間近に控え体質改善を目指した。薬(血圧・睡眠導入剤と時々胃薬)は全て、酒を3ヶ月止めてみた。すると全ての数値が範囲内になり、自分自身が一番驚いたのである。そのときから朝食は果物中心にした。カロリーは1000㎉/日にしていた。今は多少カロリーも多く、アルコールも解禁している。自粛中3月から6月は自宅で+野菜中心の食事にした。7月からは緩んではいる。夜は外食になったが食は細く塩分控えめになっている。若い頃のように食に貪欲さが無くなっているのが大きい。美味そうでも我慢ができる。他のことに興味が移っているのだ。衣食足りて礼節と栄辱を知るまでには至っていないが。

2020年9月25日 曇のち晴れ
国勢調査をネットで対応した。個人情報が毎回少なくなっている。5年に1回で過去の項目を定かに記憶していない。確か年収を書く欄があった気がする。適当に記入する事はできる。性善説で成り立っている調査だ。学歴は今回もあるが同様である。各国の比較を調べてみようと思っているが、そんな情報を何に使うのかと言われそうだ。興味である。
青虫の小さな糞を発見したが見つからない。もう最後ではないかと思うので明日にでもきっちり探索したい。
YMさんがPC教えて欲しいと電話してきた。自分の小説を入力する気になったらしい。時間があったら教えることにした。ボケ防止にも役立つ。

2020年9月24日 曇時々小雨
朝、青虫1匹。3齢くらい。このくらいになると糞も目立ち、体長も目立つので駆除しやすい。
初めてのオンライン講座。インフルとコロナの話を聞いた。ZOOM講座でメンバーから聞き申込んだ。直前3時間前に参加OKのメールなので予定が入れにくい。67名の参加と言うことはほぼ全員OKなのだろう。次回からの参考になる。ルールなども多くなれば収斂するのではないか。今は運営側も試行錯誤だろう。会議室などより不規則発言が可能なのは重要な課題だ。画面の共有でホスト側からの文字が見やすいのは想像以上で有り難い。顔を出して参加している人は15人位なのは意外であった。皆慣れている参加者で講義を聴くだけの人なのかな。

2020年9月23日 雨ときどき曇
昨夜来雨が降り続く。ときどき止むが曇り空は今にも降りそうで外出の気がしない。昨日追肥し、雨を期待して水は遣らずに。最近の予報はあたる。感に頼っていた予報がこの50年で大きく変わり、今は局地の天候が予測できる。午後は雨から曇になる。
朝、便座に座るとヒンヤリと感じた。低温から中温に変えた。お尻は敏感だ。秋分が終わった途端に本格的な秋だ。Iで食事。相撲と歯医者の話で弾んだ。
YMさんに電話。2W前から連絡無いので心配で確認。やはり仕事忙しかったのでバテているようだ。この数日は休みでSF小説が進んでいるという。PCを進めたが、今更と言うことだが、興味はあるようだ。

2020年9月22日 曇り後小雨
畑に行く。ニンジンの卵1個、幼虫4匹を駆除。追肥をナス・トマト・ピーマンを中心にニンジン・下仁田ネギ・落花生にやる。今日の夜から雨の予報なので水遣りはしない。雑草取りにクローバ移植など周辺の整備。気温も高からず作業には丁度良い。日除けテントもせず充実の畑でした。
 
街はいま 開門したる 球場の 観客脱兎や 走れず ぴえん
 スズメガは ぴえんならずや 山の青 染まず飛び立ち 次代へ祈り

2020年9月21日 曇のち快晴
40年振りにベッドのカーテンを取替えた。その間10回引越したが、常に頭上・左右にあったカーテンが静かに幕を下ろした。服とは違い直すこともせず破れずに時を刻んだ。この夏ついに破れた。眠りを常に守り続けたカーテン。「ありがとう!」(写真風景に掲載)
新聞の専売所の配達人が変わるようで新人を主人がバイクで教えている。何年かに一回は担当が代わり配達忘れがある。そのことで人が変わったことを知る。
 
今日もまた 出すぞパチンコ 打ち止めだ 勢いだけは 台風なみぞ
 字余りの こんな詞、曲に なるのかよ 語りラップの 走り出す前
 まぐろぶつ 食わぬと飲んだ 気にならぬ いつものパターン 飲んだくれの詩

