ふじけん目次

2019年11月30日 晴れ
早朝は超寒波。これからの寒さに慣れるための準備だと考え多少は我慢している。毎年のことだが冬至までが勝負。 行きはJRで東京・竹橋の近美『窓』展を観に行く。最近東京に行くのはJRにしている。時間はかかるが空いて確実に座れる。帰りは京急で早く帰ることにしている。
 
首すくむ 寒き早朝 のんびりと 東京までの 小旅行や
 鎌倉で 大半降りる 人の波 古都を巡る 歴史探索
 大船は 陽光の地や 今もなお 山波はるかに 広がる青空

北鎌倉から大船に向かう辺りまではビルもなく平地が続く。横須賀・東海道・京浜東北のターミナルだが栄えているとは言い難いが暮らしやすい土地だと思う。
話しを戻すと、「窓」で思い浮かぶのは、映画ヒッチコック『裏窓』と『キートンの蒸気船』だ。前者は 「骨折で車椅子生活のカメラマンが望遠レンズで裏窓から隣のアパートの住人達の人間模様の観察。」をして事件を解決するという、今なら非難されかねない題材だ。後者は「三階建ての家が倒壊して下敷きか?と思いきや、その窓の箇所に立っていて難を逃れる。」という共に後年大人になって観た。絵画となるとありすぎて絞れないと思いながら足を運んだが、会場入り口のキャッチがキートンの前述のワンシーンであった。「窓」の解釈や表現方法で面白い展示であった。流石にダビンチ「最後の晩餐」やオールドマスターは展示されて無く写真である。その中で面白かったものを写真風景に掲載する。最近は写真OKが多くて助かる。上階では別展示もあり、常設には戦争画(に分類されている)が展示されており6年前に比べずいぶん改善されている点が多く、他館も見習って欲しい。
もっと書きたいが、文字が多いと指摘されるので止める。写真は昨日と含め明日アップ予定。

2019年11月29日 晴れ
晴れたので盆栽植替えと思ったが、旧宅の周りの掃除に手間取った。暫く手をつけてないと荒れる。雑草が伸び放題。修理前に掃除をした。自転車の分解の最終。ようやく片付く。終了して横浜に。この20年使用している手帳が横須賀では販売していない。仕方なく有隣堂本店に行く。やはりある。横浜の地下街の支店でも置いてない。不人気なのかなぁ。私には使い勝手が良い。
県民センターのやなぎみわ『神話機械』を観た。県民ホール地階・1Fの広い空間にデビューからの足跡を辿りながら活動の過程を想像出来る。事前にタイトルだけで中身は読まない。私の評価は高くない。海外では面白がられるので受け入れられ高いかも知れない。海外は骸骨が好きだからそこに芸術家は皆行く。骸骨にはがない。話が出来ない。歌も歌えない。ハムレット・オフェーリア・オイディプス等骸骨は海外寄りで、日本神話を題材にしているようで、女神・男神は桃になる。本人に聞かないと理解できないが、私の浅い認識かも知れない。ライブパフォーマンスは夜なので諦めた。理解の状況が変ったかもしれない。千円は準備費用かな。大学・高専・高校・ロボコンPJTが創作に携わっているので見事な自動機械ではあった。明後日までで、あと巡回する。結構全国を廻っているようだ。

2019年11月28日 雨が降り止まぬ
光より速い物質は存在しない。しかし、暗い遮蔽された部屋には届かない。「駟(し)も舌に及ばず」(論語)と云うがネットの普及で、どんな場所でも情報は瞬時に入り込んでくる。善悪の区別の付かない子供の前に。私も日記を書いていてミスする。誤字脱字は愛嬌があるほうだが、勘違いや受売り情報は極力裏を取るようにしている。信頼できる孫引きはするが、そのまま掲載すると取返しがつかない。影響力のないHPであっても気を使う。多少なりとも読んで見てくれる方がいると思うからだ。
 
話したい 話せば歩く 話しなり 話さず黙る 話しの極意
 そのメール 届かないでと ろくろっ首 駟(し)追う能わず 遅き後悔 
 
(思い出したくない事ことを「ギャッと叫んでろくろっ首」と吉行淳之介が書いていたと思う、が間違いなら正にそうだ。)
今更思い出しても後の祭りだが沈黙は金ではない。情報発信しない人は原則好きじゃない。昔、某大学のゼミでメールのQ&Aを積極的にする講師がいた。授業では時間制限があり学生の意見も聞きたい趣旨があった。が、読む聞く見るだけの学生がいて飲み会での世間話しか参加しない。流石に注意を受けていた。自分の意見がないのは学生の本分にあらずと云うことだと考えている。
 
あくまでも 文字を慎み 感情の 赴くままに 指すべらすな
朝から強い雨、止む気配がない。万葉集は休んだ。台風・災害でもないのに初めてだ。
 
久しぶり てるてる坊主 作りたし 外出遮る 雨恨めしき
 水害や 水不足さえ 水占(みなうら)で 水無川(みなせがわ:天の川)さえ 水神頼む

2019年11月27日 小雨のち曇り
記録的に雨が続くという。この辺りは夜に降り日中は晴れ間などのぞくので東京ほどには雨の感じがしない。だが東京へは行きたいと思わないが行きたい観たい個展がある。映画も観たい。明日明後日が晴れそうだがともに午後予定が入っている。ままならないものだ。家中片付けで散らかしている。開かずの扉はどの家にもあるのではなく怠惰なだけだ。反省!

