丸山容爾《ピエロ》
竹馬の 友を数えて 老の坂

連れて登るは 古来稀なり 
            (秋長堂)

古希を迎えられそうな歳まで
生きながらえるとは
今や当たり前のようで
運が良いだけかもしれない
同級生が50代で
ばたばた先に逝った
年金すら貰わずに
積み立てただけだ
これから増えるのだろう
積み立て人が
 松井豊 《水の精 Ⅱ》
 
 松任谷国子 《赤い帽子の女》
 
   
 松下京子 《裸婦》

 写真のせいではない。実際にこのくらい薄い細い線のデッサンである。
   
 マウラナMAULANA 《象と鳥》

 大地が違う
生きている生物が異なる
地球の営みが違う
共生の仕組みが異なる
見え方が違う
表現が異なる
文字にすると動物が違う。

自由闊達な絵だ
大人になって描けない
何故だろう
恥ずかしいからか
自分はもっと巧く描ける
そんな見栄から抜けきれない
嫌な老人になってしまった
   
 増地保男 《友達》 2003

動物は苦手なので、絵で親しくなることにした。
癒しになっているか分からないが手間は掛からない
 《漁港》

   
 間瀬 顕 《夜明け》 6F

 
   
 松島治基 《プロフィール》 3f
 

 

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