Oで飲食。大衆居酒屋で面白い。いつも地声のデカい奴が一人二人はいる。今日も「よし、パチンコいくぞ!」常連なのだろう。店も程度をみて対応している。一人でブツブツ言っている奴は苦手だ。BGMで港のヨーコ・ヨコスカ・ヨコハマが流れていた。
青虫を一匹駆除。まだ2齢くらい。昨年は10月に2匹駆除しているので気を抜けないが、いよいよ収束か。コロナもそうあって欲しい。

2020年9月20日 曇時々小雨
早朝から資源ゴミの残りの仕分けと後片付けをしていた。自治会の役員が率先して町内環境の美化を担っている。重労働だし汚いし匂いもする。出す住民が仕分けして業者がそのまま持って行ける状態にしていれば作業はなくなる。全てではないがモラルと気遣いの欠如が成せる余分な仕事だ。時々窓から見て「ご苦労様。ありがとう。」と無言で言っている。最終的には市の処分場に持ち込むことになる。その後どうなるかも気にしなければいけないのだろうが、行政に任せていると思う。それを見ながら横では野良猫が秋眠をむさぼっていた。隣家が飼いだした犬が散歩前に匂いを追いかけている。
昼前後が小雨らしいので買い物に出掛けるのを判断しかねている。
40年使い込んだカーテンが終焉を迎えたので、ホームズに買いに行く。色合いが気に入ったのでフック方式ではないが使えるように考えた。
 
今は秋 彼岸花なく 肌寒し 小雨パラパラ 人恋し頃
 熱燗の 恋しい季節 人肌や ようよう蝉も 死地を求めん
 野良猫は 悲しからずや 日当たりを 求めて歩く 朝の日課に
 ミンミンと 昨日までなき 探したと せつない恋も 残暑終わらん
 カーテンに 時の流れを 感じても 歴史閉じ込め 心に響く

今日は蝉も全くきこえない。昼にワイドナショーをYOUTUBEでみた。岸辺シローの話で松本が落とし穴の事をしのんでいた。私はこの映像をみている。そのときは落ちぶれた者にはキツいなと哀れみを覚えた。それは最後の落とし穴の時の台詞しかみていない。本当は4回も落とされた最後に岸辺が「もうこれは金しかないな。金や!金!話つけようやないか!」と言っていたのだ。笑いを考えたアドリブの台詞だったのだ。松本の話で思いだし、誤解していた気持ちを救われた気がしてホッとした。良かった。気持ちが良くなり、カーテンを買換えにいったのだ。

2020年9月19日 晴れ時々曇
卵5個駆除。いよいよ冬の訪れを感じるのか産卵の第2波も収束に近い。去年の数を超えた。宅地造成に抗うように必死に産卵する本能には驚く。人間より歴史の長い生存の営みには脱帽する。近所の地域スーパーで十三峠野菜を販売していた。まさに地元だ。私の畑の目標のような痩せこけたニンジンで長ネギより細い。写真風景に掲載したが、ウリ文句は葉付だ。我が意を得たりの気持ちになった。ニンジン葉の料理の勉強をする。
年金やライフラインの引き落としをしている信金からお礼の販促品くれる時期になり、昨日引換えにいった。いつもは非常時の電灯や時計などにしているが、初めて食べ物にした。人気の蜂蜜にした。今年梅ジュース造りに氷砂糖を使ったが、来年からは蜂蜜を梅酒にも使うことにしている。初日というのに誰も並んでいない。人気ないのか、急がずにゆっくりお出かけくださいという案内が効いたのかは定かではない。

2020年9月18日 快晴
今日は強風で倒れる植木鉢もある。予報はあたる。畑は今日の予定にしていたが風を計算して一日早くした。最近天気予報を確認する事が多くなった。無論ピンポイントは望むべくもないが概ね頼りになる。寒くなったり暑くなったり、ゆるやかに秋暑しが消えゆく頃になった。
夕方、卵一個発見。他にはなかった。4日前に多数駆除したときの残りではないし不思議だ。産卵の途中で何か異変があったのかも知れない。第2波のさざ波か。

2020年9月17日 曇
国政調査員が訪問してきた。書類を手にしたが、PCで回答する予定にしている。とりあえず畑に行く。業者が駐車場の整備をしていた。7月の大雨のときは泥濘んで駐車が出来なかったようだ。台風が来る前に急ぎ対応するのだろう。TMさんと立ち話で、ニンジン栽培など聞く。作業には良い季節だ。適度な運動量と汗は気持ちをリフレッシュさせる。今から年末までは畑の季節だろう。わずか15㎡だが8種類を植えて楽しんでいる。それぞれが主張して楽しい。害虫(普通の昆虫)の生態も徐々に理解できつつ、野菜への理解も少し進んだ。初めては全てにおいて楽しい。まだ半年、これから冬の野菜作りの本番になる。