2019年11月26日 曇り時々霧雨
五輪の申込み最終確認した。当たるか分らないが、もしも。決勝を観たいが一人で東京を離れてまでと言う気がする。ましてや二人では友人とでも泊りはないかな。開会式など帰りどうするという問題はある。横浜でも11時なら零時を過ぎるしなぁ。
 
楽しみも 二十日あまり 抽選の サクラ咲くかな 嬉し金策
 八ヶ月 当たった痕の 相棒を 今から匂わせ いらぬ心配
 浮かれても 浮かぶ瀬もある 浮世かな 浮つ沈みつ 浮舟の先 
(当選してないのに浮かれすぎかな)
午前中11時59分が締切りなので、考え中に盆栽の植替え、ヒマヤ杉3鉢は終え、桑・車輪梅・五月とシャボテン数鉢を残す。台風・強風・水遣りが少し楽になる。
 植物も 生ある限り 世話やくは 手入れしほどに 安らぎがあり
 自然木 伸び放題も 醍醐味か 大邸宅に 住みし妄想

午後、カフェで読書。数日前日経新聞の一面にガン検診の問題提起がされていた。及び腰の感は否めないが核心をついていた。団塊の世代の医療費を考えないと後顧に憂いを残す。
 
医局とは 薬付けする 種つくり クスリ増やして 給与賄う
 基準値は 思いつきにて 決めるもの メタボの権威 痩せる気は無し
 ネーミング 広告宣伝 意のままに 人の心を 揺さぶり惑わす
偶々詠んだ本が、そういう内容だったので我が意を得たりという気がした。私も血圧降下剤は16年飲んでいたが、医師は低いときは飲まなくて良いといっていたから善良な医者だったと思う。(規模縮小に伴い担当を代わってなければ継続していたかもしれない)

2019年11月25日 晴れのち曇り
月曜日は美術館の休みが多い。観たい個展や企画展がいくつかあるが、用事の順位付けと天候と相談して決める。今は映画を観られる館が上大岡までいかないと無い。来春まで待てない何作品を時間作って観たい。五輪の最終チェック。当たらないかもしれないが万全を期す。万一の時の譲渡方法もいずれ確認しないといけない。
水歩のあと、公園で山波を見ると霧で霞んでいる。朝、濃霧注意報が出ていた。視界不良のところもあり運転に注意だ。
カメラに収めたが画素という粒子の都合で真実の眼と同じにはならない。これが限界か。

 久方の のどけき朝を 告げる雀(とり) 目覚さわやか 春霞かな (俳句では、霞は春の季語)
 雨上がり 寄せては戻る 冬前線 長期予報は 暖かな暮れ
 (明日からは一転して今年一番の寒気)
 谷戸かすみ 陽射し湯けむり 寒の前 温かな秋 残り僅かや

2019年11月24日 晴れのち曇り
日ノ出町へ、いつもの車中で多事言放。互いに何でも云いたいことを話す。相づちと反論を繰り返し言葉も選択しながら言い合う。もう何年も20数回/年間の行事で継続している。生有る限り続けたい。
日本画・東洋画の範疇は古来より四愛・四君子・歳寒三友という画題がある。特に正月は松竹梅が好まれる。寒い時期に緑の葉を落とさないで枝を広げる松、曲がらず真っ直ぐに伸びる竹、雪中で最初に花を咲かせる梅は格好の題材として好まれてきた。
 松飾り 竹に雀の 年の暮れ 梅香匂いて 時鳥鳴く
今の時期とずれを生じているので季節に多少違和感がある。ましてや現代は季節に関係なく咲かせて売っている。
 
クリスマス 飾りなければ 声聞かぬ 山里の谷戸で 暮れをしらまし
 酒の友 皆離れてや ひとり飲み 庭の松さえ 枯れるか知らん

故郷に戻り20年、幼なじみが皆鬼籍に入ってしまった。自分から外出していかないと情報は入ってこない。狭い谷戸で山居している身には。
おととい神無月・時雨を詠んで、有名な歌を紹介したが、失念していた歌がある。

 神無月 振りみ降らすみ 定めなき 時雨ぞ冬の 初めなりける 『後撰和歌集』 よみ人しらず
車で深浦を通り桜木町に行く。途中横浜ベイスターズのファンフェスティバル2019を開催していた。多分追浜駅から歩いて17・18分かかると思うが長蛇の列が続いていた。生きも帰りも横須賀スタジアムに吸い寄せられるファンを見た。正午時点で何人位入場したのだろう。抽選でチケット販売して、近接の追浜公園・追浜中学・追浜高校・DockOfBaystarsYokosukaも利用して開催していたようだ。横浜スタジアムが増築・改修工事中の処置らしい。近年ファンが急増していると聞く。

2019年11月23日 小雨が止まず
昨日ほどではないが終日小雨が降っていた。五輪二次抽選の申込みをした。裏事情は気にしないで、開会式・野球・ソフト・自転車など横浜と有明の競技を選んだ。開会式は当選してから当日の対応は考える。終わって退場すると午前零時だ。一次の情報は残っていた。それにしてもPC・スマホがない人はどうするのかな。そのうちスマホだけの時代が来るのかな。午後は中央のカフェ。さすがに半袖は見ない。子供も米軍も冷雨の中は出歩かないか。私も冬用フードパーカーに変えた。そろそろ寒さに慣れないと体の反応が鈍く遅く短いので難儀する。
 
