熊木清一《記憶-シアノバクテリアー(部分)
 

宇宙誕生137億年,
地球誕生46億年,
生命誕生40億年,
新人出現3.5万年,
洞窟絵画3万年,
縄文文化1.2万年,
私生れて21,325日,
昨日を悩まず
今日を楽しく
明日を悲観せず
未来に現れるACGTを想い,
故郷で
趣味に精だす日々を過す。

   
 クロード・フィレット《春》



百川を障えて之れを東せしむ
狂瀾を既倒に廻らす

          韓愈『進学解』


春の長閑な田園、

生きづらい世の中でも

淡々と受け入れて

コミュニケーションが生まれて

静かな空間に波風が立つ。
  栗原一郎 《顔》
モデルに恋をする
いい女だから
胸は大きくない
むしろ小さい
胴長かもしれない
ハイヒールが似合わない
冷たい視線を投げる
甘えさせてくれそうで
少しも甘くない
なぜ恋するのか
わからない
それがいい女なのだ
この絵は衝動買いである。立軌会で観て惚れたから。作家は伊達男を気取っていた。当時はキザという言葉があった。でも言葉をかわしたことはない。

 
 工藤照重 《奥入瀬川》


 中学の修学旅行の思い出が奥入瀬川の渓流伝いに歩いたことだ。途中願い事が叶うという神木に紙を濡らし丸め投げつけ、くっ付くと叶うという。あれから半世紀、元気でいることが応えなのかな。
旅は時々してきたが、これ以上の風景を観ないし心が擦れているので感動が起きない。それで美術館ばかりに観に行っているというのは違う。自然に身を置くには歩くという動作を伴う場合が多い。それが苦手なだけだ。
パタヤビーチのはずれで、人工の光が360度無い世界の星明りは良かった。
 クプジンスキー 《メロディ》
 幼児絵のようで好きだ。とても発想が追い付かない。どうしたら描けるのかな。チャレンジしても無理みたいだから眺めるだけにしている。
   

 

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