2020年9月16日 曇
市大病院に行く。1年ぶり。レントゲンも撮り方が変化して時間がかかる。似た症例もあり学会で発表したいらしい。それで偶々実証写真が必要だったのだろう。許可のサインはした。とっくに論文で使用していると思っていたが今はコンプライアンスで煩いらしい。臨床医学に役立つなら多いに使ってもらうことはやぶさかではない。寧ろ多いに役立てて欲しい。骨頭の周りの筋肉が付かないことを相談したが、医師にも解らないらしい。なんとかアドバイスできればと思っているのだと言うが、今は何もない。左右での筋力は蹴るのは1割、持ち上げるのは3割、横への力は半分だ。前後は普段訓練しているが、横すなわちカニ歩きしないの訓練で鍛えるしかない。
病院の受付番号が偶々0645(大化なるぞ虫五匹)と今日が管内閣の発足であることを絡めて自分の「後期高齢への旅立ちの日」とした。明日から「残り粕の人生」と思われても前進するぞ!

2020年9月15日 曇のち晴れ
Zoom講習会の最終日。Zoomは自分一人では練習できない。相手がいて初めて色々試すことが出来るし、ホストになってMCのような会話を廻すことと、機械に強くない参加者のフォローをするには特定の相手がいないと難しい。当然PCのシステム関連に強くないと困る。自宅での予習・復習が難儀で、私は2台のPCでやってみたが、将棋の棋譜並べのような訳にはいかない。やはり実践が大きいと感じたのでこれからZoom講習会に参加して訓練するしかない。
この2週間で2度バスの車両故障に遭遇した。実際には毎日の様に発生しているのかも知れない。電車と違いメディアに載らないだけなのだ。運転手も大変だ。バス停では待つだけで情報がないから、イライラする客が出る。それを車掌に食ってかかるので、気の毒ではある。まだ寒くないから良いが厳寒の朝夕は流石に堪える。今どこを走行しているか主要停留所には出るがその範囲・内容・機能を発展させるような投資が必要かも知れない。老齢化社会でバスが頼りの横須賀では。
明日は、1年ぶりの検査で市大病院に行く。横浜も今年初めてである。

2020年9月14日 曇時々晴れ
朝卵1個、夕方16個を駆除。第2波の産卵ラッシュが凄い。畑もキアゲハの卵13個・幼虫3匹。共に今の時期、特に今日は晴れ間も見え隠れしていた。絶好の産卵日なのか?
 
命がけ ゆく秋追いし 急ぐ蝶 匂い求めて 衣の山々
 あきやなる 緑ましたる 沢山に 宿を探して 飛び交う葉先
 たおやかに 鍬をもつ手に 柳腰 今は昔の 野良仕事
 立てば茄 座ればトマト 美しく 歩く姿は 葉人参
 道塞ぐ 梅の枝さえ 心地良い 秋の夕暮れ 哲学の道

畑に行き、ジャガイモを5株植える。小さい種イモからは小さいジャガイモが出来るのかを検証する。小さい方が食べやすいので好きだという友人がいる。私も好きだし食べやすい。多少手間はかかるが。明日は最後のZoom講習会。

2020年8月13日 雨のち曇のち雨
朝、組長さんが氏子会費を集めに来た。6年に一回順番が回ってくる。町内毎に組織が日本的な互酬性として根付いている。都市部では無い。海外からの移住者が多いところも組織できないようだ。国際化の中で変化を求められる仕組みかも知れない。
 
雨空は 利休鼠に うら悲し 秋風きこえ 落日早し
 氏子には なったつもりは あらねども 会費ことわり 波風求めず

卵4個駆除、そして親は駆除失敗。ネットの下から入り産卵している現場を確認した。タイミング悪く駆除しそこなったが、対応したい。木の生育に多少の影響が認められるので、ネット含め来年への課題だ。
 
スズメガの 蜂に負けじと 羽音を 吹かして威圧 ゆうゆう産卵
 たまゆらの 涼しさうれし 夏終わる 虫も必死に 産卵急ぐ
 防御する ネットの下から 侵入し 我が身守りて 産卵のとき
 秋の日の 虫たち生きる 庭先は 次代に託す 戦いのとき