車輪梅 紅や緑と 色違え 実りとともに 花匂いたり
 神無月 時雨そぼ降り 凍る朝 人の声なく 風音寂し
 当たらぬと 思うもチケット 念入れて 申込みたり 最後のチャンス?
 まだあると 五輪観戦 年明けて マラソン競歩 札幌温泉
 (さすがに札幌まではいかないが)
あと8ヶ月、まだある気がする。海外・旅行業者・大会関係者等々が押さえていると思う。会場が観客で隙間なく埋め尽くされることを願っている。関連の業者メールが多い。検索した商品関連のメールが続く。確実に見られている。量は多くても削除すれば良いが、必要なメールを見逃すのは怖い。

2019年11月22日 雨の一日
全く止む気配のない雨の一日になった。明日まで降り続きそうだ。水歩と個展は中止した。こんな日は歌でも詠んで過ごしたいが、「詠む」より「読む」日になった。気になった好きな歌から、季節感(11月)の5首と好きな1首を掲載する。
 
神無月 時雨とともに かみなびの 森の木の葉は ふりにこそふれ 『古今和歌集』 よみ人しらず
 たのむ木も 枯れはてぬれば 神無月 時雨にのみも 濡るるころかな  
『古今和歌集』 よみ人しらず
 ひとり寝る 風の寒さに 神無月 しぐれふりにし 妹ぞ恋しき 
『新勅撰集』 曽禰好忠
 ちはやふる 神な月こそ かなしけれ わが身時雨に ふりぬと思へば  
『後撰和歌集』 よみ人しらず
 神無月 時雨にあへる 黄葉の 吹かば散りなむ 風のまにまに 
『万葉集』 大伴宿禰池主
 君と我 いかなることを 契りけん 昔の世こそ 知らまほしけれ  
『和漢朗詠集』 よみ人しらず
神無月は時雨を詠んだ句が多い。平安の時代は特に出歩くことなど余りしなかったのかもしれない。和歌を詠むなんて類いのひとは。後世に残る、選ばれし歌は良い。巧い。きれい。現在でも言葉の壁を越えて響く。

2019年11月21日 晴れ
水歩の後、横須賀美術館「見る学ぶ知る作る 版画ワンダーワールド」展を観に行った。小学生鑑賞会とボランティア勉強会が開催されるので見知った顔に会った。3人ともSさんで日記書いていて時にはこういうこともあるのだと妙に得心した。展覧会は版画の様々な手法を解りやすく解説しており、小学生の美術に対するきっかけになればと思う。私は、木版を図工でやった。後年、昭和が平成になるときから数年プリントゴッコを利用して年賀状を出していた。その見本もあり、子供たちが親・祖父母に話すと盛り上がるのではないか。ガリ版だって版画の一種だし、転写はロールシャハテストなどでやった。無論展示作品は二つ折りではなく、あくまでも絵の具で描いた絵に支持体を載せて写し取るのだ。それらも含めて版画の範疇として紹介していた。目線を下げて誰にでも興味持てる工夫がなされていた。学芸員の努力に感謝。

2019年11月20日 晴れ後曇り
江戸古文字のあと、水歩。YMさんから留守電。額縁作成し絵をいれ完成したので見せたかったのだ。完成版は想像できるとねぎらった。もう送り主の元へ持って行ったとのこと。中央のカフェで古文字の復習。今の時期は昆虫の活動が日ごとに減少している。ひっそりと息づいているのだ。様々な形態で越冬の準備に入っている。植物も活動は停滞しているので今が剪定の樹木もある。
 
虫たちも すがたかたちの なかりせば 越年準備 命短し
 仏花添え 願う安全 かなうかな おのが心の 平安のもと
 週2回 花を取り替え 祈る我 届く気持ちや 信じる心経
 いつまでも あると期待す 日々の糧 ないと覚悟す 人の助けや
なんだかんだと年の暮れも近い。X'masの前から準備に入るのが通例で、プラス庭木と片付けるので結構忙しい。合間を縫っての外出が続きそうで自宅にいる時間が少ない。体調が良い時に何でもやる。

2019年11月19日 晴れ
昨日も昼間強い風が吹いていた。夜寝付いた頃、雨戸を叩く音が聞こえるような強風であった。植木や鉢植えがどうなのか片付けでいたか気になって眠りが浅かった。減量したことを実感するのは歩いてるときの強風だ。体が負けている。押し込まれてフラつく。図書館から電話。1ヶ月位前、予約していない本が取置きしていますのメールが入った。2回目で不審に感じ原因を確認してもらった。窓口でカード忘れたら、登録認証コードだけで予約が可能らしい。期日までに受け取りに現れなかったので判明した。以前もそうなのだろう。なので20年前の古いカードでもあり、現コードを取消して新規に作ることにした。図書はメールなど無い人は電話で予約本が取り置かれたら連絡が来る。多分デジタル連絡の人だろう。いつまでも待っているのだ。そして予約したことを忘れてしまう。良くあることだ。夏祭りの件でAさんに確認電話。まだ半纏の洗濯が終わってないらしい。状況が正確に把握できていないようだ。人はいつどうなるか予測できない。その時は致し方ない。そのつもりで会計報告は済ませている。
 
デジタル化 便利なようで 忘れない 己が言動 認知すべし
 不測時の 対応考え 日々暮らす 後の整理は 引継ぎのうち
 植物も 生きてる命 大切に センチになりすぎ 増える植木か

