山本美智代《歩く人》(部分) |
どのくらい歩いたのだろうか |
柳沢敏男 《花》 |
新築した自宅の玄関でお客様を迎えていた。しかし先発完投型にはならずに今はベンチを温めている。やはり、無難な絵には突き抜けたインパクトに欠ける。 両親はいたし、変な奴と思われても困るので、30年ぶりの故郷に迎合した。でも落ち着いた絵で来客には評判よかったと思う。 |
山内ちとせ |
イラストレーターの女性のペン画で怪しい魅力に溢れている。作家が憧れる女であり、妬みの対象にもなりえる女だ。 |
山根功 《裸婦》 |
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山本集 《ふるさと》 |
元ヤクザの組長である。中年で絵描きに転向した。富士山の雄大さを絵に閉じ込めようと努力した。関空に雄大な富士山の絵を寄贈したが、難癖をつけた人がいる。絵に罪などないが、羨ましさと嫉妬ではないかと思う。 「古里はいつ帰りてもあつきかな」は俳画と称しての売り絵だが、好きなので買った。自分は古里ではなく故郷だと自負している。 |
山田久美子 《十六》 |
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