中央へ散髪に。待ち行列で3人女性がいた。2人が母親で、一人は亭主の付き添いだ。今様なのだろうか。小学生の付き添いに来て髪型を指示し、亭主の付き添いで「いつものように」なんて女房が頼むのは。クワバラクワバラ。
 月一の 散髪たのし 昼下がり いつもの会話 頭リセット
 待つ間 詠みし歌ほど 気持ち良し 流れる曲は 昔懐かし
 赤青白 廻るシンボル ガラス越し 歌にも増して 心地良きかな
 永遠に 伸び続けるか 頭髪の 有り難きかな 在ること嬉し
 老夫婦 母子二人で 待合に それほど待たず 髪よサヨナラ


2020年9月12日 雨のち曇
すっかり秋の気配。今は毎日気温が変動する。今日のように25℃くらいは気持ち良い。エアコンも扇風機もいらない。「秋の日の ヰ゛オロンの ためいきの ひたぶるに 身にしみて うら悲し。 (中略) げにわれは うらぶれて (中略) 落ち葉かな」この訳詞は中学で初めて読んだが「ヰ゛」が読めなかったこと。内容が暗すぎて好みじゃなかったが、最近秋になると過ぎる詩だ。上田敏の名訳もあるが、感傷的になる。特に今日のように雨降りで終日自宅で秋を感じる時に口ずさんでしまう。戻れない青春時代を妄想しながら夢でも見るか。

2020年9月11日 晴れ
まだまだ暑い。青虫を一匹駆除。知合いの個展に行く。YMさんに連絡付かず。ギャラリーの奥さんが同じ町の人だ。狭い世界ということなのかな。作家は同じクロッキー仲間だが親しく話をしてはいない。これからZoomを広げたいこともありあちこち顔を売ることにした。帰りに近所の居酒屋で独り酒。一昨日までの暑さが過ぎ飲んでいても爽快だし寝るのに快適。この季節が瞬間で去り寒さを感じるから人間の肌は不思議だ。

2020年9月10日 曇時々強い雨
昨夜の稲妻が暑さを吹き飛ばしたようで涼しさが肌に優しい。これから秋分までに暑さ慣れした体を寒さ対策に向け徐々に変えていく。エアコンがなくても作業が出来る時期は体調の維持に一番良い。自然と向き合って生活できる。かすかに蝉の鳴き声は聞えるが、喧しさはなく、「あわれ」を感じてしまう。仲間のいない「八日目の蝉」の侘しさを感じているのだろうか。
青虫探しを本格的にやる。蛹寸前から2齢くらいまでを4匹駆除した。まだ1齢が1・2匹いると思うが探し出せなかった。そして枝を剪定した。同時にツツジ・ヒマラヤ杉も剪定した。自己流で理に適うかは分らない。

2020年9月9日 快晴のち曇
朝青虫を探したが見つからず、糞からは2匹はいるのに。引き続き5齢になる前に。畑に行く。6日振りだ。3ヶ月前に取れたジャガイモを4個植えた。緑色が強いので食さず種イモにした。ニンジンにキアゲハの幼虫が7匹いた。蛹寸前であった。雑草をとり90分があったいう間に過ぎた。まだまだ暑くてここが限度fだ。日除け場所は作ったが作業中は炎天下でキツい。今日で契約してから50回目。ほぼ5日に一回くらいだ。自粛期間もあったが、当初は2日に一回と考えたが、畑でやることがなく炎天下はキツいので、週一になる。
今日は重陽の節句だが今は特別に祝うこともなく、5節句の中では一番微妙な節句だが、なんとなく邪気を払う気持ちで畑に行く。聴くとは関係ないが仏壇に菊を供えてお参りした。日記を書いている今、雷が轟き雨が降り出した。午後9時。今日はこれで寝る。

2020年9月8日 晴れのち曇
青虫3匹、いるものだ。1齢1匹、3齢2匹。まだ2匹はいる。糞の状態から2齢くらいで探すのが難しい。明朝にした。
ZOOM講習に行く。最近は時間オーバーになるくらい生徒が熱心で疑問など質問が出る。オンライン講演・リモート面会・リモート葬儀など画面を通しての顔と顔の会話・コンタクトの情報が耳目を集めている。生活スタイルに変化が生じていると感じる。コロナが収束しても流れは変わらず、「+(プラス)オンライン会議」が主流になると確信する。オークションでは海外からの参加は電話の声だけだが、こちらの雰囲気を伝える画面を共有もしくは一方通行でも可能にする方法がとられるのではないか。声だけだと心もとないし、詐欺の心配がある。顔と顔が向き合えば、多少とも「オレオレ詐欺」も減るだろうし、会話にも親しみが持てる。
 