午後は、YMさんからの電話で、ホームズへ。その前にズボンの直しの受け取りに汐入に行った。その足で、二人で額縁の方法論を議論して、結局既存のサイズの横幅を手直しで手作りすることになった。明日彼が事務所でやるというので、カッターを渡した。その後カフェに行くのを止め、家で盆栽の手入れをして、Iに昼夜兼用の食事にいった。

2019年11月18日 晴れ
朝から雨の跡は晴れて気温上昇。水歩を休んで、鉢植えの手入れ。上段は軽くしたいので厚手のプラスチック鉢。薄いのは日差しに耐えられずボロボロになり、不燃ゴミにした。午前中かけて半分。来週中までに残り半分を植え替えする。午後はカフェで読書、疲れたら古文字と歌。最近良く聞かれたり感心されたりすることがある。酒と薬を止めたことだ。昔から薬の副作用はいわれていたことだが、目眩の時に残る人生を考えて決断した。目眩の原因は解っていない。歳とれば誰でもなると医者も言う。むしろ遅いくらいだと。QOL(生活の質)を考えたときに、足を手術した。このときも「なんで手術したの?」とリハビリの医師に言われた。逆に医師から提案されて手術したわけではないから、理由を知りたかったのだろう。一言で表現するとQOLの向上で今はその途上にあり、薬もその一つだ。酒は来年から復活するつもりだ。
 
気がつけば 上限下がる 血圧値 基準比較 データ乏しく 昔は年齢+100だった
 残された 命短く おさらばす 自由気ままに ストレス溜めず 
80才までは生きたい
 予防とは 「呼ぼう患者」 医薬界 売上げ優先 金儲け 
誰かが洒落で言っていた。医療関係者だ
 薬漬け 止めるも一生 同じなり QOLありき ライフスタイル 
インフル・がん検診など売上げが急に伸びている
 のみすぎに 云われて気づく 薬害を 不安ありしも 医師に従う 
私も従って飲んできた
 検診は 無駄と知りつつ 毎年の 慣例行事と なりにけるかな 
先週、特定健診を受けたが採血・心電図・尿だけにした。年一回の骨密度と足のX線は仕方ないと考えている。もう充分遅いが、X線は止める。
 乳房とり 後の後悔 先経たず 再建術と セット売りなり 
がん検診する前と後とで患者数が変化していない
 医師の技 議論にならず 同等か? 腕に差があり 自覚すべきぞ 
腕には相当の差があると思う。診断の態度でも
 手術前 書き込み読んで 確認し 医師の判断 鵜呑みにするな 誰もが手術レベルが高いわけじゃない
左注を後に小さく記す

2019年11月17日 晴れ
日ノ出町の後、約束していた額縁の件でYMさんを案内し、山手駅まで送ってもらい、大井町経由で旗の台に見舞いにいった。途中横浜に降り地下街の有隣堂で『お絵かきロジック』本を2冊買う。電話では色つけといっていたが、昨日中央の本屋では2種類しかなく、色つきは2~3頁しかなかった。流石に種類は豊富だったが、色は同じだ。どうもそういうものらしい。売り場面積は同じだが都会の流行と品揃えはかなり違う。電話だけでは元気さが実感できないが顔を見て一先ず安堵した。2時間くらい世間話をした。まだ暫くは油断は出来ないが乗り越えてくれることを願うばかりだ。

2019年11月16日 晴れ
昨日、書き残したことの一つは、医療機関の受付・会計は圧倒的に女性が多い。特に”個人の専門医院”は”私が患者として受診した全てが女性”だ。総合病院でも責任者とか限られる。外注化されているケースもほとんどが女性の仕事というイメージが付いている。企業でも受付・電話窓口は女性がほとんどだ。最近はIT関連の相談サポートは男性が多くなっているが。一方、ガートマン・警備員などは男性がほとんどだ。これは日本の常識で、世界では非常識になるのではないか。ヨーロッパの各国などはどういう対応になっているのだろう。日本は法律に明記されたのは世界でも古いのに実際の男女の職業平等・公平さでは後進国という烙印を押されている。世界からは老人大国の過去の国というイメージが定着しているからね。会社で眼鏡禁止・ハイヒール・スカート丈などなど女性に制約が多すぎる。二つ目以降は別の機会に。
今日は午前中、Hさんに旧家のベランダの補修と自宅の屋根・壁の隙間の弾力性の確認を依頼した。波板は保険で対応するので見積もりを依頼した。忙しいので何時と返事は出来ないと言うことだ。友人・知人の依頼でてんてこ舞いしているようだ。倒木などの廃棄物が一杯で処理が追いつかずストップしている現場もあるという。雨漏りしていれば急ぐが後回しも致し方ない。その時、杖つかなくて良くなったんですかと聞かれた。気づかれて嬉しい。
午後、見舞いに行く予定にしていたが、手術前でなにかとやることがあるようだ。明日か明後日行く。退屈しないように『お絵かきロジック』が希望ということで、本屋で探したが中央で2種類しかない。ネット上では氾濫しているのに。横浜の有隣堂に寄っていくことにする。聞くまでは知らなかった。土日が新聞のクイズを解くのが習慣になっている。そこでボケ防止の確認をしている。さすがに超難問は時間内は難しくなっている。知識問題も思い出せない。ネット検索に頼らないと解けない。俺もお絵かきに挑戦してみるか。

