熊木清一《記憶-シアノバクテリアー》(部分) |
宇宙誕生137億年, |
クロード・フィレット《春》 |
百川を障えて之れを東せしむ 狂瀾を既倒に廻らす 韓愈『進学解』 春の長閑な田園、 生きづらい世の中でも 淡々と受け入れて コミュニケーションが生まれて 静かな空間に波風が立つ。 |
栗原一郎 《顔》 |
モデルに恋をする いい女だから 胸は大きくない むしろ小さい 胴長かもしれない ハイヒールが似合わない 冷たい視線を投げる 甘えさせてくれそうで 少しも甘くない なぜ恋するのか わからない それがいい女なのだ |
この絵は衝動買いである。立軌会で観て惚れたから。作家は伊達男を気取っていた。当時はキザという言葉があった。でも言葉をかわしたことはない。 |
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工藤照重 《奥入瀬川》 |
中学の修学旅行の思い出が奥入瀬川の渓流伝いに歩いたことだ。途中願い事が叶うという神木に紙を濡らし丸め投げつけ、くっ付くと叶うという。あれから半世紀、元気でいることが応えなのかな。 旅は時々してきたが、これ以上の風景を観ないし心が擦れているので感動が起きない。それで美術館ばかりに観に行っているというのは違う。自然に身を置くには歩くという動作を伴う場合が多い。それが苦手なだけだ。 パタヤビーチのはずれで、人工の光が360度無い世界の星明りは良かった。 |
クプジンスキー 《メロディ》 |
幼児絵のようで好きだ。とても発想が追い付かない。どうしたら描けるのかな。チャレンジしても無理みたいだから眺めるだけにしている。 |
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