死に顔を 心に刻み 別れゆく 情報だけの さよならよりは
 後付けで 訃報知れても 涙なく 時の流れを 淡々とみる
 電話にて 元気だよとの 言葉より 画面に微笑む 姿こそ嬉し

Iで食事。17時に持ち帰りを注文され2人前特上が置いてあった。20分過ぎていた。ダマされたのではないか。ウニは時間が経つと崩れたりするので気が気じゃないと主人は心配する。30分で電話あり、18時に取りに行くという。なんと言うことも無く話は終わった。

2020年9月7日 朝は雨、曇り後晴れ
青虫5齢含め3匹と卵1個駆除。時期のズレはあるが概ね昨年レベルだ。ただ去年は青虫の卵の比率は取ってないが、今年は断然卵の段階が多い。
ジーンズの直しを取りに行く。買った時の数倍の直しをしている。気に入っているので仕方ない。高級・ビンテージ感は全くない。唯気に入っているだけだ。
これから読後の感想を多少加えることにする。段々ネタが同じになってきているので少し目先を変える。コロナで行動範囲が狭くなり、映画・文学を取り上げる。その後は絵画論である。『チョンキンマンションのボスは知っている』が互酬性の話で紹介されていたので読んだ。学者の文章だが洒脱で事実が強烈すぎて「おんなだてら」にと唸った。タンザニア商人の香港での妖しげな商売の話であるが引き込まれて一気呵成に読んだ。アフリカのタンザニアに院生時代に行き、今回は香港の安宿にフィールドワークで行っていた経験を本に一般向けに書かれて面白い。互酬性は好きな制度というか生活習慣だ。私も長屋環境で育ち、その澱みの中で様々な経験をしてきたのでビジネスをしていたときはどっぷりと浸かっていた。ただし、何時誰かにを直ぐ相手にというのは性に合わない。生きている内には返せないかも知れないが、感謝の気持ちは持ち続けることが重要なのだと考えている。その辺が多少日本のせっかちな互酬性に馴染めない。

2020年9月6日 曇
昨夜YMさんと電話した。暑くてバテているという。電話口の息づかいからも感じ取れた。建築関係なので基礎施工のとき、隣に日陰が出来るほどのビルがないと直射日光があたり逃げ場なく発汗して水分補給しても体力を消耗する。帰宅してもぐったりして出掛ける気力も無くなるようだ。明日からは涼しくなるからと慰めた。今朝は予報通り気温は低く風も多少はあり爽やかに感じる。蝉はかすかにきこえる程度だ。
昨日バスで座席を移動しようとして肘掛けに左脇腹を当てた。2ヶ月くらい前に痛めたところで、用心でシップ貼ったが、起きたら痛い。大事を取って終日自宅で静養した。こんなことでリハビリが一歩前進半歩後退になる。中々進まない原因でもある。
横須賀市の健康増進センター(すこやかん)がコロナで休館していたが、再開が令和4(2022)年4月になった。今年度は休館し、令和3年度は大規模な改修工事を予定しているという。丁度オーバーアマガウ観光の直前になる。こちらは2年の延期になったが、多分どちらもコロナは収束しているという前提だ。そこまで自粛していることもあるまいし、本当に世の中の秩序や生き方が根底から変化してしまう。地底人出現のようなSFの世界になる。ともに1年半後だ。それまでは健康で自立していたい。

2020年9月5日 快晴
台風10号が来る。九州・沖縄は風速80mに耐えられるか。メディアが取り上げている。関東は明日以降雨が心配だが、去年の例もある。弱い箇所の補強が鍵であろう。隣家が畳の下が黴びているという。不思議だ。どこから湿気が入るのか。日当たりの良い部屋なのに。家の維持は大変だ。電器製品は寿命がある。壊れたら直すが古いと買い換えしか選択肢がない。我が家も頭が痛い。

2020年9月4日 快晴
気温は高いが日陰に入ると風は心地よい。温暖化で年々上昇する気温に体慣れして対応できる肉体になっている。年齢とともに汗も掻かず子供と違い代謝は悪いが、菌には耐性が蓄積されて強くなっている。これが体力が急激に弱ったときに付け入れられると本当の老人病になる。老化を抑え表に出さないように必死に頑張っているが、いつか崩れ去る。一日でも先送りにしたいが、そのときは一気に埋めて欲しい。
中央のカフェにいく。隣向いに妙齢の女性が座り、心ときめいたがマスクを外したら、深いほうれい線と歯が多少出た口が現れた。ときめきが少し減退した。私は自分が見た目で相手にされないと分りつつ他人は厳しく見てしまう。地元のお店応援券でウォーキングシューズを購入。6Eでデザインは2種類しかないのが不満だが仕方ない。小指と親指が長時間穿くと痛くなる。革靴のサイズと多少異なるので比較できないが、近年は減量したのに足は拡がっている気がする。
 