2019年11月15日 晴れ後曇り
今日は特定健診の予約をしていた。昨日の夜から水以外に口にしていない。待合室ではオルゴール音楽BGMの「星に願いを」が流れ静寂の刻を過ごした。尿・血圧・身長・体重・心電図・採血と40分で終わり、県立大学から米が浜の裏道を通り中央まで歩いた。途中田戸小の体育館では赤帽を被った生徒が縄跳び授業をやっていた。共済病院の裏手に大きな専用駐車場があるのを初めて見た。いつものカフェで朝食兼用の食事を摂り買い物をしてバスに乗ったが降車のとき、パスが無いのに気づいた。帰宅して、動線を確認して100均と考え電話した。「Hさんですか?下のお名前は?」とあること確認して受け取りに「良かったですね。カードホルダーの棚に置いてあったんですよ!」「連絡どうしようか、困っていたんですよ!」とのこと。お礼と万引き?!したカードホルダーを返却した。探している内に自分のとすり替えてしまったのである。購入したのは別のホルダーであった。お粗末な話だ。
 
流れ行く 星に願いを X'mas 待合室の 静寂の刻
 超高速 時速600万㌔ 銀河系 はてない旅路 脱出に1億年 (星関連で宇宙に思いを馳せ、2首詠んでみた)
 人体は 宇宙の縮図 思うとき おのれの小ささ 無理に閉じ込め
 たんたんと 検査進める 看護師の 笑顔見せぬは 我が鏡なり
 チクッとして 針刺す瞬間 気が抜ける たった10ccの 採血長し
 いつからか 注射恐怖は 古希過ぎて 今日も横向き 目閉じて祈りし
 いつからか 水の恐怖も 薄らいで せっせと水歩 義務と楽しみ(苦手なもの、注射・水・高所)
 見上げれば 切り立つ壁に 守られし 三浦の地形 谷戸に良港 
(病院駐車場の後が切り立つ防御壁)
 落とし物 必ず出てくる 我が国は 安心都市と いえる街なり
 覚えてる いつどこでかを つきとめる まだまだボケは 認知せぬ也

落とし物は結構ある。雪深い札幌でキャッシュカード全て(バスの運転手が拾う)・定期券(JR田浦駅)・長財布(場外馬券売り場の個室トイレ)・手帳(東海タクシーの座席)・障害者手帳(警視庁の飯田橋遺失物センターに届け)、そして今回のシニアパスである。なんと多いことか。そして全てそのまま私の手元に戻った。自慢にならないし、そのような安心・安全な我が国民に感謝と誇りを持っている。逆もあることを付け加えておきたい。
書きたいことはまだあるが、長文になるので今日はここまで。写真は明日。

2019年11月14日 朝は小雨が降っていたが、すぐ晴れ間になる。
弟から早朝に電話。問題はないというが心配。家族やしっかりした医者が診ているようなので何もできないが、養生して直すしかないのは分かっているようだ。偶々運が悪かったのかもしれない。互いに病に打ち勝ちまだまだ動けるところを見せ合いたい。
新聞のコラムに「新しき 御代ことほぎて 八重桜」と安倍が4月の観桜会で読んだ句が出ていた。なんか調子に乗っている。長期政権で規律の乱れ・お礼の精算・脇の甘さが指摘される。歴代政権がやってきたことでも意見を言う憎まれ役がいなくなった裸の王様か。
 
桜観る 八方美人の 人頼み 令和ことほぐ 売り尽くしかな
 奉公の 最後に甘い 密吸わせ 帳尻会わせ ほころび目立つ
 政界は 一寸先は 闇の中 粗を探して 疑心暗鬼や

水歩のあと、万葉集の相聞歌を詠む。7世紀頃の政治の裏側を歌を通して読み解くのも面白い。歴史家も歌から参考にしているが、歌の解釈に味がない。やはり情緒が伴わないと歌は優雅な雅の世界や匂い立つ自然に溶け込めない。古事記・日本書紀だけが歴史の証人ではない。
YMさんから電話、額縁屋を知らないかという相談で、近場の10箇所位をピックアップして同行することにした。

2019年11月13日 晴れ後曇り後小雨
水歩。ウエルシティ公園にシジミ・モンシロが飛んでいた。暖かいのだ。トンビを初めて写真に収めた。下に降りてこないので私のカメラでは難しい。自宅のウラギンシジミが見えなくなった。暖かいと移動する。そしてジロジロ見られていると微妙に場所を変えたりするような気がする。人のように寝返りしたり夢も見るのだろうか。気配を感じるのは確かな気がする。
 
観られてる 怖い大きな 人影が 知られず隠れ ねぐらもかえらん
 温暖か 異常気象や 昆虫は 3億年を 生きし知恵か
 生活は 人と変わらじ 昆虫の 遊び虫さえ 許す社会ぞ
 雀鳴く 朝の日課は 秋の空 もみじ葉落ちて 積もりいる也
 老いてなお 若きしるしを しらぎくの 荷物背負いて 知る年なりぬ
 色変えぬ クロガネモチを 思いやる 千代に八千代に 声を聴くなり
 曇天に くるりと輪を描き トンビ飛ぶ 風に任せて 地上見透かす

帰宅して風呂に入っていたら電話が鳴った。瞬間、家の修理に関する確認か、弟だと感じた。留守電入ってないので、正月の事かと思ったら入院という。心配するなとメールにあったが、無理というもんで心配する。大事にならないことを祈るばかりだ。働いて働いて病気を背負う齢になった。兄弟ともに。

2019年11月12日 晴れ
何となく水歩に行きそびれた。台所・風呂場のマットなど洗濯し片付けなどした。Hさんから電話。旧家の波板などベランダの補修の話だ。MYさんに伝えて欲しいこと頼んでいた件で土曜日に来宅。午後はアンコトンにズボン直しの受け取りと新たに2本の直しの依頼に行った。買うより高いが気に入りで愛着がある。
 
波板や ゆれる風雨に 耐えかねて 青さのぞめる ベランダになり
 晴天の 小春日和も 秋深し 木枯らしまじか 冬支度かな
 年一度 気づいて洗う マットレス 毎日利用 看脚下也
 いつの日か 生あるうちに 建て替えを 視野にいれるも 金のあてなし

日曜日から湯たんぽを使い出した。寝る1時間前に足下を温めるのに良い。風呂から出て1時間でベッドに入ろうと思うのだが、この日記だけなら良いが、明日でよいことまで片付けるので2時間を超えることがある。すると足が冷えて寝付けない。頭寒足熱なのだ。年取った。

2019年11月11日 晴れ後曇り夕方から雨
昨夜は雨が結構降った。明け方には止んだが、起きたら晴天だ。水歩に行く。帰りエレベーターで、横美でご一緒したSさんと会う。10秒間の会話。またギャラリートークやりたい。多分来春は体力は可能だろう。結構一歩踏み出すのに情熱がいるんだよな。一方的な説明に終始しているのか分からないが、双方向の対話型なら意欲が湧くかもしれない。今はGTに全力で取り組みたい。こちらは積極的な傾聴が必須になる。試練を乗り越えたい。無論古文字と万葉集は積極的に取り組んでいる。いつものカフェでのんびり。中央は4軒を利用するが、クリエが多い。広い・ゆったり・電源が決め手。ドトールは安い・早い・若い。後の2軒は三笠通りなので便利。

雷を伴う雨が夕方から降り出した。冬の訪れか。今週木曜日が木枯らしの予報。

2019年11月10日 晴れ
日ノ出町へ、南部市場への道が閉鎖されていた。今日は横浜マラソンがあったようだ。16号線は結構な混みようで帰りは高速。インターできれいに富士山が望めた。皇居は即位のパレードで車の外出を皆さんが控えた事が要因かもしれない。11月にくっきり見えるのは珍しい。YMさんに自転車のタイヤワイヤーを切断してもらった。電動カッター(名前を失念)みたいな鉄も切る業務用工具で火花が飛び散った。一般家庭では使わないが助かった。午後は中央へ。原子力反対のデモをやっていた。30人くらいの規模だが、前後をパトカーと警官が警備していた。これでは交通違反までは手が回らないだろう。それにしても、デモの先頭が車椅子だった。6年前入院したときに知り合った方が車椅子で汐入にデモで来た帰りに一杯飲って帰るのが通例で自分の意思と言うよりボランティアの介護で世話になっている義理があり参加すると言っていた。馴染みなった飲み屋で「毎週デモをやってくれると嬉しい」といわれたようだ。参加者に地元はいないとも言っていた。先頭に彼らを担ぎ出すのは好きではない。
 
インターで 富士くっきりと 見えにけり 走行中は 遮蔽されたる
 デモ行進 先頭進む 車椅子 弱者頼みの 政治信条
 秋津島 霜月名残や 天高く 仲間求めて 死地に赴く 
(とんぼが飛んで秋の深まりと年の瀬を告げる)
帰宅してパレードをみた。皇后が元気な様子で良かった。女性宮家の議論を早く進めて欲しい。住みやすい国にフィンランドが2年連続で選ばれたが、70年代までは女性の立場は弱く自分たちが勝ち取った権利ということだ。日本は皇室から変えることが肝要だと考えている。

2019年11月9日 曇り時々晴れ間の暖かい土曜日
午前中は杖とズボンの直しをした。手仕事で、普通に使う木製はニスの塗り直し、山歩き用の棒杖は埃を払い粘土で隙間埋めしてニスを塗る。ジーンズを直しに出すので一本は確認、一本は普通に洗った。古いゴルフ用パンツのほつれを手縫いして穿いている。減量のお陰で血圧は正常、パンツは40年前のが穿ける。仕舞って置いたのが役に立った。BGMを聴きながらのんびり作業した。一人で出来る間は体を動かす。午後いつものカフェで昨日の続き。
 
減量し 三十路の服が ゆるゆるに 大事に仕舞い 役立つことも
 40年 着けないズボン よみがえる 痩せて役立つ 仕舞いし古着
 もうじきか 木枯らし吹く日 冬支度 湯たんぽ探す 物置の中
 雲間より 秋の日差し 名残なり 冬のおとずれ 予告せぬまに
いつ木枯らしが吹いても可笑しくない。そんな小春日和の週末である。

 水をかけ 夏は涼しげ 秋寒げ 早い夕焼け 乾かぬ夜明け (脚韻を踏んでみた。頭韻は割と作るが)
隣家のご主人が車を洗浄していた。雲間の時は寒々とした感じがする。せめて晴れ間の時なら良いが。
明日の祝賀パレードをまえに国民祭典の芦田愛菜さんのメッセージは中学生とは思えない落ち着きと言葉のチョイスが秀逸で感心した。
 