地元愛 住んで暮らして 生活し 金を使えば 言うこと無し
 横須賀に 勤めていても 夜市外 金も落とさず 遊びもしない
 コロナ過は 青息吐息の 商店に 春風吹かず 秋迎えけり
 トントンと 楽隊来たりて 夜明け聴く 浦賀の民衆 音始めなり
 聴き取れた トントントトトン 太鼓打つ 近代日本 音の夜明けや

ペリ-が楽隊を鳴らしたときから、日本の西洋音楽が始まった。横須賀はジャズの町である前に近代音楽発祥の街である。
卵を3個駆除。

2020年9月3日 曇時々雨のち晴れ
気まぐれな天気の中、畑に行く。降られても畑にはシートで雨宿り出来る。初めて役に立った。急に猛烈な雨足に足下は濡れ上体は汗で濡れのダブルパンチだった。ミディトマトはついにミニ止まりでミディにならなかった。2月末から半年楽しんで育成したトマトは除き、新芽が出ている1株だけは大事に育てたい。これからは水の心配はなさそうな気もするが、台風はどうだろう。
コロナ過でインフルエンザと何が違うのか。健康保菌者からの感染など、今まで考えてなかった問題を浮かび上がらせている。メディアが恐怖をあおっているという人もいる。毎年インフルで亡くなる人と比較する人もいる。どのデータが信頼できるのか自分で判断するしかない。いずれにしても排泄したときの手洗いは重要で日本は温水洗浄便座が都会では隅々まで設置されているので清潔である。そのことがコロナで重症化感染者の少ない要因と密かに考えている。100年以上前の腸チフス事件の教訓で、メアリーがウォシュレットを使っていたら彼女が感染源になることは無かった。時代に翻弄されることなく人生を終えたことだろう。

2020年9月2日 曇のち時々雨
9月に入り秋を感じる。残暑もどこかに飛んだかのようだ。蝉も微かに聞える程度だ。今月はスケジュールが結構入っている。以前は暇と呼べるレベルの日程なのに今はようやく日常が戻りつつある気がする。昨日招待された個展も近場だし覗きたい。まだ東京はハードルが高いので市内で肩慣らしだ。そして横美に行きたい。最近は久里浜に毎週行くので丁度良い。コロナは相変わらず第二波の勢いが継続しているが、マスク以外は冷静になっている。
 秋風は まだ吹かねども 肌を刺す 視線気になる 残暑の頃や
 生い茂る 名前知られぬ 草花に 秋の気配は 忍び寄るなり
 チョコマカと 動き回りし 娘等は バイト精出す 秋の夕暮れ

卵を9個駆除した。産卵の第2波が来ている。ここを乗り切れば半年は安堵の日々を過ごせる。今年の網を改善して来年に繋げたいが、まずはあと2ヶ月位は気を緩めずにチェックしたい。

2020年9月1日 曇り後時々晴れ
急に秋模様の気候。暦が変わった途端にエッーという気持ちだ。過ごしやすい涼しさになった。「地元のお店応援券」を交換しに信金で並ぶことなく交換できた。人気ないんだ。ガッカリというか、案の定というか想定内で事前に第二次募集が成されているのが理解できる。行政の頭で考えると結果がこうなるという例だ。誰も結果の責任を負わないし評価がX「バツ」にならないのもおかしい。昔行政に散々意見した。
Zoomの6回目ホストになっての訓練だが難しさを痛感した。全ての参加者のレベルを把握してアドバイス出来て参加できるまでの道筋を立てないならば、参加を見合わせる判断が必要になる。これから要検討。
午後は、1年振りのクロッキー教室で朝を流した。たかがクロッキーというなかれ、結構真剣に描くと汗をかき運動になる。2時間がウソのように直ぐ過ぎる。
だけど腕前は年齢以上に衰えている。恥ずかしいくらいだ。自分で判る。帰りは、応援券を交換したので、Iで食事した。KHさんのこと話した。知らないと言っていたが本当かな?後からJさんが来た。以前のように声を掛けられない。俺に責任在るのか良く分らない。

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