令和とは いかなる時代の おとずれか いき年いける 死ぬる後かな 

2019年11月8日 晴れ
午前中、風呂掃除と台所の片付けを少しずつやっている。午後はいつものカフェで古文字と中務集の読解だ。古文字は添削を主に予習は手つかず。中務集は読んでいて楽しい。更に伝西行と伝えられる筆跡は流れるような書でほれぼれする。芸術的な書である。
ネットを見ていて気になったニュース二つ。一つは井上尚弥の共同記者会見の受け答えを見て聞いて感心した。この人は間違いなく世界王者だと感じた。他のボクサーとは次元が違う。自覚もあり見据えている世界が異なる異次元である。応援したくなる人間性だ。本当のモンスターになって、負け知らずで終えて欲しい。ボクシングは子供の頃から好きなスポーツで、矢尾板のファイトに声援を送った。F原田が勝利の贈呈式に出ていて懐かしかった。新旧の黄金のバンタム復活。1回KOも良いが、これだけの試合で判定も好きだ。本人は嫌だろうが。最後は家族が特別な存在と言うことと、NAOYAコールの2万人のファンへの感謝で多くのTV前の人の心も掴んだ。
二つ目は、ガラケーが2026年4月で終了という。ガラケーは後6年なのか。大阪で震災に直面したとき持って以来だから25年。スマホに変える準備をしないといけないのか。それとも固定のみで外出時は不使用にするか。来年の課題になった。外出時使うのは年に両手もないか。

2019年11月7日 晴
午前中布団干しなど片付け、午後カスヤの森現代美術館へ「袴田京太郎」展を観に行く。その前に中央公園で開催されている菊花展を見る。詳しくないので写真風景に掲載するだけにしてその華麗・豪華な姿を伝えられたら良い。内閣総理大臣賞など多くの優秀作品が並んでいるが審査基準を詳細に知らない。バスで金谷まで行く。そこから歩いて7分ほどの小高い丘にある。カスヤの森現代美術館、以前は結構来たがもう25周年になるのだ。美術館は広くないが裏庭の竹林が素晴らしい。台風15号で被害を受けた傷跡が残っていたが、それも自然の内だ。
 
大輪は 会場一面 菊薫り 見飽きぬ花も 見方判らじ
 菊手入れ 日差し雨露 日々気配り 三食よりも 乳飲み子似たり
 菊の花 手入れしほどの 艶やかさ 年に一度の 晴れ舞台也
 永らえし 風雪を耐え 古木折れ 倒れし枝に 風情漂う
 挑発す 裸婦の彫像 顔隠し レモンイエロー 艶めかりし哉

初めて裸婦を観た。《ファミリー》などで人物は観て好きだが、今まで制作しなかったんじゃないかな。ボイスへの挑発・敬意かは知らないが、本格的に取り組んでサイズを大きくしたのを観たい。
 
静かなり 石仏佇む 竹林に 落ち葉踏みしめ 癒やされし刻
 解釈は 自由なりしと 思えども 脳の論理は 常に循環
 陽だまりに 乙女道行く 後背に 目映い光 見てはならじと

帰りも金谷から中央に出て、裏通りのカフェで添削・歌詠み。そして夕食はIに顔出す。久しぶりで、NKさんに会う。楽しい雑談で時間過ごし自宅近くで別れる。

2019年11月6日 晴
江戸古文字、まだまだすんなり読めない。一度見て読んだ文字を思い出せない。かすかに記憶にあるのだが取り出せない。もどかしさと老いを感じる。 こんなに図形の認識力が無かったのかと。絵画は細部まで覚えているのに、文字は書き込み領域が脳の中で違うのだろうか。 水歩のあと、カフェで新しい文書の添削。漢文文章はレ点二点などWordのプロだ。同じ班のIさんだという。労力に応えて必死で読み添削する。
帰宅して、ネットを見たら、乙武洋匡氏の義足歩行を公開練習するニュースが出ていた。「膝が無い、腕が無い、歩いた経験が無い」三重苦の身体と書かれている。 本人は「L型をI型」にするのに腹の辺りが熱くなると述べていたという。彼の言葉には深く頷く。 私は逆で、自分では「i(愛)をL(love)に変える苦しみと喜び」と自負している。 そして、0が1と交互に「LIve」になる。腹が熱く・痛くなり、筋肉が反乱を起こす。お前の歩行はそうじゃない。 筋肉は楽をして歩きたがる。それをなだめて時間をかけて水歩から取り組んできた。『四肢奮迅』という本を出すそうだが、 後世のために自分の経験を本にして見ようかなと、少し思い始めている。
 
愛(i)プラス Loveも話せる グローバル 全ての人が バイリンガル哉
 ゼロとイチ デジタル社会 共通語 いつもライブ(LIve)を 自然体にて
 磨かねば 隠れタレント 無駄にする 時間は限り 有ると覚えむ
 果てしない 宇宙膨張 理論では 脳の働き 無限なりしや

2019年11月5日 晴
掃除は毎日やらないと埃が溜まり、こびり付き取るのに苦労する。かといって毎日など出来ないが建てて以来していない箇所もある。終活とはそこも含めてしないといけないのは判っているが行動に移せない。困ったものだ。庭の猫対策として塩を撒いた。効果は様子見。スラックスを直しに出した。ファスナーが壊れたので、自分ではミシンが使えない。Nクリニックに問診票を受け取りに行く。結構大きいビルだ。昼食は県立福祉大の食堂でB定(牛丼)を食べた。ホームズに行く前後で利用することが結構ある。安くて旨い。ホームズの園芸コーナーに、シジミ・モンシロ・セセリが飛び交っていた。暖かいうちは11月でも飛翔する。
 
行く秋を 飛び交う蝶は 楽しけれ 相手求めて 命短し
 目にするも 早飾り付け クリスマス 造木モミの木 見る人もなし
 シマホカフェ セルフ気楽に BGM のんびり休み 疲れとれなむ
 ひとの波 炬燵売り出す 年の瀬か まだ2ヶ月も 先のことなり
 学生ら スマホ片手に 食事する 日差し目映い 昼下がりかな

月変わりしたら、どこもX'masツリーを飾り付けている。誰も昨日までのハロウィンを引きずらない。
 
無線LAN 便利に思え 入れたけど 時々断線 イライラ残り
 もう10年 外付けDB 使わねど それなり用途 きき(機器・危機)管理なり

2019年11月4日 晴
暖かな朝。水歩。いつも体重と血圧は測る。自宅の体重計はアナログで凡そ何㎏位だが、ここはデジタルで、10g単位まで表示。トイレの前後でどの程度違うか判る。1ヶ月前は、65kg±1kgが60kg±1kgになった。血圧の薬を止めて1ヶ月になる。医者は反対すると思うが自己責任で判断した。だからこの件で医師の判断は聞かないことにした。BMIは21.43、あと2kgで20になる。ここまでが目標で、筋トレに励む。ウエルシティ公園はヤマトシジミとモンシロチョウが結構飛んでいた。暖かいとまだまだ元気だ。いつもと違う裏通りのカフェで添削は終了した。猫の糞害には困っているが長続きする対策が無い。
 
猫いらず 何をいたせば 近寄らず 異臭せぬ庭 爽やかなりしが
 犬猫が なぜか苦手ぞ パピヨンに 驚き食の 止まりし昔

台所のビン類を片付ける。少しずつ。

2019年11月4日 晴
ラグビーは南アの優勝、日本ベスト8と日本中が沸いた44日間を振り返った。写真風景に自前の写真を掲載したいがチケットが当たらず観戦できなかった。TV無いのでYOUTUBEで観た。 そこで他者の写真を借り写真風景に掲載する。決勝の迫力と鉄壁の防御、語られる南アの黒人リーダーの物語の第一幕が大団円で閉幕した。 競技の持つワンチームが何か日を追うごとに南アに力を与えていったのではないかと思う。黒と白の融和の出発点になると良い。 アジアの雄としてその隙間をつなぎ間隙をつける存在になることを願う。

2019年11月3日 曇り
ラグビーから一夜が明けた。水歩。父娘がアクアビクスプールで競争していた。15mを2往復で60m。父が85秒、7~8才くらいの娘が75秒。 バタフライもできる。将来の宝だ。微笑ましい。その脇で水中筋トレをした。帰り公園のレンゲ草にモンシロチョウがいた。カメラを向けたら飛んで行った。 中央に出てカフェで添削と読書。FreeLiveを昨日に続いて聴きながらのんびりした。
 
巨人散り ラグビー幕で 文化の日 武に変わりして 読書するなり
 ジャズ聴いて 添削するも 心地よく 文かきすらの 雲間に秋陽
 パパよりも 速き娘は 未来見て 五輪目指して 泳ぎけるかな
 振り返り 気づく肉体 変化せり カメの歩み 星の瞬き

ようやく、体重が60㎏を切った。
 
日々努力 垂れる稲穂に あやかりし 戻れぬ三途 渡し舟なし
 行き過ぎる 人の姿に 我の影 見えざる気配 悟られしやも

カフェでウインドウの前をSさんが歩いていた。5年前に故郷に戻り、元気に挨拶を受けたが、気が付くと杖をつき、ゆっくりと歩んでいる。私もいつかそうなるだろう。
 
居ぬ妹(いも)を 頼りし吾の 見る夢は 戻れぬ月日 現象の歌

2019年11月2日 晴
わずかながらも家の”捨てる”を始めている。もう20年も使わない見ない本・資料・道具などを廃棄する。後何年の命かわからないが、その日に身一つで逝きたい。 身近な人に少しの間の思い出だけを残せれば良しとする。捨てるのも結構時間がかかる。20年前ならば体力もあって、はかどったろうが今は少し動くと疲れる。2~3日後に腰にくる。徐々に労りながら。
中央のカフェで江戸小文字の釈文の添削。班長たちが確認して入力して作成したのだから、精読して添削して返すのが義務だろう。何より復習になる。1冊は精査した。 残る1冊は明日。中央は、4箇所でFreeLiveをやっていた。そのうちの、三笠通り会場の写真をアップする。残る3会場のうちリドレのライブを聴きながら釈文を添削した。 最近は3連休という感覚がなくなっている。毎日が休日。

2019年11月1日 晴
月初めの行事というか心の平静さを保つル-ティンをした。旧宅のベランダの日よけ屋根が台風15号で一部が飛ばされた。その修理を保険で補うべく電話で確認。 風害も対象なので写真と見積もりを送って欲しいとの事。修理はYMさんに伝えた。植木鉢の割れたのが結構あるので、不燃ゴミに出すべくまとめた。一度に持って行けないくらい重い。 隣家が猫よけの溶剤を撒いたら、我家の周りでし出した。順繰りに回遊しているようだ。
中央のカフェに行く。中務集と古文字の勉強。中務は万葉集の挽歌と異なり、花鳥風月が多く引用や換骨奪胎で創作意欲が湧く。男女の歌は、もう卒業だ。歌いたいが昔のことで、今は相手がいない。